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近つ飛鳥博物館に行ってきました

ずーっと興味あった、近つ飛鳥博物館。
先日、招待券をもらったので、行ってきました!「ええもん並べまし展」!

近つ飛鳥博物館「ええもん並べまし展」※終了しています

車に乗らないので、電車×バスを乗り継いでいく。
博物館まで連れて行ってくれるのは”金剛バス”。人員不足で12月で営業終了するらしい。これが最初で最後の訪問になるかも。

バス停降りて、門をくぐってから博物館まで、結構あります。
途中不安になって、向こうから来た人に「博物館てこっちであってます???」と聞いたほど。

初秋の森の散歩道、気持ちいい!
落とし物たち。取りに来てあげて

陵墓・古墳の中に博物館を作ったらしく、あっちこっちに古墳があるみたい。今回は時間がないから見てないけど、探しながら歩いたら楽しそう♪

散策道をまっすぐ行くとすぐ玄関なんだけど、
道の途中からチラ見えしていた塔に惹かれて、建物を回り込む。

外観。そびえたつ博物館。階段を駆け上がりたくなる!
CMに使われたらしいよ

結構前から知ってたから、新しくないはずなんだけど、とっても綺麗な建物。
嬉しいのはここ、ちゃんとカフェが稼働してる!
特別なメニューないけど、こういう所のカフェっていつの間にかなくなってること多いから、嬉しい!
ホットケーキとか、ホットサンドとか、あと柿の葉寿司セットなんかもあった気がする。

二階から展示物が並ぶ回廊を巡って、一階に降りていき、最後に特別展示のスペースとなっております。

今城塚の埴輪のリアル版が!!
そうか、こんな感じだったんだ~~~!
これだけで大収穫。

回廊沿いには埴輪がならび、銅鏡のパズルとか、ガラス張りの天井に立って見られる墳墓とか、小さい子やすごーく興味がある、って人じゃなくても楽しめる工夫がしてある。
こういうのって、学芸員さんのやさしさとか心意気が感じられて良い♪

写真で見るより実物の方が迫力ある!
ここ見るだけでも行ってみて~~

時間がないので、今日はさらっとしか見ないことにしてるけど…
いろんな土地の埴輪が並んでるので、
一目見て「かわいい!」と感動した今城塚の埴輪が、本当に他と比べてクオリティ高いのがわかりました。
同じもの作っても、作り手によって全然違う、ってのがよくわかります。
同時代に流行った造形なんだろうけど、今城塚のもののキャラクターとしての出来。高槻には、上手な作り部がいたんだろうな。

今城塚の埴輪はこちらをどうぞ!
https://note.com/shirogranma/n/nc7af986f9ff3

古墳の造営に使われた大型の木製ソリ「修羅」
乾燥すると朽ちてしまうので、、修羅の中に含まれる水分をポリエチレングリコールという薬剤と置き換えるPEG含浸法という処理がされているそう。
これ、前に大阪の美術・博物館の広報誌に載ってた!
発掘と処理の様子は、展示隣のビデオで見れます。
こういうの昔はつまんなかったんだけど、この年になると面白いです♪

そして一番ほんわかしたのは・・・古代馬の「遥馬(はるま)」くん!
四条畷の遺跡から発掘された古代馬。
通常、馬などの動物は、食用・道具扱いなので、骨が出土しても首などが落とされていたりするそうですが、こちらの遥馬くん、本当に丁寧に埋葬されおり、とても大事に、そして愛されていたことがわかります。
1500年の時を隔てても、動物とその飼い主の絆って変わらない・・・
(つ~;)

”ありがとう、大好きだよ”って飼い主さんの声が聞こえそう
遥馬も主さんのこと、大好きだったよね


他の展示に時間を取られすぎてて、せっかくの特別展はさらっと見流し。
素人には、”ええもん”って言うほどには、ええもんなんかどうかわからなかったかな・・
もっと詳しくなったら、”ほわぁぁぁ!なんちゅうええもん並んでんねん~~”になれるかも?!

バスなくなるらしいから、今後また行けるかどうかわからないけど
もっと勉強して、もっと楽しめるようになっていたいな!

ほな、とっっぴんぱらりのぷぅ


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