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縁を結ぶ図書館


ペンギン書店開設!

 深川の八幡様とお不動様の間に『深川えんみち』って複合福祉施設がありましてね、タウン誌深川の編集部から聞いてはいたんだけど、こないだ散歩の達人で取材したんですよ。そこにエンミチ文庫という私設図書館が出来たんです。 各棚のオーナーさんは、みんなに読んで貰いたいと思う本を、工夫を凝らして並べています。ひとつの棚は小さいけど、個性豊かな小宇宙が詰め込まれてる。マメな人はしょっちゅう本を入れ替えに来てるんですよ。その辺のことは散達に書いたんですが、もう一目惚れして、すぐ借りちゃったんです。

 んで、そのエンミチ文庫の僕が借りた棚を作りに行って来ましたよ。なんかさ、みんなに読んで欲しい本を漠然と置いても仕方ないし、タウン誌深川でず〜っと銀の輔と深川及び江東区全域を歩いてるんで、だったらミニミニ写真展会場にしちゃおうって思ったんです。図書館ですから本も置きますよ、ペンギンの本だけね。
 もう10年以上前に作ったプチ写真集を少し大きめに作り直し、これまで撮りためた区内の写真をセレクトして私家版写真集も作ったんです。壁紙代わりに、まだ永代橋の袂の一本桜が切られる前に撮った写真をプリントして貼り、葉書サイズくらいにプリントした写真数枚を置いてみました。
 結果、店名はペンギン書店なんだけど、3分の2は路上ペンギン写真で覆われちゃった。そして配布用Pしんぶんも置きました。

 しんぶんは作る毎に置き変えます。時間がある時は銀の輔と店番します。書籍持ち帰りには利用者登録(500円)が必要だけど、施設内で見るなら誰でもOK。門仲界隈を散歩に来たら、ぜひぜひ覗いてみて下さいね。デイサービスのお年寄りの緩やかな笑顔や学童保育の子供たちの元気を感じつつ、日当たりも風通しも良いスペースで読書ってのも、なかなか良いものです。もしかしたら僕もいるかもね。

https://fukagawa-enmichi.jp


深川御用達ペンギン・銀の輔です

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