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【小説創作論】頑張っても作品が伸びない理由の見つけ方


 こんにちは、ウェブ小説家の皐月紫音です。

 今回は〝頑張っても作品が伸びない理由の見つけ方〟というテーマで話していきます。

 私も含めて、多分この記事を読んでくれている多くの方々が日々、作品が伸び悩んでいることに頭を抱えていると思います。

 日々更新を頑張っても剥がれていくブクマ、話が進むごとに減るPV、逆にPVは付いているのに伸びない評価……。

 更新だって頑張っているし、こまめに改稿もしている。

 もう、これ以上何をすれば良いんだ。

 この小説自体、書くのをやめるべきなのではないだろうか?
 それ以前に自分に才能がないのではないか?

 こんなことを思ってしまう人も多いのではないかと思います。

 私は自慢ではなく、メンタルは多分少しだけ強い方なので、ここまで思い詰めることはあまりないのですが、それでも何をしても伸びないなと、しんどくなる時はあります。

◽️行動量を最大化せよ

 こういう時にどうすべきか。

 結論から言うと辛くても行動量を増やしていくしかないです。

 作品が伸びない原因は決して一つではないです。

 もちろん、根本的な大きな要因はあります。

 例えば、私の作品で言えば前半にあまりにもキャラクター同士の掛け合いを多くし過ぎてしまい、テンポがとても悪くなっていたということがありました。

 ここを大幅に削ったところ、1日でブクマが5件も増えました。

 ちなみに普段は私の作品は週に1人か2人、よければ新規のブクマ付くかなぁくらいです。

 この時は、まさに目の前の霧が晴れたような気持ちでした。

 これが作品の不調の原因だったんだ。
 これを直したのだから、これからはもっと作品も読まれていくはずなんだと。

 ですが、実際にはその後にすぐにブクマも3件連続で剥がれてpvも多くなったものの、評価にも繋がらないという時期が続きました。

 私の作品の不調は構成は大きな要因ではあったものの、決してそれだけが原因ではなかったのです。

 そうなれば、次の原因を見つけて今の作品を直すなり、次の作品を書く時のための参考にする必要があります。

 投稿時間を変えて見るべきか、文章表現の稚拙なところがあるのだろうか、文字数は適切か、他のところでもキャラクターの掛け合いに時間を使い過ぎてはいないかetc.....

 自分で考えて見るだけでも、その作品が読まれない原因となっている可能性のある部分は無数にあるはずです。

 とにかく、試行錯誤しながらバッターボックスに立ち、バットを振り続けない限りヒットを打つことはできません。

◽️人の視点を取り入れよ

 先ほどの私で言えば前半の構成のように修正することで、大きな効果を見込めるものを見つけるには、人の視点を取り入れるのが一番であると私は考えています。

 大前提として、自分で試行錯誤する努力は当然大切です。

 それだけやっても、これ以上どうすれば良いのかがわからないという時が創作をしていればあると思います。

 それも仕方ないことです。

 私たちの中には私たちが積み上げてきたものしかないからです。

 自分の中に新しい視点を持つことは、自分のレベルを上げるよりも更に難しいことではないかと思っています。

 ここでいう自分のレベルを上げるというのは、文章力の向上、語彙を増やしたりという今までどおりの努力をしていて、自然と高まっていく能力のことです。

 どんなに香り立つような美しい文章で書いていても、先ほどの私のように構成に問題があるなどは、自分ではなかなか気がつきにくいところです。

 もちろん、他者の指摘が全て正しいわけではなく、言うことを聞き過ぎるせいで自分らしさが消えてしまったり、作品の魅力が低下するということもあるでしょう。

 ですが、そもそも判断材料になる情報がなければどうしようもありません。

 ありがとうございますと提案していただいたことに感謝し、それが間違っていると思えば何も変えなければ良いだけです。

 日頃から互いにそういうことを遠慮なく言い合える関係の創作仲間を作ること、または有料にはなってしまいますが例えばスキマやココナラを探せば、小説への意見を出してくれる方も見つかると思います。

 成果が出ないのは本当に辛く、悔しいものもありますが、そんな時でも良し! 次に行くぞ!と切り替えて、またバットを握ることでしか前には進めないはずです。

◽️今日のまとめとアクションプラン

・作品の不調の原因は一つじゃない

・上手くいかない時は行動量を最大化するしかない

・日頃から遠慮なく意見をし合える創作仲間を持とう

・有料で作品を見てもらうのもあり


 最後になりますが、私はエブリスタでファンタジー系を中心に執筆活動をしています。

 エブリスタは、小説の書けるSNSのようなサイトです。
 是非、こちらでも繋がってください。

 小説も読んでくだされば、とても嬉しく思います。

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