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「あの日」と「今」という2つの時計を抱えることでしか、時を重ねることができない人たちがいる。

精神医学をもってしても、「あの日」を忘れ去ることのできる薬は存在しない。

傷は、消えない。
「あの日」が消えないのと、同じように。

"忘れ去ることができない"現実は、私たちに何を示しているのだろう?

答えは、分からない。
その意味を考えることしか、できない。

でも、それはきっと無意味ではない。


2021年3月11日。
NHKの特番を観ながら、静かに「あの日」に向き合う夜。

13日(土)の21:00〜NHKでやる、震災で親を亡くした子どもたちの声にも、耳を傾けたい。


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