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ポケカのすすめ(後編・ポケモンカードのはじめかた)

こんにちは、好きなタイプはこおり・ゴースト・フェアリー、shirtskirtです。

前編・イラストや、かわいいものが好きなあなたへ」を読んでくださった方、ありがとうございました!

今回の後編では、前編を読んで興味を持ってくださった方や、実はポケモンカード(以下、ポケカ)がちょっと気になっている・・・という方が、いま実際にはじめるとしたら、どのようにしたらよいかという内容を、いちプレイヤーの視点ではありますが、お伝えしていけたらと思います。

前回に引き続き、若干かわいいものが好きな視点が入ってくると思いますが、ポケカをはじめたいとき・はじめたばかりのときに知りたい情報を網羅していく内容にしたいなと思いますので、幅広くお役に立てるとうれしいです!

1. あなたのタイプ別、最初に買うデッキ

「ポケカをはじめたい・やってみたい」と思った方が、最初に買うとよいもの。それが「スターターセット(別名スタートデッキ、構築済みデッキ)」です。

ポケカは60枚のカードを組み合わせて、自分の「デッキ」を作り、1対1で対戦するカードゲームです。
バラバラにカードが封入されている「パック」もありますが、はじめて買うなら、対戦に必要なカードがバランスよく60枚入っている「構築済みデッキ」がおすすめです!

1-①. 続けるかわからないけど、まずはやってみたい方向け

まずはやってみたい、興味がつづくかはやってみないとわからない、安く気軽にはじめてみたい。
そんな方には、コンビニでも買えちゃう「Vスタートデッキ(550円・税込)」をおすすめします!

こちらは、2020年7月に発売された、一番新しく、一番手に取りやすい構築済みデッキです。
税込550円なので、友達と1つずつ買って遊んでみたり、家族で2つ買ってみたり、1人で2つ買ってコソ練したりを気軽にすることができます。(2つ買っても1,100円!)

9タイプのデッキがあるので、表紙のポケモンやタイプを見て、使ってみたいものを選んでみるのをおすすめします。
かわいいの代表格(?)、ミュウ・ピカチュウ・イーブイのデッキもあります。好きなカードでテンションが上がるのが一番という説、推していきたい・・・。

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やっぱり勝てた方が遊んでいて楽しい!というのもあり、「強いデッキ」という観点では諸説ありますが、このスタートデッキのみ持参で戦うイベントに参加した経験でいうと、対戦相手はほぼ全員、ルカリオ(闘タイプ)、またはホエルオー(水タイプ)のデッキを使っていました。

ルカリオ(闘タイプ)のおすすめどころ
闘タイプを弱点とするカードが多いので(無色・雷・悪など)、弱点を突きやすい。(ただし、家族や友達間で最初に買ったデッキが弱点を突く組み合わせだと、争いの元になるといいます・・・😇)

ホエルオー(水タイプ)のおすすめどころ
運要素もあるけど、高い攻撃力を出しやすい。全体にダメージを与えられるポケモンが多く入っている。

ちなみに私はガラルヤドラン(悪タイプ)が使いたかった(かわいいから・・・)のでこちらを買いましたが、8割くらい勝てたので、強いデッキという観点でもおすすめです。(ただし、ガラルヤドランではなく別のポケモンが活躍しました・・・)

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安いからと侮るべからずで、もし遊んだ後「もっと強いデッキを作ってみたい!」と思ったら、安価で作れる強いデッキレシピのアイデアをtwitterなどで探すこともできます。(#Vスタートデッキ2000円改造など)

1-②. 慣れたら自分でデッキを作ってみたい方向け

すでにポケカをやっている友達と遊んでいきたい、ちょっと本格的にやってみたい、キラキラのカードが使いたい(・・・)など、このあと自分でもこだわりのデッキを作る!というモチベーションのある方は、以下のいずれかのセットをおすすめします。

スターターセットVMAX リザードン(炎)
スターターセットVMAX オーロンゲ(悪)
スターターセットV 雷

(各 1,711円・税込)

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こちらは、前の項目で紹介したVスタートデッキより3倍くらいのお値段になる分、ざっくり言えば中身が豪華&強いです。

・今後炎タイプ、悪タイプ、雷タイプのデッキを作っていくのに役立つ、強くて汎用性の高いカードが入っている
・「VMAXセット」には、「V」に重ねて進化できる「VMAX」が入っている
・キラキラのカードが入っている
・コインがついてくる(「スターターセットV 雷」にはモルペコのかわいいコインがついてきます)

特に今後、炎、悪、雷タイプでデッキを作ることを考えているのであれば、ぜひおすすめできるセットです(どれも既存プレイヤーにも人気で、品薄のものも・・・!)

2. 遊び方をおぼえる

この動画を観ます(完)

さすがポケモン、公式がとてもわかりやすい動画を作ってくれています。私も最初にこの動画を観てルールを覚えました・・・!

