【124】ビジネスマンに情報整理はほんとに必要なのか?
生産性と情報整理は切っても切り離せないような関係に思われるいて、世の中にはたくさんの管理方法が溢れている。仕事が複雑化した現在では必須の技術だと思われていふ節もある。
ただ、ここ数日の間に読んだ本がすべて「情報を管理しない」というスタンスの人が多かったので、それについて考えてみる。
* 村上春樹さん
* 森博嗣さん
* 荒俣宏さん
『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』などで有名な村上春樹さんは『職業としての小説家』という本の中でアイデアをメモするかどうかについて、メモしないと答えていた。
アインシュタインもメモしないという事例を挙げていて、人間の脳が覚えていることが大事なことだという姿勢をとっている。
また『すべてがFになる』などのミステリーで有名な森博嗣さんは『アンチ整理術』という本の中で、整理整頓することがそんなに大事なのか?と疑問を呈している。実際に森さんの部屋は足の置き場がないくらいものなあるらしく、メモ書きなどもほとんどしないようだ。
原稿も本になったら捨ててしまうということで、情報を保管しておく方がリスクだという言い方もしている。
最後に、博物学研究などで有名な荒俣宏さんは『0点主義』という書籍の中で、メモは取るが整理整頓については不要という考え方を示している。
むしろ、情報整理をしていて、疲れていては本末転倒であり、情報は使ってこそ価値があるということだ。整理方法よりも必要な時に出せることに意味があると言及している。
さてNotionやEvernoteなど知的生産のためのツールはたくさんあるし、それで情報を整理するのがビジネスマンとして必須だとこれまで考えていた。
さまざまなツールに課金したり、本を読んだこともある。しかしどれも続かなかった。
項目分けが複雑化したり、ツールの重さが不快になったり。
色々な要因なある。
そこで情報は整理しなくてもいいのではないかと思っていたら、これらの本に出会ったわけだ。
さすがにメモを取らないで、記憶に頼るのはまだ自信がない。
メモをとり、ノートを取ることもするが、
これまでのように複雑に階層化したり、リンクで繋げる形での整理整頓はしないで運用してみようと思う。
運用はiPhoneの純正メモで、ひとつのアイデアにつき、一つのメモを新規作成している。またこの文章もiPhoneのメモで執筆している。
読んだ本や、気になる記事のリンクもすべてこのメモにまとめることで、いつでも検索して引き出せる形をとりはじめた。
この運用についてはまた後日書くことにする。ではまた。
今回参考にした本はこちら↓
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