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SDGsについて考える②流行りのヴィーガンレザーとは

みなさん、こんにちは。宮口紫苑(しおん)です。

本記事はSDGsをテーマにした記事第二弾、ヴィーガンレザーをテーマにしています。

そもそもヴィーガンとは?という方もいらっしゃるかと思うので、そこから説明します。

SDGsについては、下記記事を参考にしてください。

ヴィーガンとは

英国ビーガン協会によると、ヴィーガンの定義は下記です。

「可能な限り食べ物・衣服・その他の目的のために動物の搾取を取り入れないようにする生き方」

食において、ヴィーガンベジタリアンの違いは卵や乳製品などの動物性食品を食べるかどうかにあります。

ヴィーガンはベジタリアンの一部ですが、より完全に動物由来のものを口にしないのがヴィーガンです。

ヴィーガンを支持する理由

動物の商品化を否定し、動物の搾取を避ける道徳的観点からヴィーガンを支持する方が多かったですが、近年は、環境保護の観点からヴィーガンを支持する方が増えています。

なぜ、環境保護になるのか。

それは、畜産業が環境に与える影響がとてつもなく大きいことが関係するからです。

なぜならば、家畜がゲップやおならを通じて、メタンガスを多く排出するからです。

例えば、平均サイズのビーフバーガーを週に1,2回食べる場合、その牛肉を生み出すために、1年間に604kgの温室効果ガスを発生させます。
これは、車で約2,500 km運転した時に発生する温室効果ガスと同等です。
〔出典:Million Dollar Vegan

さらに、畜産業では、大量の水を使用するため、水不足に繋がる可能性もございます。

そのため、ヴィーガンを採用することは、地球温暖化と水不足の解消につながるのです。

つまりSDGsの「目標6:安全な水とトイレを世界中に」と「目標13:気候変動に具体的な対策を」に繋がるのです。

ヴィーガンレザーとは

いよいよ本題に入ります。

ヴィーガンと聞くと、主に、食生活をみなさま思い浮かぶかもしれません。

しかし、上述しているようにヴィーガンは食に限らず、衣服やコスメなどでも近年は採用されております。

その中の一つがヴィーガンレザーです。

言い換えると「フェイクレザー」です。

ん?偽物、、、?と感じる方もいらっしゃるかと思います。

その通り、ヴィーガンレザーは、本革と比較したら確かに偽物の革となります。

しかし、ヴィーガンレザーは、環境に配慮された素材であるということから注目が高まっています。

さらに、本革よりも優れた性能があったり、高級感を漂わせたりするものもあるのです。

ヴィーガンレザーは、主に3つに分類されます。

・合成皮革
・人工皮革
・植物由来のレザー

上の二つの説明は、今回省きます。

植物由来のレザーは、文字通り植物から作られています。

例えば、サボテンりんごパイナップルきのこなどです。

これらの植物から、あら不思議と、レザー製品ができあがるのです。

自動車メーカーの「フォルクスワーゲン」ではアップルレザーをシートの表面に使用していたり、きのこレザーエルメスがプロダクトを発表し話題になりました。

身近に、このような植物由来のレザーが増えてきているのです。

ヴィーガンレザーが有名なブランド3選

①GASTON RUGA(ガストンルーガ

最初にご紹介するのが、最近インフルエンサーによって、Instagramでバズったことで有名なガストンルーガです。

価格帯も手に届きやすく、デザインも好みなので、個人的には下記のバックパック「スプラッシュ13」が欲しいです。

また、カードケースでは、話題のアップルレザーを使用しているものがございます。

②FUMIKODA(フミコダ)

次にご紹介するブランドが、FUMIKODAです。

幸田フミさんによって2016年に設立したばかりの日本ブランドです。

クリエイティブディレクターの幸田フミさんが「パソコンや書類を入れて持ち歩く際に、快適なビジネスバッグを作りたい」という想いから誕生したブランドです。

そのためスマートなデザインでありながら機能性が高いことが特徴です。

そして、動物性素材を一切使用しないヴィーガンブランドです。

個人的には、高級感もあるなと思うので、環境保護に関心のあるセレブにもおすすめです。

③Stella McCartney(ステラマッカートニー)

最後にご紹介するのが、ステラマッカートニーです。

こちらは多くの方がご存じのハイブランドでしょう。

サスティナビリティを意識した素材を使用していることで、有名です。

こちらが、その歴史です。

個人的に、ステラマッカトニーの鞄を持っている女性は、とても好感度が高いです。

デザインももちろん素敵ですが、サスティナビリティの背景からこのブランドを選んでいるとすれば、センスありまくりです。

まとめ

以上が、ヴィーガンヴィーガンレザーについてと、それらがどうSDGsに繋がるのかの記事でした。

私も、現在は本革の財布や鞄を使っていますが、次に購入するものはヴィーガンレザーにしようと思っています。

地球環境の保護に貢献していると思うと、その財布や鞄を使う度に気分が良くなりそうです。

最初は、自己満足かもしれません。

ただ、世の中でSDGsに関心のある人が少しでも増えればいいなと思っていますし、そうなったときにヴィーガンレザーを使っていると「センスいいね」といわれると思います。

①SDGsに関心がある→SDGsに関連するおしゃれなアイテムを使う
②おしゃれなアイテムを使う→実はSDGsに関連があり、それをきっかけにSDGsに関心をもつ

一般的なヴィーガンレザーのブランドは①の流れで認知度をあげているかと思います。

しかし、今回例にあげたブランドは②の流れで、世の中にSDGsに関心のある人を増やしています。

私自身も、そのように、noteを通じた自己発信でSDGsに関心をもつ読者を増やせたらいいなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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