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写真に世界観を持たせるには〇〇を意識すると良いよ

写真を撮るときに、意識すると良いことにこれをやるだけで全然違うよってことが一つあります。


それは『場所の特定できるものや、余計なものを入れない』ってことです。


多分余計なものを入れないって言うのはなんとなくわかると思うんですが、なぜ場所が特定できるものを入れない方が良いのか。


もちろん観光地や撮影スポットってどう頑張っても場所は特定できてしまいますが、そればかり撮っているとどこかお出かけ情報アカウントっぽくなっちゃうんですよね。


なので、基本的に独自の世界観を作ろうと思ったら『名前のわかる場所』ではあまり撮らないのが良いかもしれません。


その世界観に没頭していたのに
「あ、ここあそこだ」
ってわかった瞬間見る側としては冷めてしまいます。


・地名の載ってる標識
・企業の看板
など

逆にそういうものがあって良い時もありますが
「世界観と合ってるかどうか」
を常に考えるのは重要な部分になります。



そして『余計なもの』とは

・映り込んでしまった人
・荷物
・見切れている体の一部
・レンズに写るホコリ
・自然の多い場所であれば人工物
などです。


これはPhotoshopでも加工はいくらでもできますが、できたら元データのクオリティを上げるという方がお勧めです。

単純に加工が楽になるからという理由もありますが、普段から気をつけておかないと『加工ありき』の考え方になってしまうので写真がそんなに楽しくなくなるなって言うのが僕の考えでもあります。


桜オーマ-282

例えばこの写真なんですが、これ見てどう思いますか?

どうも思いませんか?
「桜の絨毯と女の子が舞ってる良い写真では?」
と思う人もいるかもしれせん。


でもこの写真よく見ると奥の手すりにジャケットがかかってしまってます。

これ撮った後に気づいたんで「やってしまったな〜」って思ったんですが。。


これ「桜の絨毯の上で舞う女の子」を表現したいのに
他に目がいってしまうのが勿体無いんです。


なのでちゃんとそれを表現したいならこういう写真が世界観を壊さないものになります。

桜オーマ-282

ちなみにこれ女の子の右手の奥にあった電線も消しました。

こうすることで、見る人が余計な部分に目線をいかせないようすることができ、世界観を統一することができるんですね。


もちろん日常的な写真を世界観にしたい場合は色々生活感があった方が良かったりするのでそれはそれで世界観なんですよね。


すごい細かいことかもしれませんがここをやることで「良い写真」に近づいていくのだと僕は思っています。


と言うわけでゆー。した〜🙋‍♂️✨



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