見出し画像

【学び方ガイド】u-lab 1x 2022のカリキュラムと日本語サポートについて

「u-lab(ユー・ラボ)」って何?という方は、まずは以下をご覧ください。

「u-lab」の受講登録については、こちらから解説しています。

U理論実践のための総合的な学びを提供する無料オンライン・プログラム、「u-lab」
内容に応じて「0x(ゼロ・エックス)」「1x(ワン・エックス)」「2x(ツー・エックス)」「3x(スリー・エックス)」のエディションがあります。

「u-lab」は年間を通した学習サイクルとなっており、1x→2x→3xは連続的な学習体験になります(0xは自学自習型の独立した学習プログラム)。

今年も9月から「u-lab」の1年間の学びの旅路が始まります。
ぜひ一緒に学んでいきましょう!

日本のU理論の実践者サポートを目指すチーム「u journey team MINAMOTO(ユー・ジャーニー・チーム 源(みなもと) )」が、日本語サポートをしていきます。

以下、日本語話者の方が「u-lab 1x」の学びを進めていくため、team MINAMOTOが行うサポート内容を紹介します。

(1)全体カリキュラム

「u-lab 1x」のカリキュラムは、その学習過程が「U」の形に沿ったプロセスになっています。
全体で4ヶ月の学びの旅で、公式には1週間あたり4〜6時間を費やすことが推奨されています。

u-lab 1x 2022の学びの全

team MINAMOTOのサポートも、このプロセスに沿って展開していきます。

(2)キックオフ・イベントの開催

すべてはここから。
「u-lab 1x 2022」を学び始めるすべての日本語話者の方たちを対象としたキックオフ・イベントをオンライン開催します。

今年の日程は、2022年9月11日(日)21:00〜22:30(JST)です。

イベントのお知らせは、Peatixから「U.Lab Japan」のアカウントをフォローしていただくと、あなたがPeatixに登録したメールアドレスに届くようになっています。

イベント日が近くなったら、申し込みページのお知らせがPeatixからメールで届きます。
そこからイベントページにアクセスし、申し込みを完了してください。

ちなみに、キックオフ・イベントはアーカイブ映像を残しますので「この日は参加できない!」という方も、ぜひ申し込んでください。
イベント終了後、アーカイブ映像のアクセスURLやイベント内で共有した情報(今後のお知らせなど)が、Peatixからメールで届きます。

キックオフ・イベントでは以下の内容を取り扱います。

  • 「u-lab」とは何か?の説明

  • 「u-lab 1x 2022」受講登録の仕方の説明

  • 今後のスケジュール共有

  • 過去の「u-lab」受講者の声を聴く(予定)

  • 参加者同士の交流

  • 「u-lab 1x 2022」を学ぶ日本語話者の方たちが集う専用Facebookグループの招待

(3)専用Facebookグループの招待

「u-lab 1x 2022」を学ぶ日本語話者の方たちのコミュニケーションの場として、専用のFacebookグループを用意しています。
キックオフ・イベントでもアクセス先のURLをお伝えします。

【Facebookグループ】u-lab 1x 2022 日本語学習者コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/468403428472114

このFacebookグループを活用し、(4)から述べる各種サポートを行っていきます。

(4)受講登録のサポート

「u-lab 1x」は受講のために、以下の3つの登録を済ませる必要があります(開催期間中であればいつでも登録できます)。

  1. 「edX」へのユーザー登録(必須

  2. edX内の「u-lab 1x」の講座受講の登録(必須

  3. 「u-school」の受講登録(任意 ※ただし公式のお知らせを受け取るためには登録しておいた方が便利です)

いずれも海外のサイトなので「英語が分からない!」という方のために、必要なサポートをしていきます。
キックオフ・イベントでの説明の他、専用Facebookグループページでも案内していきます。

なお「u-lab 1x 2022」は、オプションとして「edX」が発行する「認証付き修了証(the Verified Track)」を受領することもできます(有料。ただし「edX」の仕様変更で、2022年12月15日以降は受領不可)。
学びを進める上で必要になるものではないですが、ニーズがある方のため、それも案内します。

(5)対応コンテンツの翻訳版の提供

「u-lab 1x」は英語の学習プログラムですが、世界各国のボランティアたちの手によって、少しずつコンテンツが多言語に翻訳されています。

日本語の場合、以下のコンテンツが翻訳済み、あるいは翻訳中(翻訳予定)です。
これらを「u-lab 1x」を日本語で学びたい人のために提供します。

①ソースブック(Source Book)

