「食える人」になる本を出したが「食える人」じゃないらしい、借金玉noteの嘘
2024年4月7日、借金玉によるnoteが公開されました。
自分がいかに酷い誹謗中傷を受けている哀れな被害者かを、強くアピールする内容でした。
この3年ほど、借金玉の周囲を追っていた人間としては、事実関係がほとんど嘘と言いたくなる内容です。
借金玉のnoteはあまりにも冗長であり、全ての虚偽に対して網羅的に指摘することは諦めようと思いますが、主な内容である
借金玉は、いわれのない誹謗中傷を受けている
敵対者は、借金玉の周囲の人間関係に恫喝的な連絡を繰り返している危険人物である
という主張には、はっきり「No」を突きつけておきたいと思います。
一万字オーバーの記事となっています。
何なら、目次から気になるところだけお読みください。
概要
noteで主張されている借金玉の言い分と、私の観察してきた事実の食い違いを、まず大まかにまとめます。
借金玉の言い分
借金玉は、誹謗中傷を受けてきた
いわれなき誹謗中傷ばかりである
えりぞ氏も、「いわれなき誹謗中傷」の加害者である
借金玉は、誹謗中傷を解決するためとはいえ、裁判の当事者となることは絶対に避けたかった
えりぞ氏は、借金玉の知人にも攻撃を繰り返した
「借金玉の知人である」というだけで、えりぞ氏から恫喝的な電話が行われた
裁判後、敵対者の嫌がらせの結果として、借金玉の本名が流布された
借金玉は、えりぞ氏に対して裁判で勝訴済みである
実態
借金玉は、誹謗中傷を受けてきたか
借金玉に対する「いわれなき誹謗中傷」が発生していた可能性はある
「いわれなき誹謗中傷」とは呼べない批判も多数あったし、現在も借金玉は非難されている
えりぞ氏との係争は、「いわれなき誹謗中傷」として始まったのではなく、借金玉の攻撃・挑発に応戦する形で始まった
借金玉は、2021年夏頃、積極的に「裁判を行うこと」「敵対者を訴えること」を再三再四、宣言していた
えりぞ氏とのトラブルも、えりぞ氏が借金玉の「裁判情報の悪用を意図する発言」に苦言を呈したことに端を発するものである
今井自身も、その頃に借金玉による法的措置を匂わされた事実がある
「裁判の当事者となることは絶対に避けたい」というのは、えりぞ氏に訴えられてしばらくしてから、直前までの主張を180°反転させて発生した主張である
えりぞ氏は、借金玉の知人に攻撃を繰り返したか
えりぞ氏が、借金玉の知人・関係者にコンタクトを取った事実はある
noteで最も重要視されていた「被害者」は、本件を発端に、えりぞ氏と別の係争に及んでいた人物である。「借金玉の知人であっただけで、恫喝的な電話連絡を受けた」わけではない
他の関係者には、恫喝電話が行われてはいないと思われる
恫喝電話の「被害者」とえりぞ氏の紛争は、和解の形で法的に解決済みである
裁判後、敵対者の嫌がらせの結果として、借金玉の本名がネット上に流布されたのか
えりぞ氏が借金玉の氏名を公開したのは、借金玉が「えりぞ氏によって個人情報が拡散された」と虚偽の情報を吹聴した後である
借金玉は、えりぞ氏に対して裁判で勝訴済みであるか
借金玉によるえりぞ氏の刑事告訴は、一件がすでに不起訴で決着済みである
借金玉が「勝訴」したとする裁判は、業務妨害・名誉毀損等の各種論点が却下され、「バカ」「アホ」に類する侮辱発言の責任のみ認めたものである。2000万円の訴訟金額に対し、認められた賠償額は、9万円弱(0.5%未満)であった
借金玉が「勝訴」とする判決を尊重するならば、その判決が、借金玉が問題視した点のほとんど(訴額の99.5%以上)を「法的に問題なし」と判断したものである事実も、尊重しなければならない
各論
ここからは、それぞれの論点について、参照すべきツイート・ポスト・各種記事を補足しながら、事実関係を見てみましょう。
各論1. 借金玉は、「理由なく」誹謗中傷を受けてきたか
●借金玉は「なぜ」攻撃されているのか
借金玉noteを読んで、借金玉の主張する「借金玉は、多くの人に批判・非難・攻撃・中傷(以下、「攻撃」とまとめます)されている」事態がどのように発生したか、分かった方はいるでしょうか。
わからないと思います。
私がザっと呼んだ限りでは、「どのようにして『攻撃』が始まったのか」という記述はありませんでした。
借金玉の主張は、または借金玉が読者に期待する読解は、「借金玉が、障害者であるにも関わらず目立ったから、不当な『差別」として攻撃を始める輩がいたのだ」というものではないでしょうか。
『攻撃』は、何もないところから生えてきたのだ、と。
ネットで目立てば、不当な攻撃を受けることはあるでしょうし、借金玉への攻撃の中に「いわれなき誹謗中傷」が混じっていた可能性は、それなりに高いと思います。
しかし、えりぞ氏や私が繰り返し借金玉を非難しているのは、少なくとも、複数の事実に端を発するもので、「何もないところから生えてきた」わけではありません。
私が指摘するような事実があれば、借金玉への『攻撃』が正当化されるか、という点は、残念ながら議論の余地が残るでしょう。
しかし、借金玉が「何もしてないのに攻撃され始めた」でないことだけは、厳然とした事実として理解いただく必要があります。
ざっくり言えば、借金玉は以下のような事実により非難されているのです。
かつて、敵対的立場であった人に「訴えるぞ」と圧力をかけていたこと
敵対者を訴えることが、彼なりの正義であるとして、「張ってください」と賛同を呼びかけ、敵対者との法的な対決を正々堂々完遂すると、支持者に対して宣言していたこと
法的措置の一環として、「敵対者の個人情報を故意に流布することでダメージを与える作戦」を得意げに吹聴していたこと
敵対者にひとたび訴えられると、敵対者に「哀れな障害者を訴える差別者」のレッテルを貼ることに腐心し、法廷での戦いから逃げ続けたこと
仕方なく開始した法廷でのやり取りも、支離滅裂・独善的で、多くの観衆に「失笑もの」と感じさせるに充分なものであったこと
自身の要求が通らないことが確定すると、「裁判なんていらない」「死んでやる」等、自身の命を人質にとるかのような八つ当たり的発言を繰り返したこと
敵対者の子供を殺害する計画に実際に着手していたことを告白し、「かつてあった計画を漏らしたこと」のみ反省する態度を固持していること
では、一つ一つ見ていきましょうか。
●借金玉の過去の行為 1.
