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【読書記録#5】働き方シフト

小説ではなく、ビジネス本だ。

最近ずっと働くということが頭の中にあって、本だけでなくnoteでも転職や無職の生活、働くことについての記事をよく読んでしまう。

もちろん本も。
この本は、コロナ禍を経て働くことが変わった世の中を図を用いて分かりやすく説明している。

この本を読んで、これからの世の中は、働くことがもっとシビアになるんだろうなと思った。

私はコロナ禍に入社しているため、コロナ前の仕事の働き方の経験がない。
この本はコロナ前と後の比較であるため、コロナ前にどんな働き方をしていたのかが想像ができる。

読んでみて、
コロナ前には生産性のない働き(いわゆる窓際社員)をしていた社員も結果が需要視される世の中になったことによって、居場所がさらになくなってきているのだと感じた。

コロナ関係なく、年功序列制度が崩壊したことで、リストラもしやすくなってきている。
ネットニュースを見ても早期退職の募集をしている企業の一覧のニュースやSNSでもくび宣言をされている社員をちらほら見かけている。

一方で人材不足が原因の倒産もニュースで見た。

この問題は相反しているように見えるが、そうではなくて、世の中の生産性の重要性がより上がっていることの表れのように感じる。

生産性を重要視している会社は、生産性の低い社員をどんどんリストラをしていき会社の存続を優先させている。
一方、生産性を重要視していない会社は、生産性のある会社員が同じもしくはそれ以上の給料をもらっている生産性のない会社員がいることに不満を感じ転職していくことで会社自体の生産性の低下。業績の低下が起こる。
人材募集をしたところで、負のループに陥ってしまう。

こんなわけで、今後どんどん生産性のある人材というのは重要視されていくだろう。

即戦力だ。

自分も、働かない社員と同じ仕事はしたくない。
だが、自分が働かない社員になる可能性は大いにある。

エンジニアは30歳定年説がある。
そんなことはただの比喩だが、これは先ほどの生産性の話と同じ話である。

自分は、新卒してすぐは言語の勉強をしていたが、最近は手をつけていない。
なんなら働きたくないと思いながら日々を過ごしている。

日々努力をしている人との差はどんどん離れていく危機感はある。
だからこそ変な逃避で文章力を高めたいという思いからこのnoteを書き続けようというという悪あがきをしているわけだが。


そんなかでこの本は複業についても述べられている。
リモートワークになったことによって通勤時間の削減になった時間で複業をしましょうと。

そっか。
今自分は本業に対しての悩みがある。
この仕事を続けていいのか。辞めるにしても色々な選択肢がある中で自分の進みたい道はなんなのか。
何が天職なのか。

仕事はしたくないが、気分転換にとってはちょうどいいと思う。
本業が嫌になってもまあ、複業の方でいくらか稼いでいるからすぐやめられるぞなど
気持ちに大きな余裕が生まれる。

複業を本業と全く違った職種にすることで、天職が見つかるかもしれないし、
もし向かなくてもすぐ辞めれば良い。

もし、今の仕事が嫌になってすぐやめてしまったとして、
パン屋さんであったり、お花屋さん、飲食店、工場でアルバイトをしながらニートを始めたとしても、
今度はSEを複業で行えばいい。

今は働きたくないという気持ちが大きいが、それは今の仕事にやりがいや魅力が感じられないから。
他の仕事を経験することでこの職種を他の視野で俯瞰できるのではないかと思う。

最後に、
この本を見てあらためて自分に問いかけたものは、やっぱりこの下半期は自分のやりたいことをやろうと感じた。

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