コミュニケーションで「相手と対話」のつもりが自分と会話しているかも問題
コミュニケーションがうまくいかないことはよくある。
職場や家族、同僚とのコミュニケーションの中で難しさを感じることは日常茶飯事だ。
【10/22(土)マインドフルネスワークショップ開催お知らせ】
心をやすませる「マインドフルネス瞑想の9つの段階」開催します。
練習を始めてみたものの、よくわからない、どういう方向にすすんでいくのか知りたいという方はぜひおこしください!実はマインドフルネスにもいろいろな段階があります。
「伝えたつもりが、伝わっていない!」
「良かれと思って言っていることが、悪く受け止められていた…」
「全く意図していない物が出来あがってきて途方に暮れる。」
なぜこんなにもコミュニケーションで問題が起こるのか。
コミュニケーションがうまくいかないとき、
多くの場合、聞く側、話す側お互いに
「ありのまま聞けていない」
「ありのまま話せていない」
ことが原因のひとつにある。
例えば、「大丈夫」のひとこと。
この言葉は場合よっては肯定にも、否定にも使われる。
意図が曖昧な状態でこの言葉を使うと、全く逆の意図として受け止める、伝わるということがおきる。
できれば誤解はなるべく避けたい。
そのためには、そこに個人の「思い込み」を介さずにコミュニケーションがとれるかということがポイントだと思う。
つまり相手の表情や状況も含め、先入観を持たずに、ありのままを聴けるか、話せるかどうかだ。
さて、言うはやすし。
これが本当に難しい。。
簡単そうに聞こえるが、ぜひ明日試しにやってみていただきたい。
それは相手が話しているときに、聞くことに徹してみるということ。
話の最中に、自分の中で始まる話に乗っからずにいられるだろうか。
「わかる、私も、、、」
「それはちがうんじゃないか」
「もっとこっちの方が」
そこから自分ひとりで会話をはじめていたりする。
当然、自分の中で会話がすすんでいる間は、相手の話は入ってきていない。
そうすると、実は自分が思っているほど相手の話をすべて受け取っていないことになる。
また、聞けていたとしても、そこに自分の解釈が加わって、相手とは異なる誤った理解に終わることもある。
そうすると「なぜそうしたいのか」という相手の意図することも100パーセント受けとれてはいない可能性が高い。
それは伝言ゲームを10人でやるとどんな結果になるか、よく知っている通りではないだろうか(笑)
10人分の「思い込み」の結果はすさまじい。
会話の最中に限らず、私たちは何かをしているとき、自分の中で会話を始めたり、意識が他のところに散ってしまう傾向にある。
意識は常にいろんな情報に手をつけては話を展開させ、そして消滅するを繰り返しているかからだ。
「今やっていることに意識を置く」ことは練習しないと実は難しいのだ。
この力を鍛えるには、いろいろなトレーニング方法がある。
ある種、茶道や花道、書道など、今に意識を置いていないとできない芸術や文化はたくさんある。武道もそういった要素が多く含まれている。
そしてマインドフルネス瞑想もその方法のうちのひとつだ。
まさに「今に意識を置く」ことに特化したトレーニング方法だといえる。
マインドフルネスとは、今やっていることに意識を置くこと。
なので、まずは坐って呼吸を使って今に意識をもどしていくトレーニングをしていくのです。坐ってできるようになったら少しずつ、
「日常」という名の試合にでていく、と。
坐るトレーニングに慣れてくると、自然に日常でも今に意識を置くことができるようになってくる。
毎日の坐るトレーニングは、自分の心の安定だけでなく、友人や、同僚、家族、上司との関わり方も根本的に変えていきます。
次第に相手と、より開かれたオープンなコミュニケーションが可能になる、最初の一歩のトレーニングです。
無料体験会を行っています。(ZOOM使用)
ホームページのお問い合わせより「体験会希望」と記載の上お申し込みください。
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