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[読書感想文❓]その道のプロに聞く生きものの持ち方

こんにちは。
今回は生きもの系の感想文です。

表紙に載っている生きものを抜粋して、イラスト化しました。
今回は、このイラストを使って感想を書きたいと思います。

生きものの持ち方

カブトムシ

小学生の頃にこの本に出会いたかったです。
カブトムシの持ち方、ずっと間違っていたことを本書で知りました。
小さいツノの方だったんですね------。
私はずっと大きいツノの方を持っていました。
ごめんなさい。あの頃のカブトムシさんたち。

昔、父親が山から大量のカブトムシを採集して段ボールに入れて帰ってきたことがあります。その時、私は父親が「宝箱を持ってきた!」と大喜びでカブトムシの飼育をはじめましたが、一方で母親がドン引きしていたのもよく覚えています。大人だからと言って、飼育の仕方や、持ち方を知っているということはありません。父親は世話の仕方まではわからなかったようで、母親はカブトムシに近寄らなかったです。当時の私も、飼育と観察という本を頼りに自己流で育てていました。その本には持ち方までは載っていなかったので、今まで間違っていたことに気づきませんでした。読んで良かったです。


ハリネズミ

表紙の左上に寝転ぶハリネズミと目が合った時、
なんとも言えない幸福感に包まれました、、が
持つとなると話は違って、、
ハリネズミの持ち方は、革手袋必須。
持てば必ず針を立てる警戒心の強いハリネズミの持ち方は、
持つ、というより、手の上に乗せているような感じですね。
ハリネズミの表情が「?」って感じで可愛いです。

持ち方の本の中にあって、「あまり、さわらない」と書いてあったのが印象に残りました。どんな生物も、持って良いということはなくて、ただ、命を預かる上で必要な場合に正しい持ち方を覚えることは大事なことです。そのことを教えてくれる内容になっていると感じました。


フクロモモンガ

控えめに言って、かわいらしすぎます。
今ペットとして人気急上昇中のフクロモモンガ。
持ち方は、「両手で包み込む」。
こうすると安心して落ち着いてくれるそうです。

可愛らしい見た目からは想像もつかないアグレッシブさがあるフクロモモンガ。
捕まえようとして押さえつけてしまうと、断末魔のような声を上げると書いてあり、可愛いだけでは、生きものを飼うことは出来ないと思いました。思い通りに動いてくれないことを理解した上で愛することができる人の元で飼われる子は、幸せだろうなと思いました。


まとめ

本書は、

1 身近な生きものーカブトムシなど
2 虫・蟲・珍ペットーフクロモモンガなど
3 ペット・どうぶつーハリネズミなど
4 は虫類ーオオトカゲなど

4つのカテゴリー別に、その道のプロが持ち方を解説する構成になっています。
大きな写真で視覚的にわかりやすく、楽しく持ち方を学べます。

この生き物は、どうやって持てば良いのか❓の疑問に丁寧な解説と注意事項付きで答えてくれるだけでなく、持ち方をレクチャーすることを軸に、生きものの特性を知り、生きものを大切に育てる心を育むことができる良書だと思いました。

帯文字「小学生に大人気、図書室で取り合いになる本」に大納得の一冊です。


ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
素敵な今日を。

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