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ボランティアの壁

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はじめに、注釈。
ボランティアを非難する意図はないしその素晴らしさは感じています。
今でもボランティア活動に参加しているし。
では、それを踏まえて第一の壁に関するお話です。

まだ小学生だったわたしは、
もちろんお金も、世界を変える力ももっていませんでした。
(では今はもっているかと聞かれてもこまるけど…)

そんなわたしがまずやったことは募金活動。
そして、募金をひろげるためのスピーチ。
でも、わたしの「もやもや」は募る一方でした。

どんなにがんばっても、
集められるお金には限界がある。
ーこれで足りるの?
ーこれでなにか変わるの?
そして、わたしがお金を稼げるようになっても
募金できるお金は限界があります。

そんななか、高校生になったわたしは
『授人以魚 不如授人以漁』という老子の格言にであいました。
ー飢えている人に魚をあげるのでなく、釣り方を教える
 そうすれば、その人は自分の力で生きていける。

そして、もうひとつ。
グラミン銀行のマイクロクレジットの取り組み。
参考URL:https://eleminist.com/article/756
今では賛否わかれるけれど、
わたしがここで惹かれたのは一方的な「与える」ではないところ。

ずっとお金をあげつづけることは難しい。
みんなまず、「自分の生活」があるから。
でも、誰かを助けることで「自分の生活」も潤うのであればどうか。
それなら継続できる。
最近の言葉でいうなら持続可能性(サスティナビリティ)ですね。

元手となるお金があって、
稼ぎ方がわかれば貧困から抜け出せる。
そして、それをビジネスとして行えば継続できる。

そう考えて大学では経済を学び、銀行に就職しました。
しかし、そううまくは進みません。
わたしはここで第二の壁にぶつかることになります。

第二の壁に関しては次回の記事で。
ここまでお読みいただきありがとうございました☺︎



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