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自己紹介

こんにちは。デルフト工科大学修士のDesign for Interactionコースに在籍しているShionです。こちらのページに軽く自己紹介を書かせて頂きます。略歴だけ先にまとめると以下のようになります。

2017年 国内の私立美術大学に入学しプロダクトデザインを専攻
2019年 学部3年次にドイツ・Köln International School of Designに交換留学
2021年 オランダ・デルフト工科大学Design for Interactionコースに入学

私はもともと日本の美大でかなり自由にものづくりをさせてもらえる環境でデザインを学びました。指導教官もあまりデザインの方法論について話すことはなく、かなり直感的にデザインをさせてもらえた気がします。結果として、ビックリするような面白い発想の作品が僕の周りの同級生からたくさん生まれ、刺激を受けながらものづくりに取り組んでいました。

学部時代の作品「体の周りを回るバッグ」


日々、自由に大学で作品製作をしている中で、ふと自分の問題へのアプローチが、一般的に言われている「リサーチ→デザイン」というプロセスでは言い表せないことに気がつきました。通常、工業デザインやその他問題解決を志向するデザインにおいて情報収集は、プロセスの前半に行われ、そこからデザインビジョンが形作られていきます。しかし、私の場合は自分の内側から湧き出てくるビジョン(もしくはResearch Interest)のようなものが最初からあり、それを先にプロダクトとして具現化し、課題の定義を行っていました。順番としては「デザイン→リサーチ→デザイン」だったと感じます。このアプローチがResearch through Design(RtD)にかなり近いということを後になって、私の恩師であるDesign for Interactionコース卒の日本の教員の方に教えてもらいました。このことがきっかけでRtDに興味を持つようになり、現在オランダにあるデルフト工科大学でRtD型のプロジェクトを実践するに至っています。デルフトでどんなプロジェクトを実際に行なっているかはまた別の記事にしたいと思います。

私のポートフォリオサイトを以下に載せておきます。Design for Interactionに関係あるものないものが混ざっています。


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こちらのプラットフォームでは、海外のデザインスクールに関する情報や、気になった研究などについて発信していきます。発信と言いつつ、自分が学んだことの備忘録として私自身が見返せるようなものにしていけたら良いなと思っています。これから記事をどんどんアップしていくのでフォローよろしくお願いします。

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