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できるビジネスマンが実践している【プレゼンテーション】で成功するために大切なこと

みなさん、こんにちは。宮口紫苑(しおん)です。

本記事では、プレゼンテーションで成功するために大切なことについて書いていきます。

プレゼンテーションの方法やコツというよりは、前提の部分について書いていきます。

この記事はこんな人におすすめ♪
・商談で成功したい営業マン
・社内で自分の意見を通したい人
・プライベートにおいて良好な人間関係を築きたい人

プレゼンテーションの語源

プレゼンテーションの語源は、Present(プレゼント)です。

これは「贈る」や「贈り物」という意味が込められています。

つまり、必ず相手がいるのです。

プレゼンテーションは独りよがりになってはいけません。

相手がいて、その相手が喜ぶような贈り物を届けるのだという前提がとても大切になります。

プレゼンテーションと発表の違い

一方、発表とは「多くの人に知らせる」という意味があります。

発表自分が知らせたいことを伝えるのに対し、プレゼンテーション相手が求めていることを伝えるという違いがあります。

そのため、目的が異なります。

発表は、ある意味で一方的ですが、プレゼンテーションは相手の立場に立ち、相手にとって有益な情報は何なのか、何を贈るのかを考える必要がございます。

プレゼンテーションをする前の工程が大切

プレゼンテーションが成功するかどうかは、プレゼンテーションをする前の時点で、私の感覚では7割ほど決まっています。

よくプレゼンテーションで、どうやって上手く話すかとか、どうやってわかりやすく原稿をつくるかとか、どうやって見やすい資料を作成するかにこだわる人が多いですが、実はその前の段階が大事なのです。

それは、相手が求めているものを把握することです。

相手とは、プレゼンテーションをする相手(聞き手)で、何かしらの意思決定をする人です。

求めているものとは何か。

単に、相手からヒアリングしたニーズのことだけではございません。

相手自身も認識していない潜在ニーズのことや、実は相手がもっとこうなったらいいのにと感じている理想のことです。

それがわかって初めて、贈り物ができるのです。

彼氏彼女や友達にプレゼントを贈るときに、相手が何を欲しいのか調査したり、これがあったら喜びそうだなとか役立ちそうだなとかを考えたりしますよね?

それと同じなのです。

では、どうやって求めているものを把握するのか。

ここで大事ポイントは、相手との信頼関係を築いていることです。

信頼関係があるから、そういった情報を聞き出せるのです。

親友が欲しいものはわかるけど、初めましての人が欲しいものはなかなかわからないですよね?

それと同じです。

最悪、どうしてもわからなければ、他の手段で相手の求めているものを調査してもいいかもしれません。

とにもかくにも、相手の求めているものを把握すること、これが一番大切なのです。

プレゼンテーションのゴール

何のためにプレゼンテーションを行うのか、この目的意識を忘れてはいけません。

プレゼンテーションが上手いねと言われるためにやっているのでしょうか
やらないと上司に怒られるからやっているのでしょうか
自分の評価のためにやっているのでしょうか
プレゼンテーションそのものが好きだからやっているのでしょうか

どれも間違ってはいないと思いますが、全て枝葉の目的だと私は思います。

幹の目的は、聞き手に意思決定を促すことです。

購入の意思決定を促す、予算案の決定を促す、融資を促す、新規事業の立ち上げの実行を促すなどです。

そして、本当にできる人のプレゼンテーションの目的はまた一味違います。

その目的は、コミットメントを取り付けることです。

単に意思決定を促すだけではなく、一緒に成果のための責任をもってやろうという約束を交わすことです。

この商品をあなたが使うことで一緒にあなたの人生をよくしよう、この予算案の可決を通して企業をよくしよう、あなたの融資で開業して絶対に利益をもたらします、この新規事業を一緒に成功させましょうなどです。

言い方は、あえて極端にしていますが、このようなニュアンスのメッセージを発して、一緒にやろうと伝えるのです。

最後にまとめると、プレゼンテーションで成功するために大切なことを一言にすると、

相手の求めているものを贈り、コミットメントを取り付けることです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。






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