shiosai0257/隅木旅人
僕がつくった小説とか詩とかです。『』つきは小説です。あとあと自分で見返すとはずかしくなるやつです。
日々思ったことや動画投稿のウラ話などをつらつら書く場所です。そろそろHP立ち上げたい。
「アイドルマスター」、主に765ASとミリオンライブ!に関する話をします。ゲームやアニメの感想、ライブコンサートなどイベントの感想ほか。
日本全国、鉄道やバスなどの交通機関で出かけています。鉄道路線の完乗と、全市町村の踏破を目指しております。気づくと東北に足が向いています。
2021.12.11-12 山陰旅全5回。「note創作大賞2022」に応募した旅行記、『振り子式と、スイッチバックと、路面電車と』です。
布団に寝転がったまま、白い天井を見つめている。 ケータイを取り上げて画面に映った文字は、「0:45」。すっかり日付も変わったというのに、身にまとわりついた蒸し暑さは、一向に離れる気配がなかった。どうして部屋のエアコンはこんな時期に嫌がらせのように壊れてしまったのだろうか。俺はリモコンを差し向けてもうんともすんとも言わないエアコンをにらみつけた。 そうしたところで眠れるわけでもないのは、しかしまた事実である。おまけに明日……日付が変わったので正確に言うと今日は、朝から出か
風のすずしさに。 水のつめたさに。 ひぐらしのせつなさに。 僕は今日このとき初めて知った。もう秋は始まっていたのだと。 そんな不思議な街に、気づけば18年も住んでいます。
こんにちは、しおさいです。今日はなんだか書きたいことがたくさんあるので、まとめて日記にしようと思って書いています。 大学の話 先週から2か月の長い長い夏休みに入りましたが、実際のところは昨日まで期末レポートの山と延々闘っていたので、僕が本当に休みに入ったのは今日からです。2000字×2と4000字×2だったので、この3週間で合計12000字くらい書いたと思います。そして字数のわりに膨らまない内容、これが一番悩ましかった。 文学部生になって1年と少し、授業を受けて演習も経
※個人の感想です アイドルマスターミリオンライブ!の11thライブの詳細が先日発表されました。そのテーマは、アイドル一人一人にスポットライトを当てた「主演制公演」とのことです。 11周年の新しい挑戦に、思うところはいろいろとあるのですが、これからこの新しい挑戦が始まっていくという時期である今だからこそ、後々のために思うところを書き残しておきたいと考えました。とはいえSNSで短文を連投するのはあまり好きではないのと、それをTwitterなどでやると後から見返すのが面倒そう
2月12日、朝。 寝床が変わると寝られない僕は前夜あまり眠れず、疲れの抜けきらない体をおしてホテルをチェックアウト。友人に「なんかむにゃむにゃ言ってた」と言われながら、男二人旅二日目の始まりです。 昨日に続き、また地下鉄に乗って本日最初の目的地へ向かいます。仙台の地下鉄には初めて乗りましたが、アナウンスや警笛の音が東京メトロとほぼ同じで非常に親近感が湧きました。そして南北線には意外と人が乗っている。さすがは東北一の都市です。 仙台駅でまだ新しさの残る東西線に乗り換
すみません、今月もnote間に合わず……(先月頑張ったのと今月ちゃんと忙しかったのとで許してください)。その忙しかった理由を来週中には日記にできたらなと思っております。旅行記も、2月の東北旅が前編だけ出してほったらかしなので後編をなるべく早く出します。という感じです。
こんにちは、隅木(shiosai)です。折り畳みの日傘がいよいよ手放せなくなってきました。今年の夏も暑くなりそう……。 少し時間が経ってしまいましたが、2024年5月19日(日)に東京流通センターにて開催されました「文学フリマ東京38」にご来場くださった皆様、本当にありがとうございました! おかげさまで楽しい一日になりました。 今回が初同人だったので、今後のイベントのためにも、本稿では参加決定から当日までをざっくり振り返っていきます。 当日まで 文学フリマの存在
