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溶け続けるスウェーデン最高峰の山

スウェーデンにあるケブネカイセ山の標高が
1年で2メートルも下がっている事がわかりました。

この山はかつてスウェーデンで最も高い山でした。

氷河を多く含み、冬の間に雪が積もり、夏に溶けを繰り返しています。
気温の上昇で2000年代に入ってから融解が進み
風のパターンも変わったために
雪のたまる場所も変化したようです。

ストックホルム大学の研究者による8月14日の計測では
標高が2094.6メートルと
1940年代からの観測史上最低でした。

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European Union, Copernicus Sentinel2 imagery

EUの衛星による観測では近年
氷河の3分の1が焼失している事が確認されています。
写真は7月28日に撮影されたもの、南側が過去の最高峰です。

現在では岩を多く含む北側の頂が国内最高峰となっています。

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