  • 「u-lab」のカリキュラムに対応した60ページほどの学びのハンドブック(「ソースブック」と呼ばれています)の日本語版を提供します(ただし2020年版。内容は今年のものと変わりません)

  • ソースブックは書き込みながら学んでいくタイプのハンドブックですので、自分で印刷して使うことが想定されています。ただし、冊子版を入手したい方は、「u-lab」から生まれたチーム「教育と働くと家族の未来」が独自に冊子印刷したものを使うこともできます(公式から許可済み。原価相応の料金がかかります)。

②配信映像

  • 「u-lab 1x」の配信映像を日本語字幕で視聴することができます(多くが日本語対応済みですが、一部未対応のものもあります)。

  • 【注意】配布資料や科目ページなど、映像以外のコンテンツは日本語に翻訳対応していないものもあります。それらはブラウザの翻訳モードなどを活用し、ご自身で対応してください。

(6)日本語話者受講者のためのオンライン上の学習体験の推進

「u-lab 1x」を学び、U理論を実践していくためのキーとなるのは「仲間とのつながり」です。
具体的に「u-lab 1x」では、

  • 「ライブ・セッション」と呼ばれるグローバルなオンラインの集いが期間中に複数回開催されたり、

  • 「コーチング・サークル」と呼ばれる「u-lab 1x」の学習者同士が自発的に集ってグループ活動をすることを

カリキュラムに盛り込んでいます。
この点で「u-lab 1x」は、オンラインを活用した同期型コミュニケーションによる学習体験を提供する実践的な学習プログラムだということができます。

ところで「u-lab 1x」はグローバルな学習プログラムですので、学習者は英語話者を想定しています。
したがってあなたが英語話者であれば、公式で配信されるライブ・セッションを視聴(参加)したり、世界中の学習者とつながってコーチング・サークルに参加して、U理論を介した出会いが大きく広がるでしょう。

しかし、様々な事情で「日本語話者とコミュニケーションしたい!」という方も多いわけです(英語が話せないなど)。
そこでteam MINAMOTOは、以下のようなサポートを通して日本語話者学習者のためのオンライン上の学習体験を推進します。

①オンライン・セッション(=ライブセッション録画視聴&対話会)」の開催

u-lab 1x 2022の学びの全容

「u-lab 1x 2022」では期間中、全4回に渡って「ライブ・セッション」が開催されます(9/22・10/20・11/17・12/8)。

そのライブ・セッションのアーカイブ映像の一部を活用し、公式とは別の日程で、全4回で「オンライン・セッション(=ライブセッション録画視聴&対話会)」を開催します(10/2・11/6・11/27・12/18)。

オンライン・セッションのお知らせは、Peatixから「U.Lab Japan」のアカウントをフォローしていただくと、イベント日が近くなったら、あなたがPeatixに登録したメールアドレスに届きます。
そこからイベントページにアクセスし、申し込みを完了してください。

ちなみに、オンライン・セッションはアーカイブ映像を残しますので「この日は参加できない!」という方も、ぜひ申し込んでください。
イベント終了後、アーカイブ映像のアクセスURLやイベント内で共有した情報(今後のお知らせなど)が、Peatixからメールで届きます。

オンライン・セッションの申し込みページ公開後、ここにもアクセス先を貼り付けておきます

②「Uの場」の開催

上記オンライン・セッションとは別に、team MINAMOTOが独自に主催する、日本語話者の人たちと「u-lab 1x」の学びを深める定期的・自主的なオンラインの場(Uの場)を開催します(10/10・11/23・12/3・12/24)。

「u-lab 1x」で提供されている種々の方法を、集まったメンバーで実際にプラクティス(実践または練習)してみることを中心に、学びたいことやどんな学び方をしたいかを持ち寄り、垣根なく皆で学び合う時間にすることを目指します。

Uの場のお知らせは、Peatixから「U.Lab Japan」のアカウントをフォローしていただくと、イベント日が近くなったら、あなたがPeatixに登録したメールアドレスに届きます。
そこからイベントページにアクセスし、申し込みを完了してください。

ちなみに、Uの場はアーカイブ映像を残しますので「この日は参加できない!」という方も、ぜひ申し込んでください。
イベント終了後、アーカイブ映像のアクセスURLやイベント内で共有した情報(今後のお知らせなど)が、Peatixからメールで届きます。

