見出し画像

ローカルメディア『潮風』始動!!

こんにちは、愛知県蒲郡市発ローカルメディア『潮風』の
エディターだまちんです。

まずは、年明け早々に発生した能登半島地震に被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、1日でも早く安全で平穏な日々が戻ってくることをお祈り申し上げます。
自分の身の丈以上の出来事が遠くで起こったとき、
何も出来ないことに無力さを感じるのですが、
私の手の届く範囲のことを一生懸命に生きることを大事にしていきたいと
改めて思いました。

『潮風』のロゴを作っていただきました!

それでは、新年を迎え、
気持ち新たにこの『潮風』を運用していこうとしているのですが
今回の記事ではいくつか読者のみなさま(今読んでくださっている方もこれから読者になる方も)に向けて
改めてこの『潮風』とはどういうものかを紹介しようと思います。

はじめに、みなさまお気づきかもしれませんが、
『潮風』のロゴを作っていただきました。
冒頭のバナーでは少し切れているので
改めて、バンっ!!

『潮風』の新しいアイコンです!

制作者は、蒲郡を拠点にイラストなどを描いて活動されている、
ロミニシザワさん!!
こちらのロゴに込めた想いをお聞きしているのでご紹介します。

私はのんびりボーっとしたいなぁと思った時に蒲郡の海によく行きます。
荒々しさはなく、比較的穏やかな蒲郡の海、ゆらゆら揺れる波
そんなイメージから丸っこく仕上げ、どこか懐かしいレトロな雰囲気で作ってみました。

私、だまちんはビジュアル面が強くないものですから
ロミさんの素敵なデザインは本当にありがたいです!
これからをこの素敵な看板を引っ提げて活動していきます!
みなさんに愛されるメディアになるように一層頑張ります!

『潮風』の運営

さて、そもそも『潮風』がどのような形で運営されていくかを説明します。
こちらの『潮風』の事務局は、
蒲郡を拠点に活動する私設アートセンター「Mikawa Art Center[MAC]」が
母体となります。

 分かりやすく図解します。

MACの事業一覧を図にしました。

Mikawa Art Centerのミッション

Mikawa Art Centerのことを記事化していなかったので、
改めて説明をさせていただきます。

MACのミッションは、
「アートでまちをもっと豊かに」です。
まちは、歴史や文化の上に築かれているものです。
紆余曲折あれど、私たちは先人の努力の賜物の上で
「今」を生きている訳です。

「私のまちには何もない」というネガティブな言葉を聞くこともありますが
物理的にないだけであり、
目には見えない蓄積されてきた文化や独自の風土はあります。
同じまちは2つとしてない訳ですから、
そのまちらしさは必ずどこかにあります。

我がまちも高齢化に直面する多くの地方都市と同様の状況ですから、
そういう意味で似たまちはたくさんあるのかもしれません。
そういった現状も含めて
このまちの光るところをしっかりと見出し、
アート、ないしは「アート的な発想」によって
もっと豊かにしていくことを使命としている訳です。

物理的に無いものを作ることは
コスト的に限界があるわけですが
「ない」の解決方法を「作る」以外にもっていくことが出来るのは
アート的なクリエイティブな思考であると信じています。
私たちはその力を信じて、まちを「もっと豊かに」するために、
文化芸術を振興していくのです。

Mikawa Art Centerのビジョン

では、私たちはアートで豊かになった未来をどのように見ているのか。
それは、
「誰しもが表現に触れることができ、多様性に富む持続的なまちを創る。」
です。

私がこのまち(蒲郡市)に、30年暮らしてきてずっと思い秘めていたことは
「このまちで一流の表現に触れることができない」ということです。

もちろん、情報技術が発達し、
私たちはどこでも音楽を、映画を楽しむことが出来ます。
でも、それは焼き増しされた複製芸術であり、
劇場で楽しむそれとは少し違ったものになっている訳です。

文化芸術振興基本法の第2条には、以下の記述があります。

2.文化芸術の振興に当たっては,文化芸術を創造し,享受することが人々の生まれながらの権利であることにかんがみ,国民がその居住する地域にかかわらず等しく,文化芸術を鑑賞し,これに参加し,又はこれを創造することができるような環境の整備が図られなければならない。

文化芸術振興基本法第2条より抜粋

居住する地域に関わらず…とあるものの、
実際は自治体により文化芸術のインフラのレベルが違うわけですから
居住地によって差が出てきてしまっているわけです。

私は、子ども時代から表現が好きだったものの
ちゃんとインプット、アウトプット出来る場所がなかったものですから
その気持はどんどん内に秘めていくことになりました。

もっと文化的なものに触れることが出来たなら
もう少し違う人生があったのではないか、
自分のように鬱々と内に秘めて諦める子どもたち(もちろん大人たちも)
を増やしたくないと思ったところが
MACを立ち上げた根幹にあります。

