#仕事について話そう
染め直し事例①LV財布-before & after(完)
すっかり蘇りました!
まだまだお使い頂けそうです。
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24時間いつでもOK。
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革の染色師 サエコ
染め直し事例①LV財布-4仕上げ
顔料の塗布が終わり、
すっかり綺麗になりました。
コーティング
色止めのためにスプレーを吹き付けます。
材料選びと吹き付け方でツヤ感の調整を行います。例えば、エルメスの型押し素材のバーキンがギラギラのツヤツヤだったり、シャネルのマトラッセがツヤ感ゼロだったりしたら、きっと違和感が出ると思います。
とは言え、ツヤ感に関してはお客様の好みもあると思いますので、出来る限りニーズにお応えした仕上げ
染め直し事例①LV財布-3調色〜塗布
下準備が整ったら、いよいよ染めていきます。何で染めるのか?それは、こちら
使う色は5色
私は、ほとんどの色をこの5色を混ぜて作ります。緑や茶色など、出来上がった物もあるのですが、私は使用していません。
(例外としては、パールや蛍光色。この辺りは、専用のものを使います。)
色は光の反射
暗闇では何も見えません。当たり前の事ですが、つまり、色を見るためには光が欠かせないということ。
午前中
染め直し事例①LV財布-2下地
クリーニングと脱脂が終わり、しっかりと汚れを落とし終えたら、次に染める前の下地を塗布していきます。
筆は馬毛のみを使用
私が使用している筆は全て馬毛です。
ナイロンで出来た筆なども販売されていますが、含みが悪いですし、筆先のまとまりや、顔料などを乗せた時の美しさは、自然界の動物の毛にはかないません。
馬毛の筆は、ナイロン筆より何倍も値が張ります。が、一貫して馬毛の筆のみを使用しています。
染め直し事例①LV財布-1クリーニング
ご依頼品が郵送で届きました。
LOUIS VUITTONのお財布です。
13年間、ご愛用とのこと。
1.クリーニング
まずは、お財布の表面についた汚れを専用のクリーナーで落としていきます。
この時点で、黒ずみが取れてスッキリ。ネイビーのお色が出てきました。
内側は基本的には染めないので、しっかりと汚れを落として、きれいな状態に戻します。
2.脱脂
クリーニングで表面の汚れを落としたら、