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1日1本の路線バス

おはようございます、しおさいです。

自己紹介でも書いたとおり、僕は鉄道オタクであるわけですが、同時に路線バス沼にも片足を突っ込んでいます。

といっても、嗜好がちょっとおかしい(自分で言うのも変ですが)ようで、本数の少ないマイナー路線にハマっています。ある方のマイナー路線をまとめたブログに惹かれ(リンク可か書かれていないので貼るのは控えておきます)、路線バスにも興味を持ち始めました。

受験の関係や社会情勢の影響で最近はバスに乗っていません。早くおさまってくれないかなあ…

そんなわけで、過去に乗った八千代市内を走るマイナー路線を見ていきます。

東洋バス22系統 八千代中央駅~村上団地第一

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名の通り東葉高速線の八千代中央駅から、市内東部の村上団地とを結ぶ路線です。当記事の頭に貼った時刻表、その一番右に陣取ったのがこの路線。見ての通り運行は平日に1往復だけ、しかも真っ昼間、そして休日は運休。僕が住んでいるエリアでは一番身近なマイナー路線です(身近なマイナーとは)。

発車すると駅前通りを南進、突き当たりで左折して東へ。「新川大橋通り」と呼ばれる大通り区間が単独区間で、1日で営業中のバスが通るのはたった2回です。市民会館や新川大橋、村上駅を経由するのもこの路線だけ。最終的に勝田台駅からの路線と合流して、15分ほどで終点の村上団地第一に到着。過去に3度乗りましたが、乗客は僕一人だけ。誰も乗ってきませんでした。

千葉シーサイドバス 212系統 八千代台駅~幕張駅

東洋バスのうち幕張地区を分社する形で誕生した千葉シーサイドバス。その中で、八千代市内に乗り入れる唯一の路線です。

この路線は東洋バスグループの路線の中でもかなりの古株。しかし京成電鉄の路線拡張や渋滞などが原因で実籾駅以北は利用客が少なく、八千代台駅に乗り入れるのはこちらも平日の夕方に1往復のみ。しかも上下線でルートが違っている上に単独区間。かつては海浜幕張駅や幕張メッセに乗り入れていましたが、幕張側も路線を短縮。市内を走る路線バスの中でも非常に乗りにくい路線です。

八千代台駅を出るといきなり単独区間で、やけに狭い道路を通って県道262号へ。しばらく走って、高津新田の先で212系統は右折。ちなみに八千代台駅行きの211系統は第四中学校などを経由するためここを直進。そのため、実籾駅付近まではどちらも日に路線バスが1本しか通らない区間となっています。

左折と右折を繰り返して日立製作所へ。ここまではだれも乗ってこないので早着することもあるらしく、僕が乗ったときはここで5分ほど停車しました(そのまま発車してお客さんを置いていきそうになった)。日立製作所線も昼間や土休日は利用者がいないため、運行は平日朝夕の3往復のみというマイナーっぷりです。

実籾駅からは他路線と重複するため利用者が多く、交通量の多い武石IC(京葉道路)付近では片側2車線に。最終的に15人ほどの乗客を乗せて、幕張駅に到着。所要時間は20分ほどでした。

バス旅も悪くないね。

都会に住んでいるなら、案外身近なところに、1日数本のバスが、利用者に知られずひっそりと走り続けているかもしれません。

この記事をご覧の方の中には、そもそもバスがほとんど走っていないからあまり縁がない、という方もいるでしょう。

一度、駅やバスターミナルなんかに行って、バスの路線図や時刻表を眺めてみるのも面白いと思います。新しい発見があるかもしれません。

それではまた!

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