詩「白骨死体」
団地で発見された
白骨死体
ひとりきり
部屋のすみ
孤独 孤独とさわぐけど
孤独なのはだれなのか
じいさんはひとり
テレビ見て
あつい茶を飲み
ばあさんを想い
幸福につつまれた夕暮れに
死んだかもしれないのに
生きているものが想像するのは
いつも
サイアクなことばかり
じいさんは幸せだった
そうだとも
こんなにも美しい白い骨じゃないか
Discovered in an apartment complex
A skeleton
All alone
In the corner of a room
We cry out about loneliness, loneliness
But who is really lonely?
The old man was alone
Watching TV Drinking hot tea
Thinking of his wife
In an evening wrapped
in happiness Though he might have died
What the living imagine Is
always The worst things
The old man was happy Indeed he was
For aren't these bones so beautifully white?
新人さんからベテランさんまで年齢問わず、また、イラストから写真、動画、ジャンルを問わずいろいろと「コラボ」して作品を創ってみたいです。私は主に「言葉」でしか対価を頂いたことしかありませんが、私のスキルとあなたのスキルをかけ合わせて生まれた作品が、誰かの生きる力になりますように。