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かたづけの魔法の前に

我が子孫よ、ワシじゃ、先祖じゃ。
今ここにワシの恥を晒そう。
ワシは片付けが苦手なまま大人になってしまった。そのせいで失った縁やら運やらも多い。
部屋が片付いてないとものが無くなるし
自分で自分が恥ずかしくなったり責めたりしてしまっておった。

ワシは何とかしたいと思って、かたづけの魔女が書いた魔法の本を買った。ときめかなくなって売った。そしてまた買った。
収納アドバイザーみたいな人にお金を払って相談したこともある。

結果、全く片付かなかった。
部屋は汚いままだったのじゃ。

なぜじゃとおもう?

いろんなアドバイスで片付けの知識を得ても、ワシが動かないと部屋は片付かない。
そこが片付かない大きな原因だったのじゃ。

ゲームの魔法みたいにぱぱっと自動で部屋がきれいに片付くことは無い。
あたりまえじゃか、オール手動じゃ
お掃除ロボットが通れる床をつくるにはワシが片付けるしかない

あと、片付けは1回やればOKみたいな甘い文句が魔法の本にはあるが
生きてたら部屋は散らかるんじゃ。
片付けは1回では終わらぬ。
キレイな部屋に住むには日常的に片付けをする必要がある。

つまり、日常的に体をうごかさないといけない。

てことはじゃよ。
魔法の前に、まず体力がいる。

我が子孫よ、寝っ転がって、スマホでこの記事を読んではいないか。
片付けるどころか、起き上がる気力もないのでは?

とりあえず、仕事や遊びで疲れてるなら寝るのじゃ。

じゅうぶん寝たはずなのに、すぐ疲れて横になっちゃう?それでは、片付かんぞ。

子孫よ。
疲れやすい、に効くのはドデカミンでもアリナミンでもなく、意外にも姿勢を正すことなのじゃよ。

これは、先祖のワシが体感済みじゃ。

姿勢がいいと、体はラクに動く。
姿勢が悪いと体はめちゃくちゃ動きにくいから余計につかれやすい。

ワシ、片付け力は姿勢が良くなるにつれてググッと上がっていっておるよ。

我が子孫たちよ。
片付けの魔法に頼る前に
まず姿勢を正すのをすすめるゾ。

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