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オリジナルの詩と少年詩(言葉のフリー素材:発表済み含む)

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コツコツと書き溜めている詩と少年詩「言葉たち(フリー素材)」です。こちらのマガジンを有料にする予定はありません。朗読動画、楽曲の歌詞、紙芝居の原作、キャッチコピーとしての利用等、… もっと読む
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記事一覧

詩「生と死と」

なぜ あなたじゃないとダメなのかしら それが解れば 私はハイそうですかと納得して あなたに全…

詩「あなたの代わり」

もしも私が あなたでない誰かと出逢っても 顔をみて 声をきいて 肌にふれて 代わりの人はい…

詩「騙されていたなんて」

騙されていたなんて 思いたくない あなたの笑顔はやさしくて とても輝いていたから 嘘つかれ…

詩「行き止まり」

行き止まりに 君がいた あの日の君が 笑っていた 道を選ぶとき 間違えたような 錯覚か 願望…

詩「雨に濡れる月曜日の朝」

雨に濡れるシティーホテルの朝 甘ったるい偽物の グレープフルーツの風呂に 首までつかって あ…

詩「アリエナイ仮定」

ひどい目にあったねと 私の背中をさするあなたに 身をゆだねようとした瞬間 僕の子どもだと思…

詩「悪魔」

あなたの声が悪魔になった うちの旦那は働くのよ あたしの為に働き続けるの あたしより早くに要介護なんて許さない あたしより早くころっと死ぬならありだけど あたしはお金を稼がなくていいの だって子どもを二人うんで 男の子を二人もうんで 立派に育て上げて世にだして 孫の顔を見せてもらうんだから 子どもが嫁さんもらったら みんな仲良く同居して あたしの老後の面倒をみてもらうの あたしの老後はにぎやかなのよ 幸せいっぱいなの だから ひととき あなたと血迷って 遊んだ時期もあっ

詩「仏花を抱えて」

家に閉じこもりの私を 気分転換に  無理やり市場へ連れ出して 人混みにもまれて 息をつく  …

詩「雨にうたれて」

ふりつける雨から きみをまもる傘はない ならば ぼくはきみの頭上で 両手をひろげよう ふりつ…

詩「僕は溺れ方を知らない」

段階絶壁に立って 悲劇ごっこ 輪になって両手を しっかり繋いでる 一歩 前に踏み出したら 両…

詩「so I」

明日が来なければいいのに と涙を流しながら笑う君に 声を失くした 毎晩、そんなお願いをして…

詩「Shall we hold hands and go home?」

二人で出かけた公園で はしゃいで飛び跳ねている君が可愛くて 後姿を眺めていたら こんなにも…

少年詩「ひざこぞう」

土をかくして アスファルト 灰色コンクリート かちんこちん つまずいた ズボンの布の下 ひざ…

少年詩「ペンギンさん」

ペンギンさんが おりました きれいな海に おりました 氷は かちかち鳴りまして お星は ちかちか揺れました けれども ずいぶん前のこと ペンギンさんが 住んでいたのは ペンギンさんは 旅立ちました 白旗 ぱたぱたふりながら 溶ける氷に 涙をながして Mr. Penguin Was there In the beautiful sea He was there The ice Made a cracking sound And the stars Were t