股関節を柔らかくしたいなら○○の傾き

「ストレッチ頑張っているんだけど、股関節なかなか柔らかくならないんだよね~。」

こんな方の課題は大きく分けて2つ
・マイナス因子が取り除けていない
・実は股関節をストレッチ出来ていない

それぞれ解説していきましょう。


マイナス因子が取り除けていない

「股関節を柔らかくしたい!」気持ちを阻むのは、股関節周囲の筋肉に負担をかけ続ける動作です。
例えば、骨盤を後傾するような座り方

例えば、片側に体重をかけるような立ち方

関節はその周囲の筋肉が適切に伸び縮みすることで可動域を保ち、逆に、硬くなり伸び縮みしづらくなることで可動域が低下していきます。股関節周囲の筋肉に負担をかける上記のようなカラダの使い方を続けると、次第に股関節は動きづらくなり、柔軟性を失ってしまいます。

股関節に負担をかけないカラダの使い方として…
・そもそも座りすぎない
・疲れない座り方を身につける
・疲れない立ち方を身につける
など。
上記を心掛けてマイナス因子を取り除きましょう。

【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!!

【簡単解説】疲れない立ち方の5つのステップ!


実は股関節をストレッチ出来ていない

ストレッチ時に股関節周囲の筋肉を狙って伸ばせている感覚はありますか??

例えば、床に座り両足裏を合わせて脚を広げるストレッチ。

よくあるエラー動作

骨盤が後傾した状態で、腰を丸めるて前屈していると、股関節周囲の筋肉へのストレッチ感は乏しく、腰部にストレッチ感が出ます。腰部、股関節などの可動域が低下していると、骨盤の傾きをコントロールすることが難しいので、こちらのエラー動作が引き起こされます。

理想の動作

骨盤をニュートラルから前傾していく。大腿骨に対して骨盤を前屈していくことで、股関節周囲の筋肉にストレッチ感が出ます。

股関節のストレッチでは一工夫が必要

腰部や股関節の可動域の狭さがあると、上記の理想の動作はほぼ出来ません。一工夫をしていきましょう!

例えば、坐布で高さを出し、片脚ずつ

床で行う場合、坐布やクッションなどでお尻の位置を高くします。膝よりも骨盤を高くすると、骨盤のニュートラルポジションを取りやすくなり、前傾も行いやすくなります。
加えて、片脚をあぐらの様に折り込むことで、骨盤の傾きをコントロールしやすくなります。

例えば、椅子を2脚用意して、片脚ずつ

椅子で行う場合は、前後に並べ、片方に座り、片方に足を乗せます。ストレッチしない側の脚は椅子から下ろします。床と比べると、逆脚を下ろせるので、より骨盤の傾きをコントロールしやすくなります。


股関節のストレッチは骨盤と大腿骨の位置関係

普段行っているストレッチと比べていかがですか?
骨盤の傾きを意識したことはありましたか?

上記のストレッチでは、大腿骨(太ももの骨)に対して骨盤を前に傾けることが大切でした。

骨の位置関係を学ぶとより効果的なストレッチを行えますよ^^


更にカラダの使い方について学びたい方はこちら↓↓

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初めは簡単に姿勢が崩れてしまうでしょう。
今までの人生で培ってきたカラダの硬さ、動きづらさがあるから当然なんです。

初めからスッと出来る人はなかなかいません。
「姿勢は崩れてもOK!!気づけたら直せば合格!」くらいに捉えて実践してください。1日の疲れ方が変わってくるのを少しずつ実感出来るはずです。


カラダの使い方を身につけて、ストレッチ効果を高めましょう~^0^


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