then

カーブを颯爽とかけていく
眼差しはただまっすぐだった

いつしか忘れていた
走り続ける真っ青さを

再び戻るときに
また出会えるのだろう

あの時はどこまででも
連れてってくれる期待溢れてた

だんだんと変わっていく景色
思いもしないところへ
たどり着くこともある

予想もしない出来事が
いつか楽しいと思える日に
今また走って行くよ

風が変わった
駆け抜けた日が
僕の背中を押す
羽根を吹かして

超えていける
何度でも飛び越え
あの頃のような
輝きをもう一度


雑踏の中埋もれてた
抜け出すことだけ考えた

どこで間違えたなんて
探しても無駄なはずで

いくつも駅乗り継いで
追い求めるたび

街並みは変わってくけど
空はきっと同じ色のはずさ

あの頃はなんて振り返る
傷も綺麗な思い出さ
ひと回り大きくなった

また帰ったときに
気づくことができるように
ずっと走り続けるよ

風を変えろよ
走る速度は
ゆっくりでも
息切れしても

超えていける
あの頃の熱さ
残っているから
この胸の中


いつの日もその時も
走り続けてる

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