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オリジナルの詩と少年詩(言葉のフリー素材:発表済み含む)

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コツコツと書き溜めている詩と少年詩「言葉たち(フリー素材)」です。こちらのマガジンを有料にする予定はありません。朗読動画、楽曲の歌詞、紙芝居の原作、キャッチコピーとしての利用等、…
運営しているクリエイター

#詩

詩「君がここにいる」

雨の休日に 君と珈琲を飲む ちいさなテーブルの前で 膝を抱えて 雨の音を聞きながら 君とゲー…

詩「返事のこないメール」

返事のこないメールを打つ ちいさなメッセージを送る 終わりにしないと 何も始まらない いっ…

詩「輝きますように」

その髪に触れて そっと持ち上げて 真珠のイヤリングをつけよう きっと これからのあなたの人生…

詩「傷口と恍惚と」

自分の傷と むきあうのは痛い 見ているだけで 痛いのに 赤いぐちゅぐちゅのその傷を いじりた…

詩「いつもの道」

いつもの道を歩きながら ふと 木の名前を知りたくなる 花の名前を尋ねたくなる そう言ったら…

詩「僕は恋愛をしていなかった」

ありがとう 好きになってくれて ごめんね 同じありがとうでも このありがとうは 残酷だね 僕…

詩「ゼロに向かって」

冷たい風の吹く中 観覧車 ぎぃぎぃ 音を立てて昇っていく 車が小さいね 海が見えるね 空が近いね もうすぐてっぺんだね 暖かい声の中 観覧車 すんと 止まる  ほんの一瞬 ゆっくり下降する 観覧車 ぎぃぎぃ 悲鳴をあげながら はじまりと終わりの交差する ゼロに向かって In the cold, blowing wind The Ferris wheel Creaks As it ascends The cars are small, aren't they?

詩「蕾(つぼみ)」

キミはまだ 多くを知らなくていい 砂場で遊ぶキミの背に ボクは語りかける 砂の中にガラスの…

詩「紫陽花(あじさい)」

ココロで会話をするつもりが ボクは自分のココロばかり キミはキミのココロばかり 言葉にする…

詩「神戸港のキリンの爺さん」

神戸港のキリンのじいさん 赤と白のキリンのじいさん 海をながめて立っている 船が港にちかづ…

詩「いつまでも」

いつまでも 思い出してしまうのは 悔しかったから あのとき 悔しさを言葉にできなかったから …

詩「白骨死体」

団地で発見された 白骨死体 ひとりきり 部屋のすみ 孤独 孤独とさわぐけど 孤独なのはだれな…

詩「歩いてゆけ」

君を守る盾になろう どんなときも どれほど離れていても 僕は君を守る盾になろう だって 君…

詩「生と死と」

なぜ あなたじゃないとダメなのかしら それが解れば 私はハイそうですかと納得して あなたに全てを捧げられるのかしら なぜ あなたではダメなのかしら それが解れば 私はサヨナラを受け入れて あなたの全てを断ち切れるのでしょうか 日々の生活は ココロとはかけ離れたところにあるから 上手くやれる人もいれば やれない人もいる 平等なのは、その先にあるもの だれにもやさしく訪れる生と死と Why Is it that it must be you? If I understo