かつて、敵対的立場であった人に「訴えるぞ」と圧力をかけていた
借金玉は、数万人にTwitter((古い話もありますし、基本的にはこちらの呼称で書きたいと思います。))アカウントをフォローされています。本人の攻撃的発言も相まって人気を獲得したアカウントであり、敵対的発言にさらされることが多くありました。
この中には、不当な攻撃、「いわれなき誹謗中傷」と充分に呼べるものも、きっとあっただろうと推測します。
そんな中、借金玉は「敵対者に法的措置を取る」ことを宣言しました。
■2021年9月までのツイートを「誹謗」「法的」で検索したものから抜粋
誹謗中傷やデマだと訴えて出て法的措置を行った結果それは事実でなければ、当然僕の文章の価値は大きく毀損しますし、これだけの騒ぎになったものが僕の全負けならそりゃキャリア終わりです。人気商売で本売って食ってるので。仕事来なけりゃ即終わりです。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
私信の恣意的なキリバリで大炎上させられて業務に甚大な影響が出た法律事務所と、数年に渡る誹謗中傷の結果周囲の人間まで嫌がらせが到達してアクションを起こさざるを得なかった作家、この二つの主体による法的措置が最小と最大でどれくらいのものになるか、ちょっと調べりゃわかるでしょ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
既に法的措置は開始されておりますし、内容証明の回答期限は迫っています。今更ツイッター上で「誹謗中傷をした覚えはない」といった弁明をされても何の意味もありません。内容証明へのご回答をお待ちしております。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 14, 2021
僕のスタンスはこの一連のアクションを始めた頃から何一つ変わってない。そして、僕はやるって言ったらやるんだ。10万部も売るし、法的措置もするんだ。だから30日、誹謗中傷の嵐の中でひたすら実務やってたんだ。やるんだよ、作家だから。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 16, 2021
この現状。みなさん知ってました?僕はね、知ってたけど言えなかった。「あいつの法的措置が来る確率は薄い」って思われると誹謗中傷が加速するから。この日まで腹に呑んで仕事してきて稼いだよ。だから、法的措置をやるんだよ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 30, 2021
言いたいことは全部言った。これでも俺が恐喝野郎だというなら、言えばいい。俺はせめて、障害者にモノを売りつけて得た金にモノを言わせて、この法的措置を完遂し「誹謗中傷にリスクはある」ことを最低限でも見せつける。それだけです。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 29, 2021
障害者にモノ売りつけて金稼いだ奴が障害者にはまず不可能な方法で誹謗中傷に法的措置で反撃する、こんな悪い冗談みたいな話が、なくなって欲しいと思っています。すいません、たかが民法上の不法行為も犯せないヘタレ野郎で。心より恥じます。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 29, 2021
僕のこちらの発言について。まず、僕の今回の法的措置わりとお金かかってます。スタッフも必要です。つまり、「金がなければネットの誹謗中傷には立ち向かえないって事実になるわけです。これやれる人はほとんどいないでしょう。抑止力として「こういう捨て身もある」とどうしても話したかった。 pic.twitter.com/tBl8egjNEe
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 29, 2021
つまりそれは、「誹謗や名誉毀損といった不法行為には法的措置を行います」という宣言は「言論弾圧になる」という理解でよろしいのでしょうか。これは法治国家の住人としてあり得ない解釈なので、やはり「借金玉がやるとそうなる」という理解が妥当だとは思いますが。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 27, 2021
今はこうして顧問弁護士の先生にも恵まれ、法的措置もいくつか並行し、また社会的評価の獲得も伴い現在起きている事案については全て片付くだろうと思っておりますが、当時は「筆名」と認められず名誉毀損が成立しなかったため、どんな誹謗が大バズしていてもどうにもならず、気持ちに余裕がなかった。
— 借金玉 (@syakkin_dama) March 31, 2021
■2021年9月までのツイートを「開示請求」で検索したものから抜粋
不法行為をやらなければ法的措置は食らわない。開示請求だってそう簡単には通らないし、僕だって弁護士事務所だって名誉と仕事賭けてる以上迂闊な訴訟なんてやれないんですよ。迂闊なことやっちゃう人たちもいるようですが、僕はやりません。やる時はきちんと説明できることだけやります。宜しくです。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
