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11 期待を裏切ることの恐怖

 母子家庭でお母さんと一緒の時間を多く過ごして来なかったからか、期待を裏切ってしまうことが大人になったいまでも怖いのです。

それは、大切な人でも、他人でも同じぐらい怖い。

なんでだろうと考えてみたんですが、根本的なところで「十分に愛してもらっているという実感を得ることができなかった」という考えもあるとおもいました。

もちろんお母さん含め家族に愛してもらってきたと思います。母子家庭だけどおかあさんがお父さんにもなるから。とお母さんは口癖のように言っていました。もしかしたら私たちに言っているようで自分に言い聞かせてたのかもしれません。私のお母さんを一番尊敬してますし、大人になったいま、お母さんは母として、一人の女性として、私たちの前でみせなかった弱い部分があったんだなと、強く見せ続けてくれたことに感謝と尊敬を持っています。

 ただ、子供の頃は寂しい思いもたくさんしました。子供ながらに家族に気を使っていたと思います。家族の喧嘩が起きた時は、バカなフリをしてニコニコしていたし、ワガママを言うこともほとんどなかったです。

その、子供時代に我慢していたものが大人になった今すごく影響しているなと思うんです。

自分の実力で成功しなかったこと。それが、自分のせいではなかったとしても関わっていることが誰かを悲しいと思わせてしまったこと。そういう類のこと全てに責任と自分に対する負い目を感じるんです。

この気持ち、どう対処していこうかとそれもまた悩みw

同じような気持ちになるかた、いないのかなぁ。