作詞・入門講座 2-5 (SK2-5) 。  ②「作詞」について。 「表現」の仕方

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「表現」の仕方

■ 「表現」の仕方

・「表現」の仕方とは、実際の「言葉」として、どう書くか。ということです。 大別して、「直接」的な表現と、「間接」的な表現があります。

「直接」的とは、気持ちを「そのまま」書くということです。 それに対して、「間接」的とは、「遠回し」に書く。ということです。

「比喩」もそうですね。 例えていう言い方です。 また、
「言葉」でいうのではなく、「動作」や「仕草」で表現する方法も、「間接」的な表現です。

例えば、「手を握る」ことは、
「好きです」と、「動作」で「間接」的に表現しているわけです。

また、「二人の関係」は、「良い」状況なのか、それとも、「冷めてゆく」関係なのか・・・

もし、場面が、「夕暮れ」時の公園のベンチであれば、なんとなく、「別れ」が近いような印象を受けます。

このように、「状況・背景・風景」の「描写」による表現方法があります。

「説明」しないで書く。ということが、重要な書き方のポイントになります。 どうしても、普段の「日常語」では、「説明」表現が多いです。

しかし、「作詞」の場合、「説明」表現をしてしまうと、シラけてしまいやすいです。 

要するに、「雰囲気(ムード)」が、冷めてしまいます。
その解消のために、「描写」表現という書き方を勉強してみましょう。

その他、「表現」に関しては、いろいろありますので、お手持ちの作詞本で、調べてみてください。