「開示請求から裁判になってもせいぜい払いは10万程度」なんて話は、絶対とは言い切りませんが間違っていますよ。開示請求等に要した調査費用まで請求できるって判例出てますので、ご確認ください。間違った情報を鵜呑みにするのは、気の毒なことですから。ちなみに、開示請求はハイパー金かかります。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
こういう人たちがいるから、世界は最悪の方向へと転げる。そういうことなんですよね今回の。ちょっと考えて判例読んで、「開示請求等に要した費用まで請求できる」「訴訟が何件起きるか」「最悪どうなるか」まで考えれば、アライグマさんに「交渉はしとけ」って言ってやれたと思うんですけど。 pic.twitter.com/51DtYktElC
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
最近は「開示請求等に要した費用」まで請求できるって判例も出ましたし、これだけの規模の訴訟が「最低で」二つとなれば敗訴側の負担としては決して軽くありません。だから、そこまで追い込みたくなかったんだよ。だから和解呼びかけてただろクソが。わかれや。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 16, 2021
ローカス先生からプロのコメントも出たし、この話そろそろ一回切りたい。何度何度も言ってるけど、インターネット法律軍師さんたち一回黙って推移見て欲しい。この先、アライグマ氏や既に開示請求が完了している人々、及びそれに「関わって」いた人々がどうなるのかは随時報告しますので。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 16, 2021
https://t.co/DSb8HSSsZW
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 15, 2021
これの期間は夏が終わったので終わりました。ちなみに開示請求は開示請求でやってます。1個も「開示するな」って反論来なかったのでほぼ通りました。通知届いてる方もいると思いますが、そっちはそのうちです。保全してるので…。もういいかな、このあたりで。
「開示請求等」と個人情報特定の手法をぼかしていますが、係争の相手方に自分の手の内を教える弁護士やクライアントがどこの世界にいるのか、この発言を問題だと主張していた法曹関係者(たくさんいます)にお伺いしたいですね。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 14, 2021
ちなみに、これらを見ると多数の開示請求によって個人情報を得ており、多数の法的措置が行われたように見えますが、借金玉がえりぞ氏以外を訴えた形跡は見られません。
すごい手間と、「借金玉社」の多数のスタッフを投じて手続きをしたと言ってたんですが。
借金玉は、下記のいずれかになりますね。
実際は開示請求も裁判もしていなかった → やってもいない開示請求や法的措置をやったかのように吹聴する嘘つき
開示請求はしたが裁判はしていなかった → 開示請求で得た個人情報を、裁判のために使用しないで死蔵している危険人物
開示請求も裁判も済ませていた → すでに裁判を行っているのに、「自分を裁判に引っ張り出すなんて酷い」というおかしな言い分で係争相手を誹謗中傷する卑怯者
当時の借金玉の一番のターゲットは、「障害者雇用で働くアライさん(以下、「障イさん」)」というアカウントでしたが、結局訴えられてません。
借金玉の顧問弁護士から「障イさんの身元はもうわかってるので身元を教えてください」とカマかけの連絡があったり、個人情報のやり取りを伴うカマかけの連絡が行われたTwitterアカウントを、弁護士が「遊びのアカウント」であると爆弾発言したり、「カマかけから一カ月しか経たずに、障イさんに内容証明郵便を送れたということは、カマかけの時点で障イさんの身元を知っていたということ!」という謎ロジックの怪文書が飛び交ったりと、笑える出来事がいろいろあったのですが、ここでは涙を飲んで割愛します。
ちなみに、借金玉は当時「障イさんを訴えないと、僕は嘘つきになりますから」という発言がありましたが、訴えませんでしたね。
借金玉は、自他共に認める嘘つきです。
もう交渉の余地は一切なくなったし、僕はきちんとやらなければ嘘つきになりますから、裁判に絶対はないしどうなるかは断言できないですけれど、民事刑事両面のアプローチで全部やることだけは確定したんですよ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
ちなみに、当時は私も圧力をかけられました。
あなたの過去の発言、場合によってはいろいろ問題出る気とかしません?事実と違うこというの、結構問題あるんですよ。ざっと見返した方がいいのでは。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 15, 2021
結局、私のツイートに「問題出る」ものはあったんですかね? 借金玉さんよ。
●借金玉の過去の行為 2.
