「夜の予感」

熱い夜を予感しながら
深紅のペディキュアを足に落とす
火照った肌には貴方の好きな香水
ヒールを履いたら タクシーに手を挙げて…

足音に振り向く貴方に
駆け出す衝動を抑えて 歩み寄る

早く抱きとめて 抱き上げて ヒールを脱がせて
貴方にしか魅せない
濡れた瞳と 深紅のペディキュア…

終