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頑張ってるカフェ店員さんを見て泣きそうになった話

社会人7年目にして転職活動をして、意気込んでハイスペック企業に入社したものの数ヶ月で適応障害になり休職中の女です。


今日行った某緑色のカフェの店員さんたちの雰囲気がめちゃ悪くて(そういうの秒で察知する人)、なんでこんな不穏な雰囲気?!やばくない?!大丈夫か?!客に伝わってるよ?!と思って勝手に心配になり、ドリンクができるまで観察してみました。

観察の結果、以下全部私の考察だけれども。

先輩っぽい男の子が新人っぽい女の子にキツめに当たってた(ように私には見えた)

私は某緑色のカフェでバイトしたことがないのでフォーメーション?持ち場の担当があんまりよく分からないのだけど、K-POP風ヘアスタイルのイマドキ男子がラテマシーンの前で作業してて、新人っぽい女の子がその後の工程を任されているようでした。

前職がバチバチな接客業だったので、この子は圧倒的に慣れてないんだな、っていうのは10秒くらい観察してたら分かったんだけど、まぁ周りが冷たい。

会話まではちゃんと聞こえなかったけど、「だから、〇〇じゃん、〇〇って言ったよね?」「これ、〇〇だから。」みたいな感じで先輩が吐き捨てるように新人ちゃんに言ってて、あぁこの言い方は下が育たないやつやで…と思ってしまいました。

レジ担当の別の女の子も、緑色のカフェの店員さんとは思えないくらい冷ややかな接客でめちゃくちゃ驚いたのだけど、もはやこの店の雰囲気が全体的に悪いからこうなってるんだなぁと答え合わせ的に勝手に納得してしまった。

クールな接客というより、マジで冷ややか。バイトさんだったらまあ仕方ないかなとも思うけど、緑色のカフェらしからぬ接客を受けたなぁとも思ってしまった。
ブランドイメージを体現できているか、ってこういうことなのかなとも思ってました。

航空会社時代に、ちょっとでもブランドイメージにそぐわない接客しちゃった後輩がお客さんからめちゃくちゃクレーム受けてたなぁなんてエピソードも思い出しつつ。

その店舗の事情が分からないし、もしかしたら新人ちゃん側にも見えない別の問題があるのかもしれないけど、おいおい!先輩たちよ!客の可視範囲で不機嫌に仕事するのは接客業としてアカンで!と心の中のおばちゃんが叫びました。

でもね、案の定ドリンクが出来上がるまでの時間はけっこうかかってたけど、その新人ちゃんがものっすごい笑顔で「大変お待たせいたしました!キャラメルマキアートです!」ってドリンクを渡してくれて、彼女と出会ってまだ3分くらいなのにワタシもう泣くかと思った。

この子はきっと今先輩から冷たくあしらわれててすごく仕事しづらいし心もめっちゃ辛いかもしれないのに、それを押し殺してでも笑顔で接客していて、本当に偉いと思った。

お客さんに伝わっちゃうくらいギスギスしている先輩よりも、この子の方が接客される側にとって素晴らしい姿を体現していて感動した。

きっとこの子は自分が先輩になっても、あの先輩たちのようにはならないと思うんだ。というかならないで欲しい。たぶんならないけど。(自分でも何言ってるのか分からん)

私はただの客で、彼女に何も手を差し伸べてあげられないけど、心の中で「どうか彼女が楽しくお仕事できますように」と祈りながら店を出た。

慣れない環境にも負けずに頑張ってる姿に感動したし、適応障害で絶賛休職中の私の心にブッ刺さる、そんな体験でした。

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