敵対者を訴えることが、彼なりの正義であるとして、「張ってください」と賛同を呼びかけ、敵対者との法的な対決を正々堂々完遂すると、支持者に対して宣言していた
■「張ってください」
誹謗中傷の雨の中を潜り抜け、これをやれる資金を貯めました。やります、やらせてください、僕に張ってください。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 31, 2021
https://t.co/G63yXbuIhM
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 29, 2021
いいですか、僕はウォォって叫びながらこのSNSを誹謗中傷やデマの温床にしている邪悪なソーシャル風車に突撃します。そしてブチ抜きます。僕に張ってください。
僕がやります。僕に張ってください。ありがとうございます!!
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 29, 2021
どうせ削除するだろうから保存します。見てください。これが現実です。これが拡散されボコボコに降って来る中を私は数年踏破してきました。そして結果を出しました。その結果の全てを今オールインしています。僕に張ってください。 pic.twitter.com/hFkQYE4KrJ
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 28, 2021
僕は書きます。そしてやります。どうか、お力添えをください。みなさんが「借金玉」の記名で良き言及をいただける、それだけで本当に大きな力なんです。どうか、このアスペの一念に張ってください。僕に張ってください。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 28, 2021
社会や数の暴力や群衆やソーシャルに、独りの借金しか持っていなかった障害者がわかってくれと叫び続けて勝つ。そういうものを僕は見せます。僕に張ってください。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 28, 2021
威勢がいいこと。
後に「私はあのとき『張り』ました! 今後はどうする予定ですか?」などと聞いた当時の支持者は、軒並み借金玉からブロックされることになります。
●借金玉の過去の行為 3.
法的措置の一環として、「敵対者の個人情報を故意に流布することでダメージを与える作戦」を得意げに吹聴していた
![](https://assets.st-note.com/img/1713591906415-hcFGC2vq72.jpg)
これは複数の弁護士に「多少賠償払う気があるならアリ」って勧められたやつなんですけどね、「裁判で訴えて勝つ」より「開示請求で身元が割れた時点で、その人の発言と個人情報をセットでインターネットに放つ」って選択肢あるんですよ。これ、人によっては全てを失うでしょ。人を雇う前にググるよ。
裁判で得た情報を流布することで、相手に社会的ダメージを与え、就労を困難にする。
どこか、既視感がありませんか?
そう、借金玉が今まさに「被害」に遭っているとする内容そのものですね。
上記のツイートは、そのような行為を「やる」とも「正しい」とも言っていません。
しかし、「開示請求した!」「開示請求した!」「訴える!」と言っている最中の人間が、特に否定のニュアンスのある言葉も伴わず上記のような発言をすることは、私には「俺が開示請求を通した相手には、この戦法を適用することも検討する」という脅し文句にしか見えません。
「借金玉さんは、『そのようなことはあってはならない!』と言いたかったに違いない!」と考える純真な方は、そのように弁護してあげることも自由です。私は止めません。
そして、その時がやってきます。
えりぞ氏が、上記の発言を「ヤクザじみてる」と批判したのです。
借金玉「名前ならなんやらわかってるならちょっと興信所に小銭払えば、お住まいから家族からあっという間に調べはつく」ねえ。気軽に口喧嘩してたけどヤクザじみてるなあ。青識亜論氏とかトイアンナ氏とか、宇野朴人氏とか親交ある人は「こういうのはアリ=自分がやられても文句は言わない」なのかな? pic.twitter.com/jyY1BMkynA
— えりぞ (@erizomu) July 24, 2021
そして、借金玉はこのツイートを「借金玉が反社会勢力じみてると評価するもので、開示請求の対象になりうる」と反応しました。
僕「ねえ顧問氏、これって反社会勢力じみてるって話で開示通ったりする?」
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 27, 2021
顧「可能性は高いとは言えないけど、どうせ過去の発言とかもあっておまえスクショ取ってるだろ」
僕「まあね、でもそれは話の本筋じゃなくて」
顧「本筋言えや」
僕「2枚目開示通る可能性ってゼロじゃないんだ」
顧「うける」 pic.twitter.com/3W5YsF7FvT
そして、えりぞ氏は借金玉に対して、「自分のツイートは、法的に問題がないと確認する」ための、債務不存在確認訴訟を起こすのです。
2021年夏のことでした。
すみません副作用でフラフラしてちゃんとまとめて書けないんですが、えとですね、今回私が訴訟提起したのは「債務不存在確認訴訟」です。借金玉さんは私が誹謗中傷、嫌がらせしたとして「開示請求通るかな」「弁護士に連絡しろ」と言っていたので、まずはそこをハッキリさせるための訴訟ですね。
— えりぞ (@erizomu) September 2, 2021
●借金玉の過去の行為 4.