最初からすべては頭に入らなくとも、1度この動画を見て遊んでから、わからなくなったところを動画で復習する、あるいは検索してみる・・・などしているうちに、気づいたら何も見ずともすいすい遊べるようになっていると思います。

動画を見ていると、自分でもやってみたくなりませんか・・・?

3. 一人でも遊べる、練習できる「一人回し」

ポケカ、やってみたい!と思ったときに、興味を持ったのが周囲で自分だけだったり、いつでも対戦相手の都合がつくわけではなかったりなど、相手を見つけるのがむずかしい時もありますよね。

安心してください、一人でも遊べる・練習できる方法、「一人回し」があります。

一人回しとは、デッキを2つ用意して、一人二役で対戦することです。上の写真のように、左のデッキ VS 右のデッキ、私 VS 私 で戦います。(先攻・後攻はコインで決めたりします)

これは決してネクラの遊びではなく、自分でデッキを作っている人は、新しく作ったデッキの完成度を試したり、自分のプレーの腕を磨くべく、だいたい一人回しで練習してから人と対戦しています。

いつでもタイミングが合うわけではないですから、自分の遊びたい時に遊んで、腕も上げちゃいましょう!

4. 自粛中も遊べる、「リモートポケカ」のやり方

外出自粛の今、なかなか友達と顔を合わせてポケカをする機会を持つのがむずかしいかもしれません。

そんな中、主流になってきた対戦手段として、Skypeなどのビデオ通話ツールを使った「リモートポケカ」があります。私も在宅勤務になってからは、会社の同僚と、各々の家からリモートポケカで対戦しています。

公式のリモートポケカの記事もありますが、こちらでは私が普段やっている、「Google Meet」を使った方法を紹介しますね。

用意するもの
・PC
・スマホ
・アームスタンド(スマホを空中で固定するためのもの)
・Googleアカウント①(PCからmeetに入るために使います)
・Googleアカウント②(スマホからmeetに入るために使います)

やりかた
1. meetのURL(通話する部屋)を用意して、対戦相手の友達に共有します。
2. PCでGoogleアカウント①にログインし、meetの部屋に入ります。
3. スマホでGoogleアカウント②にログインし、meetの部屋に入ります。(ハウリングしないよう、音はミュートにしておきましょう)
4. スマホをアームスタンドにとりつけ、自分の机が映るように調整します。
5. 相手の準備ができたら対戦開始!🦕 PCの画面に相手の机の上を映しながら戦います。

・PCのインカメラの他に、外付けのwebカメラをお持ちの場合は、スマホや2つめのアカウントは必要ありません。(webカメラを机が映る位置に設置すればOK)
・スマホをwebカメラ化するアプリを入れて、PCと同期している場合も、2つめのアカウントは必要ありません。ただしこの場合、アプリの同期方法によっては通信が遅延する場合もあるようです📝

私が使っているアームスタンドはこちら・・・(白くてかわいいので☆5です)もっと安価で購入できるものもありますし、自撮り棒を固定して使っているなども聞いたことがあります。

5. はじめから揃えたほうがいい周辺グッズ

550円のVスターターデッキであれば、直接カードを使ったり、遊び終わったら元の箱にしまったり・・・でも十分です。
しかし、もし「入っているカードを使って後から自分でデッキを組みたい」と考えていたり、1,711円の「スターターセット」の方を買うようでしたら、以下の2つの周辺グッズはあらかじめ持っておくのをおすすめします!

デッキシールド(スリーブ)
前編で少し紹介した、カードを保護するためのカバーです。
カードをそのままシャッフルすると、すり傷やひっかき傷がついてしまうため、保護のためにつけておくことをおすすめします。
公式だと792円(税込)でかわいいのが購入できますし、無地や透明のやつでいい!ということであれば、amazonやヨドバシ.comで安く購入できます。(公式のかわいいのをいくつか貼っておきますね・・・・・)

ちなみにこのかわいいデッキシールド自体を傷つけたくない場合、「オーバースリーブ(スリーブプロテクター)」という、さらに上から保護する概念があります。私も使っていますが、かわいいデッキシールドが長持ちするし、さらさらしてシャッフルしやすくなります。

デッキケース(カードケース)
カードを収納しておくためのケースです。Vスタートデッキの方でも、デッキシールド(スリーブ)にカードを収納すると、元の箱には収納できなくなるので、ケースを持っておくことをおすすめします。
ケースがあると、持ち運びや収納管理がしやすくなります。
公式では398円(税込)〜、他の通販サイトで安くて無地のものであれば200円以下で購入できます。

形から入ることって、何も悪いことじゃないな・・・?🤔

・公式グッズは、ポケモンセンターオンライン、各ポケモンセンター実店舗、一部amazonなどで購入できます。

最後に

ここまでが、「はじめてみたい!」と思った方向けの内容になります。

先日Vスタートデッキの売り場の近くで、20代前半くらいの男女のグループが、「やってみたい!」とワクワクした感じで1つずつ買っていくのを見かけ、とてもうれしい気持ちになりました。
そう、ポケモンカードはじめる時って、ワクワクするんだよなあ・・・。

