海外留学

今日はふと、今の私の生活の土台にもなった、「海外留学」について書いてみようと思った。
それはもしかしたら、今回のコロナウイルスの影響で、この間「海外旅行」について書いたことと共通するちょっとした、危機意識というか、もったいないなというか、本質は失いたくないな、という想いからかもしれない。

私は家族のおかげもあって、小さい頃から、当時の田舎にしては珍しく?英語のビデオを見せてもらったり、通信教育で英語を勉強してみたり、していたことで、とにかく小さい時から海外に興味があった。
小学生の頃から、仕事の中身もちゃんと分かっていないのに、私は通訳になる!と言っていた。(笑)
因みに一年の約半分を海外で過ごすような生活をしているけれど、今の私の仕事は通訳ではない。
高校の進路を決める中学3年生のときには、日本に行きたい学校はありません、海外の高校に行きたいです、とか生意気にも言っていて、実際1年生から海外の留学に行くために話を聞きに行ったりもしていたのだけれど、祖母の大反対があって海外の高校への入学は断念した。
英語の授業が比較的多い高校に進学して、小学校から夢中になっていたバスケットボールにまた夢中になり、毎日遅くまで練習していたけど、海外留学したい!っていう気持ちだけは消えなかったようで、自分でたくさん、交換留学について調べてた。通っていた高校は英語の授業は多いものの、2週間の留学制度が出来るか出来ないかくらいで、1年間海外の高校に通う生徒なんてまだ誰もいなかった。
今思うと、疲れているとか、眠たいとか、時間を忘れてとにかく自分で道を見つけようと始めてあんなに一生懸命取り組んだ時かもしれない。
そして全国の交換留学制度を見つけて勝手に応募して、高校3年生の夏からニュージーランドに留学した。
高校3年生から留学すると日本に戻って来たら同級生は皆卒業していて、大学への入学も1年生遅れることになる。
ということで、両親は何か言ったかもしれないし、高校の先生も何か言ったかもしれないけれど、驚くことに本当にこのあたりを覚えていない。
とにかく留学したい、海外の高校に行きたい、そういう気持ちでいっぱいだったと思う。
そう、私の中ではその時すごくこだわりがあって、大学生ではなくて、高校生で留学したかった。現地の高校に通いたかった。
このこだわりは大正解だったと、今でも思っている。
当時聞かれる度に、確かよく分かってもいないくせに、高校生のうちに行くのと大学で行くのは違うから、と皆に言いまくっていた気がする。笑
でも実際高校生と大学生は、やっぱり全然違う。
私は今誰かにアドバイスを求められたら、高校生のうちに行きな!
と必ず言う。
そして改めて振り返ると、私が高校生3年生から行ったのは、高校3年生の春の大会まで部活の試合に出たくて、高校生2年生は思いっきり部活がしたくて、そこから留学に行けるようなスケジュールで交換留学の試験を受けたからで、そう考えると、本当に好きなことをさせてもらっていたなと思う。
周りに恵まれているということと、そしてやっぱり自分の意思を強く持つこと。
周りに恵まれていることに本当に大感謝なんだけど、これからの自分の挑戦を自分で勇気づけるためにも、まずは自分が強い意思を持つ、自分が自分の意思を信じること。それが大事だって。

今度は、大学でも専門学校や語学学校でもなく、高校留学が良いと思うのか、ということについて書こうかな。

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