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コネヒトに入社して1年が経ちました


コネヒトでママリアプリのプロダクトマネージャーをしています、おりです。

コネヒトに入社して1年が経ちました。
これを機に、1年を振り返ってみたいなと思います。
出来事をつらつら書くのも、頑張ったことを絞るのも、なんだか難しいし長くなりそうなので
今回は「1年間で印象に残っている、もらった言葉ベスト3」で振り返っていこうかなと思います。

他の誰かと比べるより、過去のおりちゃんと比べよう

これは私が「PdMとして〇〇さんに比べると頼り甲斐のない自分が嫌になる…」みたいなことをぽろっと呟いた時、当時の部長(現CPO・itosho)がくれた言葉です。

とてもシンプルだけど、常に周りと比較することでしか自分を評価できなかった私にはとても刺さりました。

そのときはコネヒトで初めてPdMという役職に就いて、自分の進め方に自信が持てない、という状況でした。(今もそうなんですけど)
一方で身近に、PdMの経験が厚く、ママリのこともよく理解していて、クリティカルかつスピーディーに物事を判断できて、頼り甲斐しかない(ついでにめちゃめちゃ優しくて人として大好きな)PdMの方がいて。
その方と比べても意味ないというのはわかるけど、ついつい比べて自分なんて…と思ってしまう。
学生の時から成績とか順位とか学歴とか、そういうものを常に意識してきたタイプで、そういう相対尺度で自己評価する癖はなかなか抜けなかったのです。

そんなとき1on1でもらった言葉が、「○○さんと比べるんじゃなくて、過去のおりちゃんと比べたほうがいいよ」というものでした。

もちろん比べることや適度な負けず嫌いさは成長する上で大事です。
でも、そこと比べるだけだと「できない自分」にばかりフォーカスがあたってしまう。
そうじゃなくて、「昨日の自分より少しでもユーザーのことが理解できた!開発のこの部分がわかるようになった!進め方が前よりもうまくいった!」など、ときには「できる自分」にもフォーカスを当ててみよう。
そう思える言葉でした。

おりちゃんの意志を形にしてほしい

これは開発チームの議論が白熱して、みんなの意見をどう取りまとめようか…とあたふたしているときに、チームメンバーに言われた言葉です。

わたしには昔からこういう傾向があります。

・みんながいいね!ということをやりたがる
・みんなの意見を平等に尊重したい
・一部にでも反対されそうなことは避ける

その時も「私がプロダクトをどうしたいのか」よりも先に「チームのみんなが一番納得できる状態にどう落とし込むのか」という考えが先行してしまっていました。

もちろんチームメンバーの納得度は大事ですし、納得度を高めるためには論理が必要なわけで、それもプロダクト開発においては大事であることは言うまでもありません。
でも、「正解がない」プロダクト開発では、論理だけではなく「私はママリを最高のプロダクトにするためにこうしたい!」という強い意志も必要です。
当然意思の裏側には調べうる限りのデータ・ロジックは必要ですが、それに加えてプロダクト愛や自分の信念も必要だと、この言葉をもらったときに改めてハッとさせられました。

そしてこの言葉をくれた人は「そのために必要なことはフォローするので!」と言ってくれたり、
また他のメンバーも「おりちゃんのこと信頼してるから、おりちゃんのやりたいことをやろう」と言ってくれたり。
そんなメンバーに恵まれた1年間でもありました。

おりちゃんは愛されながらコトを進めている

これは自分のリーダーシップスタイルについてグループワークで扱ったときに、今の部長(オグリーナ・ジョリー)にもらった言葉です。

先ほども書きましたが、私は本当に開発チームに恵まれているなと感じています。
「何を作るのか」だけではなく「なぜ作るのか」にもすごく熱量高く会話に入ってくれて、
こんな私を信頼してくれつつたくさんフォローしてくれて。

「恵まれてるな、ありがたいな」という気持ちと、一方で「自分頼りないよな、情けないな」という気持ちがどっちもある、そんな状態が続いていました。

そんな矢先、チームを客観的に見ている立場のオグリーナから
「おりちゃんってチームに愛されながらコトを進めてる感じがするよね。みんながおりちゃんのために(もちろんそれが100%じゃないけど)頑張ってる感じ!」
みたいなことを言われて、
「そうか、これはある種私のスタイルなのか」と思えるようになりました。

もちろん甘えてばかりではいけないのですが、「甘えられる」こともある種の強みだ!とちょっとだけ割り切れるようになりました。

愛され型、って自分で口にするのはめちゃめちゃ恥ずかしいですけどね。。

愛をもらった1年、そしてこれから

この1年は、慣れないプロダクトマネージャーで自信が全く持てなかったですが、
こうしていろんな人から愛をもらいながらなんとか突き進むことができました。

次の1年は、自分も愛を返すために、成果に着実につなげていけたらなと思っています。
まだまだ自信は足りないから、甘えることもたくさんあると思いますが…。

めっちゃくちゃエモーショナルな振り返りになってしまいましたが、こういうのは恥ずかしさが高まる前に公開しちゃおう!

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