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人が死ぬ時に後悔することが知りたい

参考本「人が死ぬときに後悔する34のリスト」

死ぬときに後悔したくないなぁ
人生の先輩方が死に直面したときに、後悔する事柄ってなんなこだろう?
聞いてみたいな〜と思っていたら、まさにうってつけの本をいくつか見つけることができました。

今回はその中から、実際にお医者さんである川嶋朗さんの、「人が死ぬときに後悔する34のリスト」を読んでみました。

後悔しない人生を生きたいなぁと思っていたり、死ぬ時に人生やり切った!って思えるにはどうしたらいいのかって、自分と同じような考えが出てきた人にお役に立てれば嬉しいです。

「メンタルの大切さ」と「医者を信じ切っていけない」と書かれている印象

死が迫っている時に、こういうことをやっておけばよかったーということが知りたくて本を探していましたが、

この本はどちらかというと、メンタルと病気の関係について書かれていることが多い一冊で、

難病や死に直面して、今まで手放せなかったこだわりなどから解放されることで、人生も変わっていったということが多く紹介されている一冊だと感じました。


日頃ガマンすることが多かったり、メンタルと病気について知りたい人にはおすすめの本です。

お医者さんに言われたから、といって情報を鵜呑みにしてはいけない、というような内容も赤裸々に書かれていて、とても勉強になる本でした。

この本の構成は

一章 病気を治せるのは医者ではない
二章 乱れた生活習慣を送ってしまった
三章 医者任せにしてしまった
四章 延命治療で寝たきりになってしまった
五章 民間療法を盲信してしまった
六章 最期に後悔しないために

この六章から構成されています。


死ぬ時に後悔する内容はコレ!と具体的に書き連ねていくというよりは、もちろん後悔する内容も各章に書かれているのですが、

一から五章までがメンタルの大切さや医師の裏話も交えつつ紹介され、六章で後悔しないためのアドバイスが書かれている印象でした。

印象に残ったところをピックアップ

心のストレスが大きく影響する

心の持ち方で生存率に大きな差がある
生存率が高いのは、病気に積極的に立ち向かう人。
次に、病気であることを無視できる人。
3番目は、医師の指示に従う人。
最も悪いのは絶望してしまう人。
人が死ぬときに後悔する34のリスト
病気の原因は、生活習慣や喫煙などだけでなく、心のストレスが大きく影響を及ぼしている。
人が死ぬときに後悔する34のリスト

ストレスの原因は自分自身にもあると僕は思っていまして、

昔仕事で鬱状態になっていたことがあります。
振り返って考えてみると、自分の心を守るための判断をもっと早くにしておけばよかったなーと思うんですね。


具体的には、

  • 勇気を出して有給取得を上司にお願いする。

  • しんどくなったら小休憩を入れる。

  • 休日にはガス抜きに、気分転換になるようなことをする。

といった感じで、自分を守るための選択と行動を優先しておくと、だいぶ変わったかなぁと思います。

他人や周りの環境を変えることはとても難しく、大変だけど、握りしめているものを手放して、自分を変えていくほうが、かなり簡単だなぁと今では思っています。

病気の原因は潜在意識の中にもある

病気の原因がわからない場合、潜在意識のなかに病気の原因が隠れていることもある。
人が死ぬときに後悔する34のリスト

子供の頃の心のストレスが、大人になっても影響することはとてもよくあります。

カバラ数秘鑑定やアロマリーディングを行っていると、自分でも気づいていない部分を、自分で気づき、見つめ直すことで良い方向に向かっていかれることが多くありました。

時には心と向き合う時間や、心の奥底から安らげる時間と場所を自分にプレゼントしてあげてください。

心の医師は数えるほど

薬で心の病気を治せると思ってしまった。

西洋医学では心と体を一緒に診ることができない。
精神科の医者も薬を出して反応を見ているだけ。
日本の心療内科は精神科を成り立ちとしており、本来の意味での心療内科は片手で数えられるほどしかない。
人が死ぬときに後悔する34のリスト

まさに医療業界にいる人だからわかる情報だなぁと思いました。

心のケアを行ってくれるのが精神科だと思っていましたが、実質は薬で落ち着かせる対処療法にとどまっていることがほとんどであると。

そして、心のケアをして、根本からの解決を手助けしてくれる心療内科は日本にはかなり少ないという現状。

本を読んでみて

  • メンタルが病気に大きな影響を与えている。

  • 医者の言葉を鵜呑みにしてはいけない。

  • 自分の意思をはっきりと公表することが大事。

といったことが印象に残りました。

情報の取捨選択を自分で判断することの大切さと、自分が病気になったとき、身動きできず寝たきりになったときの判断もあらかじめ用意しておくことの大切さを学びました。

人によって受け取るポイントは変わってくるので、もし興味があったら手に取っていただけたらと思います。

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