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西武流ドラフトについて中学生が考えてみた

こんにちは、獅子となれです。今回は西武流ドラフトについて中学生の僕が考えてみました。
あっという間にシーズンが終わり、ドラフトの時期が近づいてきましたね。
西武は昔からドラフトが上手いので今年も見逃せません。
本当は他のnoterさんのように西武の2023ドラフトについて名前付きで予想したいのですが、なにせ僕が西武ファンになったのもここ最近なのでそこまで予想できる立場ではないと思った次第です。


ドラフトが上手いのはチーム事情によるもの?

西武は本当にドラフトが上手いです。2018年~くらいのいわゆる山賊打線はスタメン全員生え抜きオーダーでした。ここからも西武のドラフトの上手さが見受けられますね。
しかし、西武はFA流出が多い球団で有名です。昨オフも森選手がFAしましたし、これまでたくさんの選手がFAしました。現在かつて山賊打線といわれていた面影はほとんど残っていません。
しかし、西武はFAによる流出を見越した戦略的ドラフトが行われています。
西武特有のFA事情がドラフトの上手さを引き出しているのです。(FAにより必要な戦力が流出している点では決して良いとは言えませんが…。)

過去4年間のドラフト表を作成しました。参照: http://pospelove.com/draft-lions.htm

FAならではの戦略的ドラフト

実際、FAによる流出を見越した戦略的ドラフトが大きく役に立った事例が数多く存在します。ここでは森選手の事例について解説します。

捕手2人を事前獲得した2021ドラフト


当時森選手が来季にFA権を取得する2021年のドラフトは、3位に強肩強打が武器の古賀捕手と育成の古市捕手2人を指名しました。この指名は「何があってもいいように」と判断した編成の意見からでしたが、過去にも同じように炭谷捕手のFA権取得前年に森捕手と岡田捕手を獲得しています。
球団OBは「守備面だけなら岡田、柘植で十分カバーできる。ただ将来的に主戦を張る攻撃力も備えたキャッチャーは『いる時』に取らなければなかなか補えない」と話していたので、当時から球団にFAを見越した戦略的ドラフトが浸透していたことが伺えます。

参照:「神ドラフト」だ! 西武の“パーフェクト指名”に内外から称賛の声 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)

育成ドラフトにも抜け目がない

育成ドラフトを制する者がドラフトを制す…。ドラフトは奥が深いですね。
今シーズンの西武は開幕から何度も育成出身選手に助けられました。
特に紹介したいのがこちらの滝澤選手

この滝澤選手、WBCで骨折してしまった源田選手の復帰まで児玉選手と併用して試合に出場していましたが、本当に育成出身か!?と思う守備を魅せてくれました。小柄な体格を生かした守備は源田選手に引けを取りません。

まとめ

今回は西武流ドラフトについてご紹介させていただきました。
戦略的ドラフトを行っている西武の凄さが伝わりましたでしょうか?
今年もたくさんの選手がドラフト指名され、念願のプロデビューを果たします。球団問わず、全選手がたくさん活躍されることを心から願っています。

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