そこで前半に「誰しもが表現に触れる事ができ」
といった表現を入れています。

後半の「多様性に富む持続的なまち」とは、
多様な表現を認め合うことの出来る市民性を育み
まちに多様な人たちが安心して暮らすことのできる
風土を創ることで
「個」が活躍し、繁栄していくことを思い描いています。

画一的なものは便利な半面、
その前提が崩壊すると立ち直れなくなります。

分かりやすくいうと、
私たちは今多くの芸術的コンテンツ(音楽など)を
サブスクリプションで享受しています。
加入しているサービスが終了した途端、
私たちは一気にコンテンツを享受することが出来なくなるわけです。
そのために、CDやレコードプレイヤーがあると
聞ける音源は限られるものの
一気にコンテンツがなくなるわけではないのです。

そういった色々な逃げ道をまちの中に作っていき
安心して暮らしていける風土を
文化芸術によって育んでいきたいと思っています。

そうすることで
何よりも大好きなこのふるさとを
絶やさず持続的に暮らしていけるまちにしたいのです。

『潮風』の目的

上記の図内には、いろいろ考えている事業を書いているのですが
その中で『潮風』は、
「地域情報発信事業」としています。

一言で表すと
「蒲郡のまちや人にまつわることを表現し、発信することで
蒲郡への興味関心を持ってもらい
実際に足を運んでもらうためのきっかけを創る」
です。

ミッションで触れていた「このまちの光るところ」に
きちっとスポットライトを当て
いろいろな人に共有していくことを目指しています。
「あ、やっぱりこのまちいいところだよね」と。

もちろん、現時点でも多様なプレイヤーの方が
各々まちの魅力を発信している訳なのですが
意識していきたいのは「生活者」としての情報です。

観光できていただけるだけでなく
このまちで暮らしていくのが楽しい、
このまちに住んでたけど知らなかった、
といった情報を中心に発信していけたらいいなと思います。

あとは、なかなか難しい時代ですけど
「人」にフィーチャーしていきたいと思っています。
このオンライン上で自身の「顔」を
リスクでもあります。
しかしながら、文化を作ってきたのは人。
また行きたいと思えるまちというのは
また会いたい人がいるまちだと思っています。

オンラインでいつでも人と繋がっているけど
面と面を向かい合わせてコミュニケーションする
時間も大切にしてほしい。
『潮風』では、そのきっかけになるような記事を
発信していけたらいいなと思っています。

「発信」は、アウトプット、
それ自体がある種の表現でもあります。
地域の人にも愛されて
このまちのひとつの表現として
色んな人に読んでいただけるメディアに育てていきたい
と思っております。

『潮風』の運用

『潮風』について

さて、こちらの『潮風』ですが、
私が気まぐれに配信しているだけでは
今までと何ら変わりありません。

今後は、約1週間に1回の更新を予定しているのですが、
私が書いていくだけでは芸がありません。

そこで、これからこの『潮風』の目的に
賛同し、協力いただけるライターの方と一緒に
更新をしていく予定であります!!

現状、私含めて3人なので
今後まずはそれぞれのエディターから
自己紹介記事が更新されていきます。

それぞれが興味関心のあることを1年かけて
更新していきますので
全部読むもよし、
好きなライターの記事を追っていくもよし
読者のみなさまのお好きな形で
『潮風』を楽しんでいっていただけたらと思います。

もちろん、「私も書きたい!」
という方は、コメントやDMなどでご連絡をいただけましたら
一度相談の上、掲載をしていただくことも可能です。
単発でも構いませんし、連載でも構いません!
私の好きな蒲郡の◯◯をぜひ紹介していただき
この『潮風』がどんどん充実していくと嬉しいです。

終わりに

ようやく、『潮風』から(準備中)を外し、
本腰を入れてスタートしていけるのは大変嬉しいです!
まだまだ弱小メディアなので
気張りすぎず、ゆっくりと育てていけたらと思います。

どうぞ温かい目で見守っていただけたら幸いです。
それではこれからよろしくお願い致します!!!

2024.01.08
だまちん

✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲
『潮風』では、
蒲郡にまつわること、自身の表現について
発信をしていただけるライターを募集しています。
未経験者も大歓迎!
みんなで創るメディアを目指しています。
ご興味のある方はコメントや
InstagramのDM、
メールアドレスからお問い合わせください!

Instagram: @shiokaze.gamagori
メールアドレス:shiokaze.gamagori@gmail.com
✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲✲

#note書き初め

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?