敵対者にひとたび訴えられると、敵対者に「哀れな障害者を訴える差別者」のレッテルを貼ることに腐心し、法廷での戦いから逃げ続けた
債務不存在訴訟が提起されてからも、借金玉はしばらく元気に「裁判」「裁判」と言っていました。
「開示請求から裁判になってもせいぜい払いは10万程度」なんて話は、絶対とは言い切りませんが間違っていますよ。開示請求等に要した調査費用まで請求できるって判例出てますので、ご確認ください。間違った情報を鵜呑みにするのは、気の毒なことですから。ちなみに、開示請求はハイパー金かかります。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
ちなみに開示請求も裁判×2(あるいは3)だし、非常にお金のかかる措置です。だからやるのに根性が必要で、僕とかマジで「50万とか小銭ですらない」って人しかやらないでしょう。そういう状況はよくないと当然行政も思いましたよ。常識で考えてもわかりそうですけどね。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
今まさに問われてんじゃん。弁護士が懲戒され、裁判に負けたらおれのキャリアなんぞ終わりだよ。当たり前だろ。全部問われてんだよ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 17, 2021
僕と弁護士事務所が「調査費用」だけでいくらかけてると思います?これは裁判に勝てばいいかもしれませんが、弁護士費用(相手方の)だけは、裁判の結果にあんまり関係なくかかります。これだけの規模の訴訟だとどれくらいかかると思います?アライグマさん煽ってたみなさん。クラファンとかじゃない。
— 借金玉 (@syakkin_dama) September 18, 2021
しかし、債務不存在確認訴訟にTwitterやnoteで言及することは、最近までなかったように思います。
(こちら、事実関係の把握に自信がある方、教えていただけると助かります)
裁判で何が起きていたかは、「暇な空白」氏……「暇空茜」名義が現在の正式名称でしょうか? がnoteでレポートしてくれ、貴重な情報源となりました。
noteにまとまっているのは途中までですが、こちらに記事がまとまっています。
借金玉の対応は、こんな感じでした。
「自分が借金玉だという証拠を出せ!」(2021/10/4)
「どうやって自分が借金玉だと特定したのか。お答えを待つばかりである(フォント大)」(2021/12/9)
「裁判所は、自分が借金玉か答えろと言うが、顎の骨が出た重病にかかった。コロナも怖いから期日を延期して」(2022/1/12)
「自分が借金玉かは回答を保留する」 (2022/3/14)
「俺が借金玉だという証拠を出せ」という借金玉の発言は、えりぞ氏の発言を元に「俺は借金玉じゃないかもしれない」といった感じで、ウォッチャー界隈の流行語となりました。
一連の流れには、ギャラリーも含む借金玉以外のほぼ全員が首をかしげていました。
「借金玉は『裁判をやるんだ!』と連呼していた事実とどう整合をとるつもりなんだ?」
「一応、今後も裁判を起こす可能性は残すんだろ? えりぞ氏を訴えるなり訴えないなり、決めるしかないと思うけど……」
で、2022年の7月ごろから、思い出したように「障害者である自分を裁判に引っ張り出すなんて酷い」というツイートが見られるようになってきます。
■借金玉のツイートを「障害者」「裁判」で検索したものから抜粋
もちろん、「訴訟を起こす明瞭な意義がある」場合は別ですよ。「おれは障害者だから訴訟を起こすな」ダダこねたいわけじゃない。ただ、今回の訴訟ってそれあったんですかね。原告すらこれから結構な訴額の裁判がいくつか起きて、弁護士費用だけでもそれなりだと思いますが…。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 1, 2022
ちなみに、あの訴訟で僕が「私は借金玉ではありません」と否認すると、今後借金玉として裁判は起こせなくなります(法人使うとかは別途あるけど結構怪しい)。「私は借金玉です」と認めると、「この個人情報は正しい」ってお墨付きになります。障害者の弱みを的確に突いてる面は上手いですよね。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 1, 2022
「司法制度を利用して、障害者の個人情報を拡散しクローズ就労の道を奪う」だって現状「合法」なんですよ。まぁ、三尊さんとかのやってる裁判実況明瞭なプライバシー侵害なので違法ですし、あれRTした弁護士は大問題でしょうが。じゃあ、変えるべきですよねそういうことは。
— 借金玉 (@syakkin_dama) August 10, 2022
「被告適格を否定すれば敗訴もせず却下出来るが、信義則で二度と裁判起こせなくなる」なんて戦略、素人に思いつくかよ。流石は日本有数の法律事務所だ、素晴らしい訴訟戦略を考え付く。障害者は差別すれば勝てる、基本だよな、ふざけてんじゃねえぞ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) October 5, 2022
被告適格を否定したら信義則でもう裁判起こせなくなるし、「個人情報を爆散されたくなければ法的措置を諦めてサンドバッグになれ、障害者は個人情報出たら就職困るんだろ」はもう、「その通りですね」としか言いようがないんだよね。これ、クローズ就労の障害者相手なら再現性のあるテクニックです。
— 借金玉 (@syakkin_dama) October 19, 2022
「個人情報ぶちまけられ、クローズ就労絶望を回避したら、今度は二度と裁判起こせなくなる」っていうすごい訴訟戦略が、あるんですよ。ある意味、めちゃめちゃ上手とは言えます。障害者の「クローズ就労」問題なんて世間に知られてないから、「ヤリ得」って考えなんでしょうね。
— 借金玉 (@syakkin_dama) October 19, 2022
このあたりで、「『障害者の身元をアウティングする酷い奴』とレッテルを貼ってやれば、えりぞを悪者にできる!」と思いついたんでしょうね。
2021年7月の「開示請求!」「裁判!」「張ってください!」の借金玉は、完全に死にました。
「裁判を利用して、敵の個人情報をばらまく」って、ちょっと上で借金玉がやろうとしてた奴じゃん!
