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転職がよぎったときに最初にやるべきこと3選

みなさん、こんにちは。宮口紫苑(しおん)です。

私は2回の転職経験があります。

タイトルの通り、転職したいかもと思ったときに、最初にやるべきだと思うことを私の経験から書いていきます。

前提:転職は手段であり目的ではない

まず、この前提が大事です。

なぜ、転職がよぎったのかをしっかり言語化できるようにすることが大切です。

そして、それは転職をすれば解決できるのでしょうか。

転職した先にどういう人生にしていきたいのでしょうか。

転職はあくまでも手段です。

もしかしたら、社内異動で解決するかもしれないし、副業や独立などで解決する可能性もあります。

どの会社でどんな仕事をするのかを変えることは単に乗り物を変えるだけにすぎないと思います。

乗り物を決める前に、目的地を明確にすることが大事だと思います。

本当はハワイに行きたいのに、自動車に乗り始めたら一生たどり着きません。

転職がよぎったということは、自分の目的地が正しい目的地なのかどうか疑問に思ったため、もしくは目的地は明確だけど今の乗り物ではたどりつかないと思ったためなのだと思います。

目的地が明確な人は、すでにその目的地に到着している人に乗り物を聞いたらいいと思います。

この記事では、まだ目的地があいまいな人向けに書いていきます。

①本を読んで視野を広げる

今のあなたの知っている範囲で目的地を探そうとしていませんか。

私も最初はそうしてましたが、そうすると一生答えに辿りつきませんでした。

例えば、美味しい海の幸を堪能したいなと思っていても、北海道の存在を知らなかったら目的地の選択肢に入らないと思います。

まずは、自分自身の選択肢を広げることが大切だと思います。

そのうえでおすすめの本は「金持ち父さん貧乏父さんキャッシュフロー・クワドラント」です。

私はこの本を読んで、そもそも会社員(Employee)以外の働き方、自営業(Self employee)、ビジネスオーナー(Business owner)、投資家(Investor)という選択肢があることを知りました。

この本では、それらの頭文字をとってESBIという4つのクワドラントを提唱しています。

どのクワドラントが正解不正解というのはないですし、会社員以外を目指した方がいい言いたいわけではありません。

それぞれにメリットデメリットがあります。

学校では絶対に教えてくれない知識なので、この本を読んで社会について勉強されたらいいと思います。


この次におすすめの本は「転職の思考法」です。

自分の市場価値や、どのような市場に転職したらいいのかなどを客観的に分析できるようになり、転職活動においては非常に参考になります。

下記のnote記事がわかりやすいので、参考にされたらいいと思います。

私は、この本を、転職を促すためにおすすめしているわけではありません。

ただ、転職というものがどういうものなのか、今の自分の認識を変えるという意味では、まず知識をして知っていると良いと思います。

②将来が明確な人の話を聞く

自分以外の人の話を参考にすること、これが非常に重要だと思います。

ただ、相談先にも注意点がございます。

私は下記の相談先はおすすめしません。

・会社の上司や同僚
・転職エージェント
・将来のことが明確ではない人

まず、上司に相談した場合、十中八九、この会社の中で解決できないのか、という範囲内での回答がくるかと思います。

同僚の場合、同じような悩みを持っていることが多いので、生産性はないかと思います。

転職エージェントは営利組織です。

そのため、私たちに転職してもらうことを目的としているため、本当に私たちの人生を考えた相談に乗れないと私は考えています。

自分自身の将来のことが明確で、そのうえで転職エージェントを活用するのはありだと思います。

ただ、あくまでエージェントは、利益を追求しているということは忘れないようにしましょう。

最後の将来のことが明確でない人への相談は最も愚かだと思います。

道に迷っている人に道を聞いていることと同じです。

だから、将来のことを明確に考えている人に相談することが大切だと思います。

注意点は、「転職経験者=将来のことが明確な人」というわけではないことです。

将来のことが明確な人に、どうやって将来のことを考えてきたのか、今は何を目指しているのか、どういうきっかけで目指すようになったのかなどを聞いたらいいと思います。

③書き出して頭の中を整理する

視野を広げたり、自分の将来について考えたりするとキャパオーバーになるかもしれません。

そもそもなんで転職したいと思ったんだっけ?みたいなことも起きるかもしれません。

そこで、頭の中を整理するために、紙に書き出すことをおすすめします。

私自身も、何か行き詰ったら、すぐに書き出すようにしています。

書き出しについては下記の記事にまとめているのでぜひ読んでみてください。

綺麗にまとめる必要はないので、自分の考えを箇条書きでぶわーっと書き出してみるとスッキリすると思います。

まとめ

以上が転職がよぎったときに最初にやるべきこと3選でした。

今の学校教育では、出来るだけ機能性の高い自動車に乗れるようにすることを目的としていて、人生の目的地を考えることに関してはあまり教育がなされていないと思います。

もっというと色々な目的地の選択肢を教員が知らないと思います。

ただ、それは仕方のないことだなと思うので、その事実を受け止めたうえで、主体的に行動して考えていくことが大切なのではないかと思います。

私の記事で、多くの方のキャリアの参考になればなと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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