ジョコビッチがオーストラリア政府を提訴へ
情報戦の最前線であるこの話題。
コメント欄をみるとやっぱり、上位に来るコメントはジョコビッチへの非難で埋め尽されている。報道されているバッシングの内容を信じていれば当然の非難だろう。
しかし、ジョコビッチってルールに従って当然の権利を行使してやってきて、それをオーストラリアの裁判所に一度認めさせたわけだから、大手メディアがやってるバッシングには全然説得力ないと思うんだけど。
英語圏で情報みてた私としては、経緯は裁判所がビザOKとした後は、移民局の大臣Alex Hawkeの権限で、「ここメルボルンで反ワクチンの運動へ勇気を与えることになってはいけないから」という理由でビザの取り消しを行ったという経緯をみたんだけど、これが今日本語ニュース見て回っても全然ないのが気になるね。
でしょ?裁判所に命令されて国外追放になったのではなく、大臣の鶴の一声であり、メルボルン市民の気持ちを代弁したということ。
スペインに滞在していたことの申告漏れも、代理人の書類作成上のポカミスで悪意があったとは思えないし、ビザを拒否すると向こう3年間の入国禁止になる状況で、書類の申告漏れで拒否するかという話しですね。したんですけど。
オーストラリアテニス協会は、コロナに感染しちゃったジョコビッチ氏にワクチン接種は求められないから別に出場も許可したんだし、ビザも裁判所が有効と判断したから、全然出場OKなはずなのを、民意を盾に大臣の一声でぶち壊した訳だ。
今の所はメルボルンの市民の民意はジョコビッチが参加できないのは朗報であろう。同業者のプロテニス選手でもそうなんだから。
オーストラリアが独立国家である以上、入国審査の方法やルールはその国の政府が決めていいし、理由なくなんとなく入国禁止だってOKであろう。その点、今回の手続きが合法かどうかは割と大丈夫と思う。
決定の根本原因は政治だったということが、どのくらい報道されているのかが気になっただけ。
うわ、偉そう。
まあ、来年も同じ意見を保てるか見てみようねナダル君。
追記)やっぱりナダルを応援することにしました。
ジョコビッチは羊の放牧が盛んなオーストラリアで、羊の持つ人権を守ろうと孤軍奮闘したのにね!
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