【2000字小説】【童話】『みさとひみつのモモゼリー』
みさはキッチンでこまっていました。どうしても、フックにぶらさがるあわだてきにてがとどきません。いまみさは、ぐあいがわるくてねているママのために、ももゼリーをつくってあげようとしていました。
みさがねつをだすと、いつもママはももゼリーをつくってくれます。それをたべるとみさは、すぐにげんきになるのです。みさはママといっしょにももゼリーをつくったことがあるから、つくりかたもしっていました。
ももかんも、ゼラチンも、ボールもちゃんとある。あとはあわだてきがあれば、ももゼリーをつ