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「信長の野望」って、子供の教育にとって素晴らしいゲームだと思う。

こんばんは、ゆうさいです。

仕事でたまたま取引先の方と話をしていた際に、同じ歴史好きだということがわかりかなり話が盛り上がった。

その盛り上がりのきっかけというのが、皆さんお馴染みの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」。
私の場合は、初代「信長の野望」からスタートして、「武将風雲禄」というシリーズまでどっぷりはまってやってました。

今回は、この「信長の野望」というゲームが、どれだけ素晴らしいかを二人で語り合いましたので、その共通する内容をお伝えしたいと思います。

「信長の野望」の魅力

①歴史が学べる

 歴史とは、「過去の人間生活に起こった事象の変遷・発展の経過」と日本国語大辞典に記されています。
 そう、これを「信長の野望」を通じて学ぶことができます。
 それも室町時代の後半から江戸時代前半頃の日本の出来事を集中的に。

 しかし、この「信長の野望」のすごいところは、その裏側にあると私は思っています。
 よく「歴史にもしもはない」とよく言われますが、この歴史にはタブーといわれる「もしも」を自らの手で創り出すことができるのがこのゲームの最大の魅力だと思っています。

 歴史の通説は、Googleや書籍を調べてみるとすぐに知ることができます。
 しかしそれは今現在の通説であり、数十年経つと違う通説になっていることもざらにあります。
 ゲームの中ではそんな通説を無視して自分が好きなように歴史をつくっていくことができます。
 この武将で、こんな国をつくってみたいと思えば、その理想の国をゲームの中でつくることができるわけです。
 自分の理想を考え、それをかたちにすることができるゲーム。
それがこの「信長の野望」です。
 そのためには、多くの人材を活用し経済を発展させながら、戦いに勝ち続けていかなければなりません。
 さらにその時代にしかないものを駆使してつくりあげていきますので、それらの意味や役割、使い方を理解する必要があります。

 それをゲームを通して楽しみながら学べるので「歴史の最高の教科書」ともいえると思います。

②人材の活用方法を学ぶことができる


 現在の「信長の野望」では、2,000人を超える戦国武将が登録されています。
初期の方の「信長の野望」でも、数は忘れましたがそれなりの武将が登場していて、それぞれの武将がどのような人物だったのか、その親子関係はどうだったのかなど、戦国武将の家系も学べます。
 それぞれの武将には能力が細かく設定されているため、その能力を生かして結果に結びつけるための才能がこのゲームのプレーヤーに求められます。
 人には得て不得手があります。
ゲームに登場する人物もそうです。
 それを理解し、その人材をいかに効率よく動かすことができるかが、国づくりのポイントだということにを途中で気づかされます。

 他国よりも速いスピードで、国を豊かにするための仕組みづくり。
これって現代の会社経営にも活かせるスキルですよね。
このようなスキルをゲームを通して身につけられるのは、この「信長の野望」をおいてほかにないと思います。

③経済を学べる


 国は経済活動によって支えられています。

 その経済活動を創り出すメカニズムを学べるのも、「信長の野望」の良いところです。

 日本には四季があり、季節によって収穫できる作物も変わります。
毎年の米の収穫量によって相場も大きく変わり、物の価値の変化をゲームを通して学ぶことができます。
 「信長の野望」では、秋は米の収穫時期となり米の相場は下がります。
しかし飢饉が起こると米の収穫量は減り米の値段は大きく跳ね上がります。
 そうなると食料の確保が難しくなった国の民は疲弊し、「ほどこし」という選択をしなければ、一揆が起こりやすくなり国を大きく揺るがします。
 「ほどこし」を行うにも、お金がないとできないわけですから、このような自然災害に備えてある程度の蓄財をすることが必要です。

 もし、事前にしっかりと兵糧を蓄えていたのであれば、飢饉が起こっても米が高騰したこのタイミングで売ればたくさんのお金に変換することができます。
そのような経済感覚を養えるところもこのゲームの素晴らしいところです。

 ゲーム上では、開拓事業を行えば、その年の秋に米の収穫量があがりますし、商業を奨励すれば年初の1月にお金の収入が増えます。

自分でどのような政策を行うかを都度判断しながら理想の国づくりを体験できるのは、自分の将来のライフプランの作成にも大きく貢献するのではないでしょうか。

④情報の価値を実感できる


 ゲームでは、実際の戦闘シーンでの戦術(用兵)もそうですが、普段から周囲の国々の動きを把握し、戦略を立てていくことの重要性を理解できるようになります。

ゲームを通じて自然と「情報」の大切さを学ぶことができ、それを基にした戦略の立案が可能となります。
 自国の現状もとより、敵対する相手国の状況を細かに把握することで、それに合わせた様々な戦略を考え実行することができるようになります。

 忍者を他国に潜入させ敵国の情報を逐次得ることで、事前に危機に備えることができるので、もしその国から攻められた場合でも戦いを有利に進めることができます。

 逆に情報を得ることができなければ、軍備を増強している敵国の様子を把察知できずに、ある時不意をつかれて攻め込まれるようなことが起こるとあっけなく滅亡します。
 このことは、現代のビジネス社会においても同じです。
 「情報」を制するものは天下を制す。
 「信長の野望」を制するものはビジネスを制す。

まとめ

どうですか?
これらが「信長の野望」というゲームの魅力です。
子供がゲームをしたいという時に、与えるべきはこの「信長の野望」だと私は思います。
もちろんやりすぎには注意ですが、他のゲームをさせることを考えると、将来役に立つのはきっと「信長の野望」。
もちろん

ちなみにこちらが最新版の「信長の野望 大志」です。


私の場合、今このゲームを買ってしまったら最後。
毎日これにどっぷり浸ってしまって仕事にどころではなくなってしまいます。
老後には、信長の野望ファンで時間を持て余しているお年寄りを集めて、毎日戦国の世を体験しながら天下統一を目指したい。

それが私の「老後の野望」…なんちゃって。

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