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【気ままな読書日記】世界でいちばん素敵な浮世絵の教室 / 春と風 #シロクマ文芸部

春と風といえば、やっぱ浮世絵ですねっ(※個人の感想です)。

この本、どこめくってもキレイ。
浮世絵って素晴らしいアートだよねえええ・・・・と感心しつつ読み進めているとーーー

Q 江戸時代を通して美女の基準は変わらなかったの?
A 顔立ちは基本的に同じですが、頭身が大きく変化しました。
  江戸中期 6.5~7頭身
  天明年間 8頭身
  寛政年間 12頭身

なっっ・・・・にぃぃぃッ。
んなバカな。朝のアイドル、あの貴島明日香ちゃんですら8頭身強なのに12頭身とかもはや人外。

ってことは。これは憧れや願望の類なのかっ。
昔の人も、すらーりシュッとしたスタイルを好ましく思っていたのかな〜〜、などと思っていたら。

モテる男の双璧 力士と火消し

ああっ、もう崩れた。シュッとしてない人がでてきてしまったー。

火消しはわかる。カッコいいもんね。
んだけど力士さんってどうなの。けしてシュッとはしてないよねえ・・・・??

しかし掲載の相撲絵をよーく見てみると、描かれている力士さんたちは皆、筋骨隆々でガタイがよく、とっても男らしい雰囲気だ。
江戸時代にはサッカーもバレーもバスケもない。スポーツマンとしての地位と人気を力士さんたちが独占していたのかも。


今回のお題『春と風』をこの本に掲載されている浮世絵の中に探してみました。

春 吾妻源氏梅見図 歌川国芳
   白梅と美男美女。美しい絵です。
風 番町皿屋敷の絵
   風はなかなかこれ!ってのがなく(^^ゞ お菊さんの生首が息をフーしてる部分にかろうじて風を感じました。


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