なお、「障害者を訴えるなんて酷い」とセットで出てくるのは、「障害者と知られたら最後、まともな就職の口なんかない」という言い分です。
発達障害者が「食える人」になれて「サバイバル」できると謳った本の著者が何を言っているのか。
あと、複数法人を経営している設定とか、債権玉なるパトロンが存在する設定とかありましたけど、その辺はどうなったんですかね?
いろいろな設定が、浮かんでは消えていきました。
●借金玉の過去の行為 5.
仕方なく開始した法廷でのやり取りも、支離滅裂・独善的で、多くの観衆に「失笑もの」と感じさせるに充分なものであった
「俺は借金玉じゃないかもしれない」
「借金玉は法人であって個人ではない」
等々、いろいろおかしな主張があって面白いので、興味のある方は暇空氏のnote等をご覧ください。
私が借金玉を「借金玉氏」と呼んでいないのは、もう借金玉が個人なんだか法人なんだか分からなくなった頃の名残です。
●借金玉の過去の行為 6.
自身の要求が通らないことが確定すると、「裁判なんていらない」「死んでやる」等、自身の命を人質にとるかのような八つ当たり的発言を繰り返した
これが通るなら司法も行政も弁護士会も全部いらねえ、間違ってるのが俺なんだろうよ。きっちり間違ったまま終わってやる。
— 借金玉 (@syakkin_dama) March 6, 2024
あとはもう、「from:syakkin_dama 最期」あたりで検索していただければ。
https://twitter.com/search?q=from%3Asyakkin_dama 最期&src=typed_query&f=live
●借金玉の過去の行為 6.
敵対者の子供を殺害する計画に実際に着手していたことを告白し、「かつてあった計画を漏らしたこと」のみ反省する態度を固持している
noteでご本人も引用していたこれですね。
借金玉さん、「本気で殺す気でしたよ」DMについても筋を通すんだろうな、啖呵切ったんだから筋は通せよ。 pic.twitter.com/jVCUvFto5C
— えりぞ (@erizomu) April 6, 2024
借金玉は
敵対者である誰かの子供を
本気で殺害する意志を持ち
興信所を使って、子供の通学路の特定までは実施したが
実行には至らなかった
というお話です。
借金玉の主張は
そこまで思い詰めていた(のだから、多少の情状酌量の余地がある)
親しい相手に、ぽろっとこぼしただけ
ということでした。
「あいつ殺してやろうかと思った」「殺すぞ」などの、状況によってはまぁ会話として発生するかな、という暴言があります。こういったものと同レベルに扱いたいというのが借金玉の心情なのでしょうが、これはそういう「暴言」とは全然違います。
誰かを憎み、その感情に「殺意」と名をつけることは、通常の社会人にもまぁあるでしょう。
しかし、「殺意」に基づいて明確な「準備」を進めてしまったら、単なる「暴言」とは話が変わってくるんですよ。
そして、当人にとっての反省点は、その事実を「口に出してしまった」こと。
「殺意に基づく準備行動をとったこと」について、反省の弁は見られません。
私は借金玉がそこまで「憎い」わけでもなく、性格の悪さで彼を追っている部分はあります。
私のような批判者を気持ち悪がって、「借金玉に親でも殺されたのか」という慣用表現を使う方がいました。
私は、借金玉に親を殺されてはいません。
でも、借金玉に子供を殺される人はいたかもしれないし、これから出てくるかもしれませんね。
借金玉への非難が「根も葉もない誹謗中傷」以外も含んでいることは、納得いただけたでしょうか。
各論2. えりぞ氏は、借金玉の知人に攻撃を繰り返したか
●事実、行われた「攻撃」
えりぞ氏が、借金玉の関係者にコンタクトを取っていることは事実です。
「借金玉と関係のあるあなたは、借金玉をどう思っているのか」と、特に返事も貰えないアクションがTwitterで行われています。
株式会社ダイヤモンド
— えりぞ (@erizomu) November 13, 2022
書籍編集局第二編集部
田中怜子様
はじめまして。私は発達障害(ADHD、ASD、LD)を抱え、精神障害者手帳2級の交付を受けてつつ会社員として働いている者です。貴社の『発達障害サバイバルガイド』の著者、借金玉さんがこのようなDMをお送りされた経緯はご存じですか? pic.twitter.com/UM1rRgZCiM
借金玉さんの「裁判やるより殺す方が安いですからね」ってどういう意味だと思いますか?すみません。私も貴社が出した本の対象である発達障害者なので、とても心配です。わたしにも田中さん同様に子どもが、7歳と2歳の娘がいます。ご連絡をお願いします。 https://t.co/1ZQ2kKAami pic.twitter.com/8eiOEXJ2og
— えりぞ (@erizomu) November 13, 2022
田中怜子さん、貴方の本の著者の借金玉さんが「どれだけの人間を道連れにしてやるか」と公言してますけど、これって貴方や貴方の配偶者、3歳のお子さんのことですかね、それとも私や私の配偶者、2歳と7歳の娘ですかね。一度本件話したいんですがね、何かあると困りますよ。 pic.twitter.com/qqSgIgCbHK
— えりぞ (@erizomu) April 27, 2023
田中玲子さん、コレなんとかなんないですかね?責任とってくれますよね? pic.twitter.com/KL4WObxTLO