私がはじめた時は、ちょっとずつルールやデッキの組み方を覚えたり、会社の同僚と対戦しまくって(企業対抗戦という大会出場が決まっていたモチベーションもありましたが)、勝てるように考えてデッキを改善していくのが本当に楽しかったです。
今は在宅勤務移行の影響などもあり、以前のように気軽にはやれなくなりましたが、リモートでのコミュニケーションとしても、ポケカが機能しています。

「やってみたい」とちょっとワクワクしてる方が、最初のデッキを手にとって、楽しさを知ってくれますように。

この記事が、誰かの背中を後押しできるとうれしいです。

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ここから先はおまけとして、「もっと強くなりたい!」と思ったとき、私が友達に教えてもらったような、最初に知っておけると嬉しい内容を書いておきます。(つまり、ポケットモンスター金・銀における「カントー地方」的な部分とも言えるのではないだろうか・・・?)

「はじめてみたい!」のステップの方が読むには、少し情報過多な部分があるかもしれないので、必要な段階になったら、「そういえば続きがあったな」と思い出してもらえるとうれしいです。

おまけ 1. 強いデッキレシピの見つけ方

最初の構築済みデッキで遊んで慣れてきた、友達の強いデッキに勝つために自分もデッキを作りたい・・・。
そんなステップに進んできたら、参考になるデッキレシピを探しにいきましょう!

(デッキ作りの基本的な考え方は、公式の記事を貼っておきます。)

まずは、最近のイベントで優勝している「優勝デッキ」をチェックするのがおすすめです。以下に、私がいつもチェックしているアカウントのツイートを引用させていただきます。

ツイートのURLに飛ぶと、その日の大会で優勝したデッキの写真がいくつも上がっています。(大会の主催の方が、優勝デッキを撮らせてもらってアップする文化があります)
これを見ると、優勝したデッキ(強いデッキ)には、どのカードが何枚入っているのかの参考になりますし、今強いとされるデッキ・人気のデッキもわかります

また、世界大会に出るようなトッププレイヤーが考えたデッキレシピも公式で紹介されています。

気になるデッキがあったらレシピを参考にして組んでみて、自分で使ってみながら使いやすいように調整していくのがおすすめです。

ちなみに、すべてのカードは「トレーナーズウェブサイト」で検索することができます。デッキレシピを見て、「これはどんなカードだろう?」と気になったら、ぜひ調べてみてください。

おまけ 2. カードの買い足し方

自分のデッキを作るために、カードを買い足したい!そんな局面にきたあなたへ。

カードの買い足し方は、
・シングル買い(必要なカードを、必要なだけ買う)
・パック買い(定期的に発売される新しいカードをランダムに買う)

が主流になります。

パック買いは、たくさんカードを持っている人向けの買いかたですので(買うのは楽しいけども・・・💸)、ここでは必要なカードだけ買うシングル買いをおすすめします。

主なシングル買いの方法は、以下の2つです。

📦 メルカリで買う
カードの名前で検索するとたくさん出てきますので、値段や出品者の評価、写真に写ったカードの状態(キズがないか、曲がっていないかなど)をチェックして、好きなカードを購入します。たくさん購入すると、郵便受けに茶封筒があふれ返ります。

🐘 カードショップで買う
町のカードショップに行き購入します。都会のお店だと、メルカリより少し値が張ることもありますが、必要なカードをすぐにたくさん揃えられること、安いカードをメルカリ(出品の最安値が300円)より安く買えること、直接カードの状態を確認できるのはメリットです。

おまけ 3. レギュレーションの注意

ポケカでは、新しいカードを追加してもゲームバランスを保ったり、新しい方も参入しやすい環境を作るべく、定期的に「スタンダードレギュレーション(以下、スタンダード)で使えるカード」が入れ替わります。(レギュレーション落ちとも呼ばれます)

カードを購入するときは、左下のここのアルファベットをチェックして、今のスタンダードで使用できるカードか確認しましょう。

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ちなみに、2020年9月1日時点では「B〜D」が対象となります。「A」は使用できないので、間違って購入しないよう、気にかけてみてください。

・これまで発売された古いカードがほぼすべて使用できる、「エクストラ」というレギュレーションもあります。知識量も問われる濃い世界です。
・「A」が昨年末に落ちたので、「B」は今年末に落ちるのでは・・・?という噂もありますが、まだ推測の域です。変更の2ヶ月くらい前に公式のアナウンスがあります。

おまけ 4. 今後の発売予定情報

各ECサイトで事前に出た予約情報などから、先々の発売予定をまとめてくれているファンページなどがあり、時折チェックしています。

今はシングルで買うと高くなっている「クロバットV」が確定で手に入るボックスの発売があったり、もしかしてあの高騰中の必須カード(ボスのs...)はこの「シャイニースターV」で再録されるかもしれないな・・・?なら今無理して買わなくても安くなるかも・・・(モニャモニャ)など、有益な情報を得ることができるので、たまに覗いてみるのをおすすめします。

以上、おまけでした。welcome to pokemon card ground...

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