見出し画像

【四コマ】祖父はレジェンド (1/10)

こんにちは, Chill子(ちる子)と申します。

先月祖父が他界し、気持ちの整理をどうつけたらいいかと悩んでいる毎日ですが、人の死を思うたびに私はメキシコの文化「Dia de Los muertos」を思い出します。Dia de los muertorsとは「死者の日」と訳され、死を嘆き悲しむのではなく亡くなった方が生前に好きであった食べ物や飲み物、パーティやアクティビティを行ってお祝いをする日のことです。

メキシコの文化では人の死は人間が経験する自然的な出来と都の中の一部で、生誕から子供時代、大人になつてコミュニティへ貢献する一連の流れに組み込まれているのです。死者の日には亡くなった人々はコミュニティの一因となり、永遠の眠りから目覚め愛する人々とともに祝います。(https://www.nationalgeographic.org/media/dia-de-los-muertos/ を参照)

この文化について知ったきっかけは2018年に公開されたディズニーPixarの映画「リメンバー・ミー」(Coco)だったのですが、劇中で語られたセリフに、20歳の私は衝撃を受けました。当時のメモにこう残してありました。

"The true death of people who passed away comes when the are no longer remembered. If there are just one person who still cherish their memories in their mind, they never die." (人の本当の死は、忘れ去られたときに訪れる。たった一人であったとしても、思い出を大事にしまっている者がいれば、決して故人は死ぬことはない。)

20歳の私にとってこの考え方は大変新しく、まさに開眼をした気分になりました。大切な人が亡くなって本当に悲しいけど、その人のことを覚えている限り、決して死なない。

だから私は残そうと決めました。24歳の私にとって祖父から学んだこと、過ごした日々は本当に記憶に新しく今でも鮮明に幼少期の記憶が思い起こされます。この気持ちを、思い出を、残そう。多くの人に、私のおじいちゃんはすごかったんだぞと知ってもらおう、と。決心したのです。

激動の時代を生き抜いた私の祖父は本当に我慢強く、精神力が誰よりも強かったのです。自然に囲まれて育ったため、自然を使った遊びをいくつも教えてくれました。祖父と見た水戸黄門やいったスキーは本当に楽しかった。そんな思い出を、連載していこうと思うのです。

前置きが長くなりましたが、一話目「祖父とフライドチキン」を投稿します。ツンデレの祖父は、肩車をせがまれると本当に喜んで、いつもフライドチキンを買ってきたものです。うれしかったなあ。

画像1

画像2

画像3

画像4


ここまで読んでくださってありがとうございました(*^^*)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?