— えりぞ (@erizomu) April 8, 2024
おれは宇野朴人さんに少しでも無礼を働いたことも、ご迷惑をかけたことも一切ない。ご本人がそうだというならご本人がそう言うのが筋だな。匿名の他人がクソくだらないケチをつけるな。@UnoBokuto
— えりぞ (@erizomu) December 10, 2021
話しかけられた方は気の毒だと思いますし、この問い合わせの正当性は甚だ疑問に思いますが、借金玉のことは気の毒だと思いません。
彼は、「大学教授が問題発言をしたならば、当人に『教授』という権威を与えている大学当局から処分が下されなければならない」と主張していましたからね。
「大学教授」という極めて強力な社会的肩書を名乗りながら行った言動に、所属組織が「無関係」という理屈は、少なくとも僕には理解不能です。自由自在に権威は振り回せるが責任は問われない、そんな話はあり得ないでしょう。というかもうだめだ、キーボードがゲロだらけだ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) March 30, 2021
大学教授が肩書を名乗りメディアに出演することで、大学は知名度や社会的認知を得ますし専門職の知識を用いています、名乗る側は「~大学教授」という強烈な社会的与信を得る。この関係において雇用者である大学に使用者責任が乗らないって解釈は、あり得てたまるかそんなもんって話なんだよなぁ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) April 18, 2022
借金玉の著作を担当する編集者は、借金玉の誇る「ベストセラー作家」という肩書を担保する張本人です。
「自分の関係者に問い合わせをするなんて酷い」と非難する権利は、借金玉にはありません。
●恫喝電話はどうなの?
では、借金玉が独立のnote記事をも起こすほど問題視した「嫌がらせ電話」は、上記の各所に対して行われたものなのでしょうか。
私の把握する限りでは違います。
えりぞ氏が前述の問い合わせを行った中で「志学社」という会社がありました。
こちらの会社は、えりぞ氏が他者/他社にも行ったようなTwitterでの問い合わせ、電話での問い合わせを「刑事事件とすべき業務妨害」と扱い、刑事事件化しました。
こちらが、志学社がえりぞ氏を訴えるとした際に出したリリースです。
https://shigakusha.jp/news/20230307/
問題となっている電話音声は、えりぞ氏が「針小棒大に過剰な被害を訴えられ、警察に呼び出された」等の対応に憤慨していた際のもののようです。
あのような電話をすることは、決して褒められることではありませんが、借金玉が述べたような「私とその周囲への嫌がらせ行為」として常態的に、多数の窓口に発信された事実はないはずです。
私の認識が正しく、「あのような恫喝的電話は、志学社に対してしか行われていなかった」のが事実であれば、類似する電話がさも各所に行われていたかのように記述した借金玉noteは、不適切です。
こちらについて、私は客観的な証拠を持っているわけではありません。
もしも、志学社以外の複数の窓口にあのような電話連絡が常態的に行われた証拠が提示された場合、この点の主張は謝罪の上撤回しますので、証拠を見せていただければと思います。
なお、志学社とえりぞ氏の訴訟は、すでに和解が成立しています。
https://shigakusha.jp/news/ご報告/
事情をえりぞ氏に聞いたのですが、和解済みであることを理由に、教えてもらえませんでした。
借金玉は、当該の音声情報をどのように入手したのでしょうか?
「電話を掛けられた」当事者の合意は得たうえでの公開なのでしょうか?
それは、当事者の和解条件に抵触しないものなのでしょうか?
私は強く疑問に思います。
各論3. 裁判後、敵対者の嫌がらせの結果として、借金玉の本名がネット上に流布されたのか
借金玉は、2022年の7月ごろから、裁判に伴って「個人情報が爆散」されたと訴えています。
ただ単に「債務の不存在を確認したい」なら、内容証明でやってもよかったし、訴訟を起こす必要なんてなかったですから。あのツイート単体で権利侵害が認められないなんてわかり切ったことですし。じゃあ、何故あの訴訟が起き、原告は事件番号と僕の個人情報を爆散したのか?知りたいですね。
— 借金玉 (@syakkin_dama) July 1, 2022
和解が成立した相手に和解破りで訴訟起こして個人情報爆散した法律事務所があったってだけの話ですよ。
— 借金玉 (@syakkin_dama) October 5, 2022
各種メディアのみなさんに「出し得だから出せや」ってめちゃめちゃ言われたの、なかなか面白かった。まぁ、それはそうだな…って面はありましたが、クローズ就労続ける上では流石に目立ちすぎるんで。個人情報爆散された今となっては隠す意味もないんだけどね、クソが。
— 借金玉 (@syakkin_dama) October 16, 2022
おれはたまたまベストセラー出した直後でカネもあったし、たっぷり人と時間とコスト使って対応出来た。でも、新人作家ならフツーにくたばる出来事だったし、僕も個人情報爆散されてクローズ就労の道は完全に失われた。今後同じような被害に遭う人が少しでも減るように頑張りたいですね。
— 借金玉 (@syakkin_dama) October 19, 2022
「個人情報が爆散」と聞いて、あなたはどのような状況を思い浮かべたでしょうか?
