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こよみ薬膳 -sole-

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からだとこころを季節のリズムに乗せてかろやかに。 東洋医学の主流、中国伝統医学と薬膳の知恵を元に ゆるやかに調子を上げていくメッセージを 二十四節気に合わせてお届けします。
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#食事編

春分のお食事『ミモザのサラダちらし寿司』

春分のお食事『ミモザのサラダちらし寿司』



『ミモザのサラダちらし寿司』
ポイントは「自然な甘みを取り入れて」
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年度の変わり目は公私ともに変化が起こりやすい時。なかなか思ったように進まない、うまく対応できないなど、焦りや不安、考えすぎはいずれおなかの不調につながります。
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おなかの味方になるのはごはんのようなやさしい甘みのある食材。今回のメニューは気分転換しながらおなかに力をつけるサラダちらし寿司です。
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すし酢の代わりに使った

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雨水のお食事『里芋と鶏のつくねの食べるスープ』

雨水のお食事『里芋と鶏のつくねの食べるスープ』



『里芋と鶏のつくねの食べるスープ』
ポイントは「あっさり味」

冬はコクのあるしっかり味のもので厳しい寒さを乗り越え芽吹きの春を迎えるためのエネルギーや栄養を蓄えますが、一方で余分な水分や不要なものも抱き込むのでさまざまな不調の原因に。

春は軽やかに動きだす季節。あっさり味は溜め込んで淀んだものをさらさらと流してくれるはたらきをします。積もった雪が溶けはじめる雨水はそろそろあっさり味

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立春のこよみ薬膳『酒粕汁』

立春のこよみ薬膳『酒粕汁』



今年は寒波が厳しいですが、
寒さがゆるんでくると気持ちもからだも活動モードに。
動きはじめる前のこの時期はエンジンをあたためる食事がおすすめ。

なんてことはない、関西ではおなじみの「酒粕汁」です。
昨日も食べたよって方もいるかも?
最近では「神戸酒粕 郷土料理化宣言」というキャンペーンも出てきました。

鮭はからだの働きを高める栄養と元気をつくる効能があり、
あたためて元気をつける酒

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