#006『センスは知識からはじまる』
『センスは知識からはじまる』水野学
30分ぐらいでさくっと読める本でした。
「センス」って言うと才能みたいなものに感じる人が多いと思うんですが、センスって別に才能ではなくて、勉強することで磨けるんですよね。
【特に印象に残ったのはこの部分!】
「センスとは普通を知ること!」
「良いと悪いがわかりその真ん中がわかること」
「今は特にセンスの良さがスキルとして求められている時代」
「量より質の時代と言っても。技術向上は頭打ちだから質がいいのはあたりまえで質がいいこと自体には価値がない」
「わからないのはセンスがないからじゃなく、センスを磨く努力をしていないから」
「知るべきことを知る努力が必要!」
【内容まとめ】
1:センスって何?
普通を知ること!
良いと悪いがわかり、その真ん中がわかること
2:センスの良さ=スキル が求められる時代
量より質の時代…だったけど技術向上は頭打ちになり「質がいい」はあたりまえなのでそれ自体には価値がない。
なのでセンスで価値をあげなければならない。
例えば
「見え方のコントロール=質の良い料理をどんな皿に載せるか…等」
例えば
「これを丸く作って!」と言われて
・最高の丸を作り出すのが「職人」
・「本当に丸がいいの?四角じゃだめなの?」と提案できるのが「クリエイティブディレクター」
ってことが書かれていたんだけど…
これはまさに「ドリルを売るには穴を売れ」と同じで課題の解決のために手段を変えることができるって話ですよね。
(ドリルを買いに来たお客さんが本当に欲しいものはドリルじゃなくて穴をあけるサービスだったりする~って話ね)
『センスとは知識の集積』
絵を描く(アイデアを形にする)ためには「紙」が必要で、その「紙」が知識だと思うんだよね。
必要なサイズや素材の紙がないと描画の幅が狭まるので「知識=紙」が大きかったり色々な種類を持っていたら、より良い完成に近づけやすくなるね~!
・キレイとは?を知らないと掃除をすることはできない
・便利とは?を知らなければコンビニは経営できない
…ですよね!
「知識がないと『驚くけど売れない企画』を作っちゃう
(結構みんなやってるので気を付けよう!)
・驚くような売れない企画 63% × ←出オチ 笑
・驚かないけど売れる企画 20% ◎ ←商売ならこれでOK
・驚かないし売れない企画 15% × ←何故作った…笑
・あっと驚く売れる企画 2% ◎ ←天才!
3:センスは知識からはじまる
「センスの敵は思い込み」≒「主観性」
なので「客観情報」を集めることでセンスがよくなる
「感覚を信じない」
センス=知識の集積=言葉にできる
何を根拠に決定したか説明できることは大事!
4:センスで仕事を最適化する知識を増やす
(…対象物のこの3つを知ろう!)
❶王道(定番、ロングセラー、一番):歴史から
❷流行(一過性、❶の逆):雑誌から
❸共通項、一定のルールを考える
※「家系ラーメン」とか「炭酸飲料」とかで考えてみるとわかりやすいかも!
5:センスを磨き仕事力を向上させる
・わからないのはセンスがないからじゃなく、センスを磨く努力をしていないから!
・知るべきことを知る努力が必要!
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