●個人情報とは
本名である
本名と住所である
本名と住所と勤務先である
●「爆散」とは
Twitterで言いふらされた
5chで言いふらされた
Youtubeで言いふらされた
裁判所で閲覧可能になった
借金玉が「個人情報が爆散」の具体的内容を示したことは、私の知る限りありません。
住所や勤務先は、いまだに私も知りません。
Twitterとか5chとかYoutubeとか、あらゆるWebメディアで、いろいろな個人情報が言いふらされた「のだろう」と解釈させて、「えりぞはなんて酷い奴だ」と思わせたかったのだろう、というのが、私の考えです。
借金玉の本名について、裁判の当事者であるえりぞ氏Twitterでが初めて言及したのは、現在確認できる限り、2023年の5月です。
上述の「個人情報が爆散」に比べて、ずいぶん時間が経っていますね。
借金玉noteで「本当は書きたくないが……」と例示された「本名爆散」の黒塗りスクショも、Twitterばかりでしたしね。私の知らないどこかのメディアの話ではなさそうでした。
内容がわからない「個人情報」が、どのような形態・範囲かも分からない「爆散」をされた借金玉は、なんてかわいそうなのでしょうか。
借金玉が2024年2月末に発表した記事によれば、借金玉は今頃とっくに「実名・顔出し」になっていたはずなんですが、全然履行されませんねー。
三月を終えれば、どうあれ私はアクションを起こしますし、その際は私が今回の件(とても長い話になります)に関わりそれを世間に知られるべきであると判断する人間はすべて、その人間の実名や所在に限らず、縁者や関係者、所属先、取引先等を含めて必要と感じることは一切隠すことなく(これは言うまでもなく、私自身にも適用されることです)発表します。
各論4. 借金玉は、えりぞ氏に対して裁判で「勝訴」済みであるか
借金玉は、すでにえりぞ氏に対して「勝訴」済みとのことです。
「一つのポストだけに絞って債務不存在確認訴訟を起こしてきた人物に対して反訴を提起し(裁判手続き上別訴の形になりましたが)、結果他のポストに不法行為が存在すると認定され、勝訴した」というのが、私の訴訟に於ける現状ですが、勘違いされている方が多そうですので先に述べておきます。
— 借金玉 (@syakkin_dama) April 6, 2024
ちなみに、2022年12月に刑事告訴された分は、すでに不起訴で落着済みです。
紛議調停のときもそのノリで盛り上がってたけど、頑張ってね。僕が警察と弁護士から聞いた話とまったく異なるなあ。草津の事件知ってる?あれ両方とも告訴状は受理されてるって知ってた? #Peing #質問箱 https://t.co/pooUiZHorK
— えりぞ (@erizomu) December 30, 2022
借金玉が「勝訴」した
という判決文は、こちらから確認できます。
借金玉の提示した論点は、ことごとくと言っていいレベルで却下されています。
●問題なしとされた発言
「借金玉は『個人情報をバラまく』意志を吹聴した」という発言
「借金玉はヤクザじみてる」という発言
「借金玉は他人のフレーズをパクって発案者を騙っている」という発言
借金玉の取引先に問題提起の連絡を行った行為
えりぞ氏の発言で、借金玉が「会社に乗り込むと脅された」と感じたもの
「借金玉は恥知らずだ」「借金玉は害悪だ」という発言
「借金玉に矜持なんてない」という発言
「借金玉は、創作で身を立てたかったのにハウツーでしか身を立てられなかったのだろう」という発言
「借金玉も自分と一緒に、障害者用の薬飲んで落ち着こうぜ」という発言
「借金玉が裁判でやってるのは、格闘技の試合開始後に自傷を始めたようなもの」という発言
●問題とされた発言
「借金玉はアホか」
「借金玉は狂人コンテスト筆頭」
「借金玉は恥を知れ」
「借金玉は脳に問題がある」 等、計8件の侮辱発言。合わせて9万円。
「問題なしとされた発言」が、請求額2000万円のうち1990万円を占めていたようです。
直近のnoteで借金玉が問題視していた発言、「問題なし」カテゴリに含まれるものが大半です。
借金玉が「すでに勝訴している」と主張するとき、それは「バカ・狂人といった悪口以外、えりぞ氏の言い分に問題がなかったと、裁判所が認めている」と主張することと同値です。
最後に
本記事は、2024/4/8にはてなブログにて公開していたものです。
「前々から追っている卑怯な人が、卑怯な嘘をばらまこうとしているのが、なんとも気持ち悪かった」とか言いながら、3時間くらいで一気に書き上げたのが自慢の記事で、日によっては5,000PV/日を超える、たくさんのアクセスをいただいていました。
公開から数日して、はてなの判断にて非公開。
どうやら再公開の見込みはなさそうなので、初のnote投稿となりました。
えりぞ氏ないし借金玉の名誉を侵害する、事実と異なる記述がありましたら、Twitter・X等で指摘いただければと思います。
14,000文字近くなりました。
ここまでお付き合いいただいた皆様、どうもありがとうございました。お疲れさまでした。
(今井士郎)
この後は、購入いただいた方向けのお礼とぼやきです。
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