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カメラ講座の生徒さんから学んだ「人は何にお金を払っているか」ということ

どーも、ゆー、です。

仕事で死ぬほど失敗してきた僕がプロカメラマンを目指す繊細な人(HSP)のために毎日2000文字以上記事を書いています。


僕は普段カメラ講座をやっています。

ストアカという誰でも先生になれるスキルシェアサービスを利用しています。

ありがたいことに、300人以上の受講実績ができてここから企業さんへのお仕事もあったりと、色々と活用させていただいてます。

しかし、講座を始めた頃はもちろん色々こんな風にできていたわけではなく、生徒さんから「言ってる意味がよくわからないです。。」と言われたり、酷評レビューがついてしまったりと結構苦労しました。

しかし一度やり出したら負けず嫌いなとこもあるので、とにかく「満足させて帰ってもらう!!!」てことを意識するようになりました。

そんな、中一人の生徒さんが月一の定期講座を受けてくれたんです。

このメニューは事業主としては安定収入になりますので非常にありがたいメニューです。

その生徒さんとの話を今回は書いていきますね。




1.お客さんが本当に求めているのは『承認してくれる』ということ

僕はその生徒さんに対し
「もっとカメラのこと学びたいんだろう!」
と思い、講座のたびに色々準備をして、臨んでいました。

毎回資料を用意して、そして講座が終わったらまとめの文章を送って。
という感じです。

でもある日、その生徒さんから言われたんです。


「先生、色々してもらうのはありがたいんですが、そんなにしてもらわなくても私先生と写真撮り行って話すだけで満足してますよ」


え?

ええええええええええええ?


ちょっと僕にとっては衝撃的な言葉でした。

今まで人ってコンテンツの内容できてくれてると思っていたからです。

でもその生徒さんは全く別、「僕自身」に価値を感じてくれている。

嬉しさ半分、戸惑い半分という感じでした。

「じゃあ僕はどうしたらいいんだろう?」って。

これって結局お客さんは何を求めているかと言うと
「私のことを否定せず、話を聞いてくれて、一人の人として承認してくれる」
ってことに価値を感じてたんです。

いや〜、こんなん気づきませんって。

でも、最初から人って人のこと信用することはできませんよね?
だから信用するための言い訳で『カメラ』とか別のツールが必要になってくるわけなんです。



2.とにかく生徒さんの話を聞くことにした

よく『自分が話すのではなく、人の話を聞け』とは言いますが、僕は少し加筆したいんです。

それは相手しか話してない状況はバランスが悪いと言うことです。

なんでも相手の話をウンウンと聞いてるだけで終わるのではなく、悩みに対する自分なりの意見もあった方がいいんです。

でも、ちゃんと相手の話を聞いていると
「実はこんな写真を撮ってるんです。。」
みたいなことが出てくるんですね。

仮にその写真に対して
「え、こんな写真撮ってて何が楽しいんですか?」
って言ってしまうと生徒さんは二度と来なくなります。

僕の場合
「え、面白い何それ、なんでそれを撮ってて楽しいんですか!?」
ってその写真を撮る意味を聞くようにしてるんですね。

これは言い換えれば
『自分が大切にしてるものを、同じように大切にしてほしい』
と言う欲求が人にはあるんだと思います。

すると出るわ出るわ、いろんなマニアックな話が(笑)

でもそのマニアックな話って、自分自身も写真マニアなもんだから話が弾むんですよね。

「そういった視点もあるかー!」とか、結局その生徒さんは1年以上受けてくれてますが、僕の奥さんとも仲良くなって月一で遊びに行くようになりました。




3.自分が裸になった時にわかる人としての価値

僕が開業2年目の時に、資金繰りがうまく行かずパンク寸前の時がありました。

それをSNSで公表した時に
「我慢できず公表してしまったけど、きっと生徒さん失望するだろうな。。」
って思ったんです。

でも、その生徒さんから言われたんです。

「いや、講座は続けますよ!先生は先生だし、お金がないからって先生の写真の技術が下がるわけじゃないでしょ?だから関係ないです!」

いや〜、そこで気づいたんです。


教えてたと思ってたけど、実は僕が教えられてたってことを。


カメラ講座を受ける以上、学びたいのは写真のことなのは間違いないです。
でもそれ以上に必要なのは『人と人との居心地の良い交流』なんですね。

でも今の時代なかなかそういった場所って少なく感じる人も多いと思います。

一事業者として、カメラの技術を学ぶだけではなくそういう人たちの『居場所』を作って行くことが今後の重要な課題になって行くんだと感じた出来事でした。




まとめ

いかがでしたでしょうか?

本当はこの記事では収まりきれないくらいこの生徒さんとはいろんなことがあったんですが、また別の機会に話して行こうと思います。

自分が本当はなんのサービスを提供しているのかを見極めることの重要さを今回は書かせていただきました。
ぜひ参考にしてみてください🙋‍♂️



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ではではゆー。でした〜🙋‍♂️

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