狂犬病OGP

狂犬病って名前の通り、狂犬病ウイルスによって発症したわんちゃんは狂ったようによだれを垂らしたり壁に頭をぶつけたりします。

実際に私は狂犬病にかかったわんちゃんを診断したことも見たこともありません。

そう何故なら、狂犬病は日本に今ないからです。

わんちゃんを飼っているかたはご存知だと思いますが、わんちゃんの登録を市役所で行うと毎年春に狂犬病ワクチン打ってくだサーーイ!
というハガキがお家に届きます。

えっ日本にないのに打たなきゃいけないの?と思いますよね?私もそう思っていました。実際にそれを知ってか知らずか、おうちのわんちゃんに狂犬病ワクチンを打っていない人が割といます。

さあここが狂犬病の怖い真実。まず狂犬病にかかって発症したら
100%死にます。わんちゃんから人にもうつります。死にます。

実際には人では暴露後ワクチンと言って、噛まれた後に5、6回ワクチンを打てば助かるみたいなので海外で犬に噛まれたりコウモリに噛まれたりした人は申告してくださいね。

日本以外で狂犬病が今現在ない国は10カ国くらいなので、ほとんどの国でまだ撲滅してないので旅行の際は気を付けてください。日本も昔は発生があったんですよ。

というわけでもしも狂犬病が他の国から持ち込まれて、日本のわんちゃんがワクチンを打ってなかったらあっという間に大流行です。

なのでわんちゃんの体調が悪くなければ、できる限り打った方がいいと思います。
ただしよくある質問で、混合ワクチンの時期と狂犬病の摂取の時期が被っていて
『どっちを先に打った方がいいですか?』と聞かれることがあります。
同時に接種は基本的にはしないので、どちらかを優先するときは私自身は混合ワクチンを優先してます。やっぱりある病気の予防の方が先にしちゃいますよね、、
これは個人の意見なのでかかりつけの先生の意見優先でいいと思います⭐︎


以上、狂犬病のちょっとしたお話でした。




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