Uの場の申し込みページ公開後、ここにもアクセス先を貼り付けておきます

③「コーチング・サークル」のマッチング(仲間づくり)

コーチング・サークルとは、U理論におけるピア・コーチングの方法である「ケース・クリニック」を、「u-lab 1x」の期間中に定期的に実践していく、学習者で構成する6人程度の自主グループのことです。
このマッチング(仲間づくり)を専用Facebookグループで行います。

ケース・クリニックの詳しい進め方はリンク先を参照してください。

コーチング・サークルは、毎年そのネーミングから「コーチングをする(される)ことにプレッシャーを感じる」という懸念をよく耳にします。
しかし、それは誤解に基づいている可能性があり、杞憂かもしれません。

ざっくりいうと、コーチング・サークルで実践するケース・クリニックはこんなプロセスです。

  • 毎回「ケース提供者(case giver)」が、自身のリーダーシップに関する事例をグループに提供する(ケース提供者は輪番制)。

  • グループのメンバーは、ケース提供者の「仲間」として、話される事例に深く耳を傾け、その上で、手順に従ったプロセスを辿りながら「手助け」をする(深く聴くことをするのであって、アドバイスや正そうとすることはしない)。

  • その結果、ケース提供者は、ある挑戦や課題に対する新たな見方を見出したり、新たなアプローチを開発したりする。

要は、仲間との対等なコミュニケーション・プロセスから、話題提供者が自らのリーダーシップに目覚めていく過程が「ケース・クリニック」であり、そのような関係性を保持するグループが「コーチング・サークル」だということです。

「u.lab 1x」のカリキュラムでは、ケース・クリニックを6回実施することが提示されているので、コーチング・サークルは6人のグループが推奨されています(方法論的には5〜7人でも実施可能ですし、人数分以上の回数を実施する点についても自由です)。

また、頻度は2週間に1回、1回あたりの体験時間は最低70〜75分と示されています。

さらに、コーチング・サークルの活動は、1回目のライブセッション以降で実施することとされています。
日本語話者学習者のためのコーチングサークルのマッチングは9月上旬〜中旬で実施し、活動は9月下旬〜10月上旬から始めていく予定です。

U理論実践のためのリーダーシップを磨くためには、コーチング・サークルで仲間と日常的なプラクティス(実践あるいは練習)をすることが効果的です。
ぜひ参加してください!

■寄付のお願い

日本語話者への「u-lab 1x」のサポートは、すべて非営利で実施されています。

一方で、専用Facebookでのコミュニケーション・サポートやオンラインの学習体験を日本語で提供していくことは、team MINAMOTOのメンバーが各々の時間を投資して行っていることであり、継続的な活動のための寄付は歓迎しています。

具体的には、team MIAMOTOが主催する種々のオンラインイベントの参加費を無料〜有料でのスライディングスケール料金に設定していますから、もしお心付けがある方は有料チケットを購入し、寄付をしてください。

なお、繰り返しますが日本語話者へのサポートは非営利で行っていますので、集まった金額は必要な経費を差し引いて、Presencing Instituteに寄付します。

■よくある質問

  • 「u-lab」のカリキュラムには全て参加しなければいけませんか?

大前提として「u-lab」の学び方はご自身で決めることができます。
すなわち、配信映像をどの程度深く視聴するか、またオンライン・イベントやコーチング・サークルにどのように参加するか(しないか)について、主体的に自分で決めて参加してください。
もちろん、より多くの機会に参加していただくと、学びの効果が高まっていくと思われます。

  • 「u-lab」はU理論を"勉強する"ために最適ですか?

「u-lab」は、その学び手を「チェンジ・メーカー」、すなわちU理論をプラクティス(実践または練習)する意図がある人に開かれています。
「u-lab」はU理論を実践していこうとする人たちのための実践的な学習プログラムです。したがって、「勉強」のイメージにもよりますが、単に知識を仕入れたいというのであれば書籍でも十分学べると思います。

  • 「u-lab 1x」受講登録の方法を教えてください。

こちらから解説しています。

  • 学習リソースの日本語翻訳のお手伝いをしたい!

ありがとうございます。Peatixから「U.Lab Japan」のアカウントにその旨メッセージを送ってください。

ありがとうございます。Peatixから「U.Lab Japan」のアカウントにその旨メッセージを送ってください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?