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昼下がりの読書『成瀬は天下を取りに行く』

こんばんは
滋賀県在住のフリーター女です!
フリーライターではありませんよ

今日は、ビバシティの平和書店で、
『成瀬は天下を取りにいく』を購入し、横のスタバで読んでいました。(生活圏バレバレ)
読みやすく、珍しく1日で読み切りました!

ゆずシトラスティーを飲みながら

滋賀県大津市が舞台で、地域の魅力が詰まっています。
私は、滋賀県出身ではありませんが、故郷を思い出してノスタルジーな気持ちになりました。

そして、読み終わる頃には成瀬のことが好きになっていました。

成瀬はすっっっごい面白い子です。

「200歳まで生きる」
「期末テストで500満点をとる」
「将来大津にデパートを建てる」

と、大きいことを言って、叶えるためにストイックに行動して、良い結果に近付く。
かと思えば、飽きたら辞める。

成瀬が言うには、大きなことを100個言って、ひとつでも叶えたら「あの人すごい」になるという。
だから日頃から口に出して種をまいておくことが重要なのだと。

この成瀬の様子を見て気付きました。

私は心の奥深くで、何者かになりたいとずっと思っていて、成瀬のような子に憧れていたんです。

大きいことを言って、なんなく叶えてしまいそうな強さ。
周りの目を気にしない自由さ。

誰もが少なからず、「特別で居たい」という気持ちを持っていると思います。
しかし、途中で自分が凡人なことに気付く。
そして、周りの目を気にして「普通」に近付いていく。

この本が沢山の人に読まれている理由は、現代人の考え方に寄り添っているからかもしれませんね。

読んだ後の爽快感が癖になる、夏の1冊。
この本を読んで、あなたも成瀬のように少し自由になりませんか。

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