「文学フリマ東京38」で無料配布した小説です。 ――おかしい 水沢瑛太は、カウンターから本棚の間をじっと見つめていた。眼鏡の奥の小さな目をさらに細める。 昼というにはちょっと遅い、しかし夕方にはちょっと早い駅前のアーケードは、人気も少なく、ゆったりとした空気が漂う。 その一角に門戸を構える古書店で働く瑛太も、この時間帯は暇を持て余すばかりであった。客が来ない限り大層な仕事はないのだから、瑛太は本棚から古本をこっそり拝借し、カウンター裏に置いて読むのを、毎週の楽
こんにちは、しおさいです。今年も五月病になりましたがなんとか生きています。 今回は重大発表です……といっても、Twitterで何度もつぶやいてきたのでもうほとんどの読者さんはご存じかと思いますが。 2024年5月19日(日)東京流通センターにて開催されます「文学フリマ東京38」に、個人サークル「たびびと文庫」として出店いたします! ついにこの時がやってきましたよ……。 初めての同人イベント参加ということでドキドキが止まりません。 ちょっと立ち読みしていくだけで
昼下がり かすかに聞ゆる 歓声に 春来にけりと 窓際の席
僕は苦手が人よりも多い人間ですが、その中でも特に苦手なことが一つあります。 何かを捨てることです。 7つ下の弟が、この春で中学生になります。 まだ僕の胸の高さまでしか背丈がなかった頃はすでに遠くなり、気づけば肩のあたりに頭が来るようになっていました。今まではランドセルを背負っていたのが、今度は僕が4年前まで着ていた学ランを着るようになります。子どもの成長の速さというのは恐ろしいものです。いつかは背の高さでは追い抜かれてしまうのだろうか、とまで思ったり。 さて、中
2024年は、まさかの大災害で幕を開けた。 あの日は福島にある母の実家に一人で帰っていて、親兄弟の合流のため寝る場所の準備を祖母としていた。午後4時ごろのこと。 千葉も地震の多いところではあるので、少し揺れがくるとすぐピンとくる。「あ、揺れたな」という感じがしながらも、そこまでの揺れではなかったから、そのまま布団を敷いていたら、下の階にある居間から緊急地震速報が聞こえてきた。これは、と思って降りていってテレビを見ると。 じわじわと広がっていく、緊急地震速報の範囲。震
最初に。 いろいろな要素を詰め込んでいるので取っ散らかっています。 局所的に自分語りがすごく多いです。 半分くらい深夜テンションで書いているので怪文書になっていると思います。 劇場での日々に飛び込んでから3年半。ついに僕はライブの現地まで来てしまいました。 「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10th LIVETOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!」。4月の埼玉から始まった『アイドルマスター ミリオンライブ!』
2月11日、朝。 日が昇り始めたばかりの船橋駅から、今日は始まります。 今回は、小学生のころから十年来の付き合いになる友人との、二人旅。どこへ行こうか、という話になったときに、 「東北、行ったことないな」 友人のこの言葉がきっかけで、東北に行き先が決まりました。 お手頃な「週末パス」を使って、福島と宮城を二日間旅します。僕はもう行き慣れた土地になりつつありますが、誰かと行くことで、違った一面も見えてくるかもしれません。初めて行く場所もありますし、何より東北本線
明けましておめでとうございます(激遅)。何も書けずすみませんでした。 今月は先輩Pに勧められシンデレラガールズU149のアニメを見ましたが、すごくよい作品でした。大事なのは「小さい子たちが」頑張ることではなくて、誰であろうと夢に向かって全力で駆けていく姿だって思いました。ぜひ。
↓第1幕編 こんばんは、しおさいです。 気が付けば今年もあと1週間と少しとなりました。朝の凍えるような寒さの中、冷たい風に当たりながら自転車を漕いで最寄り駅に向かう毎日です。 さて、8月末にアニメ「アイドルマスターミリオンライブ!」についての記事を長々と書きましたが、あれから4か月、ついにテレビ放送も最終回を迎えるに至りました……! ということで、今回は全体を振り返っての感想です。 本当は本放送が始まるタイミングで宣伝も兼ねて書きたかったんですが、結局間に合わず