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今年2度目の株価暴落か・・・沈没直前の船からネズミが逃げる

白柳 孝 つれづれ日記 Vol.44

1.世の中には前兆があり、前兆に気づいて対応するのが生き延びる秘訣

昔から言われている「沈没する船からネズミが逃げる」とか最近の豪雨では土石流の発生前には「小石が山から落ちてくる」など多くの警戒すべき事柄があります。それら事象で自分の人生や命がかかっているとしたら、もっと真剣に小さな出来事をキャッチし、行動することが大事です。
前兆をキャッチし「これは何かあるな・・・」と感じたら、詳しく調べて行動することです。もし逃げなければいけないときに逃げなければ命を落とすのです。

新型コロナでの株式の暴落時に、事前に逃げていた人がいたのです。

この記事をどう見るかが重要なのです。見逃すか? 深掘りするか?
この記事では新型コロナ騒動の前に多くの最高経営責任者が辞任をしたとあります。偶然だろうと見過ごせば本当は命に関わるのです。
コロナで米国大企業も日本の大企業も大幅赤字です。これを立て直すのも大変であり、経営者が貰う退職金の金額も利益の時と赤字の時では雲泥の差となります。本当に沈没を予測して逃げたのかどうか、他の記事、他の情報を探します。

2.アマゾンなど米企業トップ、相場崩落前に自社株売り抜け

米上場企業のトップらが2月初めから3月第3週に合計で約92億ドル(約1兆円)相当の自社株を売却し、約19億ドルの損失を回避した可能性があることが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の調査で明らかになった。 WSJは2月1日~3月19日の米上場企業幹部の株式売却に関する当局の資料4000件余りを分析。企業の幹部・役員が回避した推定損失額は、個々の株式の売却時と3月20日時点の差額を基に算出した。S&P500種指数は2月19日に過去最高値をつけた後、3月20日の取引終了までに約30%急落している。

売却額がずば抜けて多かったのはアマゾン・ドット・コムのジェフリー・ベゾス最高経営責任者(CEO)で、全体の3分の1以上を占めた。ベゾス氏は米株相場が最高値をつける直前の2月第1週に計34億ドル相当の持ち株を売却した。3月20日まで保有していた場合に比べると、約3億1700万ドルの含み損を避けられたことになる。 

米国上場企業のトップが1月に辞任し、また株価の高い2月から3月に株式を売却したあとどうなったか?

NY株、6,621ドル下落 新型コロナ、世界株価2割安―1~3月期
何と世界中の株式相場が大暴落となったのです。まさに沈没する船から勘の鋭いネズミたちが逃げていたのです。

大暴落のあとFRBや日本銀行などの金融緩和で、株価が戻っていますが、これは素人を騙す罠なのです。次の暴落が準備されています。
新型コロナウイルスで経済は激震となっています。大企業が軒並み赤字、航空会社やホテルなど設備投資の巨大な事業は目を当てられないような赤字です。そんな中業績を見れば株価が戻るはずが無いのです。しかし米国も日本も株価は戻っています。おかしいと思わなければいけないのです。

3.再び沈没するのか?新たなネズミが逃げ始めています。

前回の教訓を生かすことが出来るか?まだマスコミの報道を信じて未来を明るく信じるか。勘のいいネズミたちの行動をしっかり見て下さい。
次のブログは、世の中の見えない真実を丁寧にわかりやすく解説してくれています。

「予兆」: 2020年の初頭と同じように、またも世界中の「超富裕層」が、大量の株式の売却を猛スピードで行っていることが判明。今年後半の市場の行方は・・・   

ネズミが逃げたら直ぐに沈没か?
最高経営責任者などの取引はインサイダーかと疑われる。大勢が株式を同じ時期に売ったとしてもそれは偶然と云うには、株式を売ってからの動きが大事。最高値で売却をすれば疑われるが、売ってからも株式は上昇をしていれば、分かっていればもっと高く売っていると言い訳が出来る。
また株式投資の言葉で「頭と尻尾はくれてやれ」というのがあります。最高値の少し前に売り、最安値の少し前に買う。これが売り逃がしや買い逃がしをしない方法なのです。もしこれが正しければ今が最高値ではなく、これからもう少しあげて市場が加熱してからの暴落となります。さてどうなるでしょうか?

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税理士 白柳 孝


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