私が間違ってるみたいです。

鬱が発覚して半年。考え方が違うのは鬱持ちだから。

鬱患者は、自分を労わってあげなきゃいけない。でもそれが出来ない。だから周囲の助けと配慮が必要。それが有るか無いかで、生きるか死ぬかが決まる。

生まれたからには死なんて考えずに過ごすのが当たり前らしい。でも鬱患者はその普通が考えられない。だから異常な扱いを受ける。

四六時中死という概念がまとわり付いている。それに対する想いが恐怖なのか憧憬なのかは鬱患者によって違う。1つ共通するのは、死にたかろうが死にたくなかろうが、死ぬ事への執着が凄まじい事だと思う。

首を絞めて、飛び降りて、浮いた血管に刃先を向けるような「日常」を、鬱じゃない人は何故かと疑問に想い、「あーあ痛いやつだな」って。
痛くないよ、ただ生まれてしまった事への罪悪感が消えないだけ。どれだけ気を遣った言葉をかけられても、行為は辞められないし生への拒絶はいつもそこに。

個人的な意見であり、他の鬱患者がどうなのかは分からない。分からないけど、何故鬱でいてはいけないような風潮が未だかつて続いているんだろう。心理学という学問がある裏で、何故鬱は否定的評価を受けなければいけないんだろう。

こうやって考えるのは、私が間違ってるからみたいだ。

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