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2019GW-山形経由で帰省の旅(前)

こんにちは、しおさいです。

かれこれ1年近く前のものですが、未だに動画を出す目途が立ってないので、書いていこうと思います。奥羽本線・仙山線で仙台を目指す遠回りな旅です。


スリーピングトラベラー

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眠い。

始発で出るときは必ず4時に起きる。

今日は2019年4月28日。まだ開ききらない目を擦りながら、重い荷物を持って立っているここは、東葉高速線の八千代中央駅。自宅の最寄駅だ。

中野行きの始発電車は5時04分発。だがすでに20〜30人ほどがホームに立っていた。

北習志野で新京成線の京成津田沼行き始発に乗り換え、新津田沼で降りる。こちらもかなりの乗客がおり、新津田沼で降りた人々はほとんどがJRの津田沼駅へと向かう。もちろん僕もそのうちの1人だ。

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GW中で青春18きっぷは販売されていないので、今回は普通の片道乗車券を使う。津田沼から鹿島まで、秋葉原・上野・福島・山形・仙台経由。学割を適用したので2割引きされている。

津田沼5時35分発の三鷹行きに乗る。まだ空は白み始めたばかりだが、すでにかなりの乗客が到着を待っていた。

定刻通りに発車。各駅で乗車があり、特に船橋や市川などではたくさんの人が乗ってきた。そして市川を出てから江戸川を渡って東京都に入り、秋葉原には6時9分に到着。ここで山手線に乗り換え、上野へ。

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上野が「北の玄関口」と呼ばれていることはよく知られている。それは東北新幹線が東京に延び、上野東京ラインが開通した今でも同じだ。他のターミナルにはない独特の雰囲気が、ここにはあるのだ。

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9番線の蕎麦屋でかけそばを一杯かき込み、6時59分発の宇都宮行きに乗車。本格的に旅のスタートだ。

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北を目指して進め

しっかりとボックスシートを確保して、列車は定刻通りに上野を発車。ラッシュとは逆方向であることや東京始発ということもあり、車内は空いている。しかし赤羽や浦和で通勤客が乗り込み、少し混雑してきた。GW中とはいえ、仕事に向かう人も一定数はいるようで、大荷物を抱えてずっと窓の外を見る中学生の僕は、かなり浮いた存在になっていただろう。

大宮で高崎線が分かれたあとは景色ががらりと変わり、ビルの代わりに住宅や田畑が目立つようになってくる。蓮田や久喜など、比較的大きな駅でお客さんが徐々に降りていった。

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小山で多くのお客さんが降り、再び車内は静かになった。小山は両毛線や水戸線が分岐しており、新幹線も停まる。交通の便の良さから、利用する人は多いようだ。

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東北新幹線と並走して、宇都宮に着いたのは8時43分。餃子の街として知られる、栃木県の県都だ。

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この日は上越新幹線が湯沢の変電所トラブルで3時間以上運転を見合わせた日だった。列車によっては4時間以上遅れたものもあったらしく、上野駅の改札口もかなりの混雑だったに違いない。

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ここで9時12分発の黒磯行きに乗り換えて先を目指す。ここまで15両あった電車はここから4両となり、行楽客で車内はそこそこの混雑となっている。「満員電車」とまではいっていないようで、もともとこの区間のこの時間帯は利用者が少ないのだろう。

電車は東京で活躍していたお下がりで、もう30年近く走っているが、こうして新たな活躍の場を得て、いまだに現役で活躍している。モーターの音が少しうるさいが、それも悪くない。

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もう5月に入ろうかというとき。田んぼにも水が張られて、田植えを待っていた。青い空が水に反射して眩しい。

そうして電車に揺られ、黒磯には10時04分に到着。再びここで乗り換えだ。

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次回へ続く。

動画できました↓

https://www.nicovideo.jp/watch/sm36856686


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