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ジョン・オリバーは天才だ。パート2♥

みんな大好きジョン・オリバー

ジョン・オリバーってコメンテーターいるの、皆さんはご存知?

この人は喋りが、とっても面白いし、ニュースをわかりやすく、高校生でもわかるように噛み砕いて解説・まとめてくれるから、お笑い番組より笑えるのに教育的で時事問題に詳しくなるので、忙しい現代人もなんとかニュースについていけるのだ。

そんなアメリカ人ならだれでも知ってる番組がLast Week Tonight。

プロによって丁寧に編集されたビデオで次々に証拠を簡潔な爆笑トークでさらっと紹介してくれるから、この番組だけ見とけば専門家たちの結論がわかるし、あーあの記事はNYTでこれはWHOのアナウンスメントでって証拠がどこからきたかもなんとなく視覚イメージで記憶に残るし、自分で色々と調べた気にもなる。保守派の馬鹿やネット上の陰謀論などの稚拙な反対意見も取り上げてわかりやすく木っ端微塵に証拠付きで否定してくれるし、反対意見にも詳しくなり、専門家がどうやって否定しているのかもわかる。

ロシア疑惑の追求の手も緩めないジョン・オリバー

そのジョン・オリバーが2020年の投票日の一年前である2019年11月3日の放送で、現状の選挙のセキュリティでは、2020年の選挙がまたもや盗まれるかもしれないと警鐘を鳴らしている。この時期はまだロバート・モラー特別捜査官によるロシア疑惑の捜査が継続中であり、2016年の選挙はロシアのハッカーたちによってアメリカ人から盗まれたとリベラルは疑っていたのだ。ジョン・オリバーは番組の枠を全部つかって、如何に選挙マシンが脆弱かを専門家の意見などを交えてわっかり易く解説。

これをみたアメリカ人は「そうか!アメリカの選挙は外国勢力の介入を赦す脆弱性が多数あるから、改善しないといけないな。2020年もあの豚野郎が勝ちそうだ。これはいかん!」と思ったことだろう。

そして、これが当時の記事。

選挙セキュリティは2019年当時はリベラルの共通の認識だったということがわかるだろう。

オリバーの3つの警鐘

We the Mediaの投稿が指摘するように、彼の論点は3つに集約される。

1. It's very easy to hack voting machines.
2. It's very easy to find unattended voting machines.
3. Voting machines are connected to the internet.

つまり

1 投票マシンは簡単にハックできる。
2 見張りのいない投票マシンを見つけることは簡単(物理的ハック)。
3 投票マシンはインターネットに接続されている(ネットを介した攻撃)。

これが、リベラルが知っていて、受け入れている事実であるわけだ。

だから、トランプがもし2020年の選挙勝っていたら第二のロシア疑惑の真っ最中で、今頃はアメリカを二分する市民戦争がアンティファ・BLMなどを始めとする社会正義を達成するには法律も憲法も関係ねーという勢力がリベラルの市民、メディアの支持を広く受けて各政府の建物を焼き払っていたころだろう。

ご存知の通り、現在はアメリカの選挙セキュリティは改善され完璧になりました。そのため、バイデンが勝ったことに疑問すら表明してはいけません。ソーシャルメディアがそういう社会に害を与える偽情報の拡散を自動アルゴリズムで未然に防いでくれますので、治安も保たれ我々の生活の安全が保たれます。

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